マガジンのカバー画像

トピックス(小説・作品)

8,502
素敵なクリエイターさんたちのノート(小説・作品)をまとめています。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

それぞれの感性で (115)

みなさん、こんにちは。禧螺です。 今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。 やはりお正月になるにつれて、SNSの人の出入りが少なくなりますね。 ここ近日の記事も、普段と変わらず相変わらずのテンションで続けていますすが、繁忙期でも意外とご覧くださる方が多くて、一人でにやけています。 みなさんそれぞれに、お正月を迎えられるペースやスケールの違いだと思われるのですが、noteを通してのつながりの中でも、新しい年を迎えられるということは嬉しいことですね。 本日は

星のひかる海を探して

年末にどうしても更新したくて 3日位前からこまめに書き足していってたのですが、あとちょっとのところで下書きが1段階前のものしか残ってませんでした…。(そこからのアップデートが1番大きかった…) 30分くらい立ち直れなかったけど、仕方ないのでまっさら新しく書き直しております…。 年の瀬となりましたが、実は少し前にオフ会(サシですが)をしました。 文章の雰囲気の人どおり、と思いながらお話していたけれど、相手からみた私は色々意外だったようだった。(本物と信じてもらえてよかった

2021年を振り返らない。

私の時間の流れは 未来から今に流れている感覚。 過去から未来ではないのです。 失敗は大いに反省して 引きずらない。 起きる出来事に大して 自分の心の反応に 癖を見つける。 どんな言葉に反応して 何が嫌なのか、 そこには私が持っている 偏見があって、 いつも引っ掛かるなら その引っ掛かりを無くしたい。 常に中立でいたいので、 心乱されても穏やかさへ戻れるように 努める。 恥ずかしい思い出や やっちまった大失敗も 沢山あるのだけれど、 後ろを向くよりも前を向く。

夜と朝の中間みたいな

2021年は挑戦の年でした。 1つのテーマに対して初めて万単位で書いたのですが、形に出来ませんでした。 少し入り込み過ぎたかなあと反省しています。 それも経験でしょうか? 断片の構想は沢山書けたのですが、このテーマについて、自分が最終的にどうしたいのかが、まだわからなくて困っています。ですが、今までで一番沢山かけたくらい思い入れがあることは確かです。 きっと何かが足りないのかなぁと思います。 ユーモアとか? もしかしたら何か見落としているのかも? ふふっと笑えるとこ

日常を刻んで、終わる2021

お昼ごろ、洗濯物を干そうと思ってベランダに出たら、ポカポカ暖かかった。 年が明けたら、もうあとは春に向かうだけ。 夕方家に帰ったら大掃除の残りをやろう。 そういえば、シャンプーが切れそうだったなぁ。帰り道薬局に寄ろう。 シャンプーやせっけんなど、日用品が切れそうになって、買いにいかないとってふと思う瞬間、生きていることを実感する。 正確に、穏やかに、ゆるやかに、 日常を刻んでいく。 2021が終わるらしい。 年内滑り込み、卒業論文をようやく提出できた。 教授に

夜次元クジラは金魚鉢を飲む #44【最終話】

44. エピローグ  平日を二日はさんで連休後半に突入した最初の朝。シンがCONAの裏手に自転車を停めてガレージのシャッターを開けると、入ってすぐの壁際に水色のバケツが置かれていた。突っ込まれたチューブからはプクプクと泡が出て、赤い金魚がのんびり泳いでいる。 「おっす、シン」  パジャマ姿の海斗が奥の勝手口から顔を出し、ボサボサの頭をかきながらサンダルを突っかけてやって来た。彼はバケツの前にしゃがみ込むと、「おはよう、金ちゃん」と、あくびまじりに声をかける。 「森

「よいお年を」

よいお年を、という言葉が好きだ。 一年のかなしみもくるしみも未解決の問題も、すべてゆるされる気がするから。 会社で交わされる「よいお年を」は、程よくお互い無関心で、程よく労りあっていて、程よくあたたかくて、さみしかった。 外に出るとあちこちでひとが酒を飲み吐き散らかし、乾いた吐瀉物を鳩が啄んでいた。 一年分の記憶をキャリーケースに押し込めて帰省した。新幹線から見える景色が白くなっていく、脳裏に過る感情も白く染まっていく。自由席から吐き出され連結部、目を閉じ揺れながらこれ

2021年に選ぶ映画たち *Wake Up!!!*

今年も今日で終わりです。大雪の中実家に引きこもっています。 今年は色々とボロボロな年だったので、例年では大体60〜70本の映画を観るのですが今数えてみると44本しか新作を観ていませんでした。 これだけしか観てないのにランキング出すのもな〜でも毎年やってることだしやらなかったら気持ち悪いよな〜でも正直めんどくさいよな〜と結局大晦日までズルズルとランキング作りを先延ばししていたのですが、結局作りました。やったね! twitterでつぶやいた短い感想付きでまとめていきます。上半

おすすめしたい今年見た映画5選+α

今年見た映画も振り返っておこう。映画は、そんなに詳しくないけれど好きです。若い頃、映画制作の専門学校エンブゼミナールに通っていたこともあるのはちょっと自慢です笑。 今年は、興味があってもなくても映画を見る、を一つの目標にしていましたが、後半怠けてしまい・・・。来年の目標は、映像作品にふれること。そして映像作品に関わること、です。 本当は、映画を見終わった後、「あそこはこうだよね、ああだよね」と言い合う時間を持ちたい。だから鑑賞日記のように独り言を呟いております。では、私の

2021年の総括&来年の抱負 #年越しの支度

noteさんが2021年の記録を届けてくださいました。ありがたくいただき、せっかくなのでここに公開させていたたきたいと思います。 しかしね…、わたしが「今年も1年頑張った」って初っ端から勝手に決めつけないでくれる!?と思ったのはワタシだけでしょうか…。そういうとこやぞ…note。なんでもポジティブに接すりゃいいってモンでもないのよ、この世界は。『悪意のない善意』が何かを傷付ける事もあるって事は、これからも気遣って生きたい所存です。 ちなみに、わたしは基本、頑張らない事を頑

【通信講座】 小説「アリス、アリス、アリスノフシギ」 講評

スピード感ある文章に 46,000字、不覚にも最後まで一気に読んでしまった。 「スピード感」が描写の正確さを損なっていない点もすばらしい。 作者の創意にむくいるために 辞退されなければ 第4回川光俊哉賞佳作をさしあげたい。 おしむらくは 「不思議の国のアリス」をモチーフにする意味がほとんどなく かえってオリジナリティーを損なっているのではないかと思われる(大槻ケンヂにも似ている)。 シンプルな構造のなかで 作者の想像力が十二分に発揮されているが しいて言えば 「ウサギ」を

過ぎ去りし年の伝言

みなさん、こんばんは。禧螺です。 今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。 とうとう12月31日。 あと数時間で、物理的には、2021年とは一生お別れです。 あと数時間で、2022年です。 もう未来を行っている人、現在を踏みしめている人、過去の何かしらを整理するため時間軸的に戻っている人、様々かと思います。 おそらく、今日この場所・この時間に来てくださったのも、何かの縁でしょう。 明日も当たり前に会えるなんて確信は、ありませんから。 🌠 今日を当

2021年もあっという間に過ぎていった。

この青いころころしたこの子たちかわいいですねっていうのはまあ…。 そういうことは関係ないんですけど。 今年もあっという間に過ぎていってしまいましたね。 残すところあと少し。 あなたは今年印象に残っていることはありますか? わたしは特には思いつかないけど。 仕事してました。 仕事仕事仕事仕事仕事仕事仕事ー!!!って感じでした。 この1年とっても辛かった。 生きていることが辛かった。 生きるってこんなに大変なのかな?って。 思いながら生活してた気がします。

くるとしまでの時間

一年が終わるときに響く除夜の鐘。 幼いころ、元日にニュース映像で流れるその音を、どうしても大晦日の夜に聞きたかった。年を越す瞬間を確かめたかった。年越しイコール除夜の鐘というイメージが植え付けられていて、だから確かめるには除夜の鐘を聞かなければと思っていた。大人たちは大晦日には必ず起きていて、きっと何かが、分からないけれど何か特別なことがあるのだと信じていた。 時代は昭和である。 レコード大賞からの歌合戦、ゆく年くる年という流れのなかで私は育った。そして道産子なのである。そ