田辺聖子「猫も杓子も」


昔の読書記録ノートの紹介。

田辺聖子「猫も杓子も」

本書の主人公は、夏木阿佐子。

相変わらず、恋多き女性。

阿佐子の名言は、

「私は人生の美食家」。

私も、阿佐子みたいに人生でおいしいところだけを食べていきたい。

この作品では、同棲生活を送ってた悟が事故死してしまったのがショックだったけど、あとは楽しめる内容だった。

私は、田辺聖子の作品の主人公みたいに、何人もの男と器用に付き合っていくのは無理だけど、こんな風に男が尽きない生活っていうのも悪くないかなって思った。


(過去の読書記録ノートより)


この本を読んだのは、2011年6月16日〜2011年7月9日。

このころ、田辺作品を次から次へと読んでいたのでどの本がどんな内容だったかあやふやな部分も多いけど、「私は人生の美食家」という言葉ははっきり思い出した。

そんな生き方も悪くないかも。


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