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海外で働く-料理人- 10 カナダ(就労ビザ)

 こんにちは、Kです。カナダ編その3、今回はビザのことについて。なんだか次に続きそうな予感、、、w

 今回の内容は、あくまでも自分の経験談です。ビザの条件等は頻繁に変わったりするので、これが全てだとは思わないようにお願いします。参考程度に!

 まずビザ。海外に滞在するには、ビザが必要です。国によってはビザなしで旅行者としても滞在はできますが、大抵必要です。本当に色々な種類があるのですが、ツアリスト(ビジター)ビザ、ワーキングホリデービザ(以下ワーホリ)、スチューデントビザ、ワークビザ等が馴染みのあるものかと思います。これらのビザもそれぞれ条件があるので、しっかり調べましょう。法に関わることなので、必ず自分で調べて理解しましょう。

 自分はワーホリでカナダに来ました。来た当初は残るつもりはなかったのですが、住むに連れてカナダに惹かれていき、残りたいなあと強く思うようになりました。本当はカナダの後にドイツに行こうと思っていたんです。

 カナダのワーホリは1年のみ。その後残りたい場合は新たなビザが必要なんですね。大抵の人は学生かワークビザ(スポンサーシップ)を狙います。学生はカレッジや大学に進学し、その在学年数分のビザが支給されます(確か卒業同時にビザが与えられるはずです)。学生ビザを取得できると就業も許可されます。が、あくまでも勉強が本業になるため、労働時間に規制がかかります。成績が悪かったり、テストに受からなければビザを失うことにもなります。友達何人かが学生になって残っていましたが、すっごく大変そうでした。

 学生になるためには、まず学校から入学許可が出なければビザ申請ができません(=試験)。学校にも色々種類があって、週5でしっかりやっている学校もあれば、お金目的でお金だけ納めれば許可出しますとしている学校もあります。こういう学校は週1、2回通うだけでいいので、あんまり学校としては機能していないのかなあと思います。ビザの繋ぎで使う人が多いのではないでしょう?(例:ビザが切れそうで、スポンサーを狙いたいけど、間に合わないから一旦学生になる等)

 次にワークビザ。ワークビザにも色々な種類がありますが、自分が取得したのはスポンサーシップ(LMIA、ワークビザ)です。簡単に言うと会社側から”ビザ出すから残ってー!”です。w 自分だけ残りたくてもダメです。必ず会社側の合意が必要になります。契約ですね。

 学生になるつもりは全くなかったので、スポンサーに目を付けました。だってこの歳で学びたいものなんてないし、ビザのためだけに学生になるってハッキリ言って自分にとってはお金も時間も無駄だと思ったので。そこでシェフに相談。そしてスポンサーについて聞き込み開始。うちの会社の本部は何人かすでにスポンサーされている人がいたので、まずその人たちに話を聞き、何をすべきか等を聞きました。うちの会社でレストランでスポンサーは初めてです。その後シェフがすぐにオーナーに”Kがカナダに残りたいので、スポンサーどうですか?”と連絡をしてくれて、すぐに”ぜひ残って欲しい!”と快く受けてくれました。

 ビザの申請は、政府のウェブサイトを通して行います。自分でもわからない情報等も提供しなければいけなくなると聞いていて結構不安だったので、自分で弁護士を雇うことにしました(後ほど会社に専属の弁護士がいることが発覚。そもそもなんで言わない?w)。これ頑張れば自分でできる(英語上級者しか無理)と思うのですが、ビザ関係は相当慎重にやらないと、一からやり直しになってしまうパターンもあるので、専門的にやっている弁護士に委託する方が安心安全だと思います。

 やっぱり終わりませんでした!w 次回はこのワークビザ(LMIA)について詳しく書きます!LMIAは難しいですが、一番費用を抑えられるかと思います!では!


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