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嫌いなことが好きなことになった話の【総集編】

こんにちは
Heekunです。

皆さんは苦手なことや嫌いなことがありますか?
それを克服したり、好きなことにしたいと思ったことはありますか?

という方たちに向けて書いた全4話の超大作

「嫌いなことが好きなことになった話」

の総集編です。

全4話を少し端折ってまとめたものです。

デジタルリマスター版です。

ディレクターズカット版です。

ノーカット版を読みたいという、もの好きの方はこちらをどうぞ

正直、長いです。
面白いかどうかもわかりません。
こんな人もいるんだなーくらいに思ってもらえれば。
こんな方法?きっかけ?もあるんだなーくらいに思ってもらえれば。

素人の書いた文章なので
日本語がおかしい部分が多々あるかと思いますが、ご了承ください。

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高校時代、僕はハンドボール部に所属していました。

中学まではバスケ一筋でした。
一筋といっても
「部活、それも運動部に通年で所属していると進学に有利」
という情報を聞いて続けていただけ。
別に運動は得意じゃないし、好きでもない。

そんな僕は、なんとなく建築士になりたかったので
建築系の科がある高校に進学しました。

入学し、2週間後くらいに
部活動オリエンテーションという
各部活がそれぞれ特色を紹介する会みたいなものが開かれました。
いわゆる、部員集めのための会です。

そこではもちろんバスケ部の発表もありました。
そしてその発表を見た僕は

「うわ、めっちゃチャラついてる。無理だ。」

早々にバスケ部に入部することを辞めました。

さあ、どうしよう。
バスケ部は無理だ。
けど、運動部に所属しないと就職に不利になる…

そんな時、担任の先生から
「ハンド部どうだ?」
と声を掛けられました。

担任の先生はハンド部の顧問でした。
(以下、『G』と表記する)

特に入りたい部活もなかったので
ちょうどいいと思い、ハンド部に入部することにしました。

Gは大学時代、ハンドボール部でキャプテンを務め、数々の大会で輝かしい成績を修めてきた実力の持ち主ということもあり、Gの練習はかなりキツいものでした。

夏には合宿
朝練ではウェイトトレーニング
ミスをすれば、殴られ蹴られ…
(今だと大問題ですね…)

しかし、そういった練習を
真面目にやってきた甲斐もあり
体操服はピチピチになり
クラスメイトからも
「やばくない?」と
言われるほどでした。

ちなみに試合でのポジションはキーパーでした。
(無駄に筋肉ありすぎって言われてました。)

まあ、そんな感じで
ハンド部のおかげで
「成長」を実感することができましたが

この3年間のお陰で
「運動」「スポーツ」が好きになった!

という訳ではありません。

あくまでも
この3年間は「やらされていた」だけです。

「部活やってても成績悪ければいい会社に就職できない。」
ずっとそんなことばかり考えていました。

当時の自分に
「運動は好き?嫌い?Gに言わないから正直に答えて?」
と質問したら、すぐさま
「嫌い」
と答えたでしょう。

あれから6年…

今では
走ることが、体を鍛えることが大好きな人間に。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

僕はももクロが好きです。

高校の部活のきつい練習の日々を
支えてくれていたのはももクロでした。

社会人になり
お金を稼ぐようになると
ライブに行きまくるようになりました。
グッズを買いまくるようになりました。
ファンクラブにも入りました。

SNSでファンの方たちと交流するようにもなっていました。
(以下、『モノノフ』と表記する)

ある日、Twitterであるグループを発見しました。
『20代限定のモノノフさんのグループがあります。』
(表現は違ったかと思いますが、内容は同じです。)

「興味あります!グループ参加させてください!」

すぐにリプを送り、参加させていただきました。

そのグループの方たちは
みんないい方たちばかりでした。
ライブで会ったり、感想戦(ライブ後の飲み会)をおこなったり。
とても楽しいグループでした。

そのグループとの出会いをきっかけに
5大ドームツアーが行われた際に
全てに行こうとしました。
(結局、4か所・8公演に行きました。お金…)
それくらい、ももクロの熱が高まるのと同時に
このグループのことが大好きになっていました。

その他にも、ライブやイベント関係なく
遊んだり、旅行みたいなことをしたり
Twitterで頻繁に絡むようになったりしました。

グループに参加して数か月。
僕には気になる人ができました。

その人はそのグループのモノノフで
ももクロの推しメンが同じでした。
頻繁にLINEやTwitterで絡んでいました。

お互いにプライベートな話もするようになっていました。

そして、詳細は省きますが
付き合うことになりました。

ただ、お互いの住んでいるところは
名古屋と関西。

遠距離恋愛でした。

たまに会って遊ぶ。
ライブがあれば一緒に行く。
というような付き合い方でした。

久しぶりに会ったある日。

「やばいなぁ、最近太ってきたかも。」
と僕が冗談のつもりで言うと
「これ以上太ったらあかんで。」
と彼女に言われました。

え?俺って太ってんの?

正直、当時の僕は
太ってもいなければ
痩せてもいない。
ただ、高校時代の肉体はどこへやら。
そんな感じの体でした。

「あー、おっけ。」

とりあえずそう返したような気がします。

それから、月日は流れ
二級建築士の試験勉強が始まりました。

そのため、しばらく会えなくなることが続きました。

僕は
「合格するまでライブには行かない!」
と決め
仕事や用事があるとき以外は
家に籠るようになりました。

そんな僕には構わず
彼女はライブに行っています。
Twitterには楽しそうな写真を載せています。

それを見て
「俺は行けないのに」
と、ストレスが溜まり始め
僕は「彼女へ八つ当たり」を始めました。

わかってはいます。
そんなことしたって意味はないということ。
関係が悪くなるだけだということ。

そこで、気分転換に
久しぶりに運動をしてみることにしました。
まずは、ランニング。

とりあえず、通販で少し値段の高いランニングシューズとハーフパンツ、スポーツ用のTシャツを買いました。
高いものを買えば、習慣化すると考えたからです。

1日で飽きました。
てか、走るの辛くてやってられなくなりました。

次に筋トレ。

YouTubeで筋トレ動画を見ながらやってみました。

案外やれました。
高校時代、伊達に鍛えていたわけではなかったみたいです。

が、やっぱり続かない。
というか、試験勉強と仕事でやる暇がなくなっていました。

その結果、結局「彼女へ八つ当たり」をしていました。

お互い、どんどん険悪になっていきました。

それから数か月が経ち
試験にも無事に合格しました。

そして、試験後初のライブへ向かう新幹線。

「別れよう」

彼女からそう言われ、別れることになりました。

それからというもの

楽しくない毎日。

ただ過ぎていくだけの毎日。

「刺激が欲しい。」

そう思っていると
YouTubeである動画を見つけました。

フィッシャーズの
「史上最強!スパルタンレースをやってみたがキツすぎる!!」
という動画でした。

「スパルタンレース?」

興味本位で見てみると

「障害物レース」でした。
ただ、普通の障害物レースではなく
壁を登ったり、石の球を運んだりする
「世界最高峰の障害物レース」と言われるものでした。

(以下、スパルタンレースは『SR』と表記する)

「きつそう…」
と思いつつも僕はなぜかこのレースに興味を持っていました。

それからというものの
毎日毎日、SRの動画を見漁っていました。


そんな時、なぜか
ふと、あることを思い出します。

「これ以上太ったらあかんで。」

元カノの言葉でした。

急にイライラしてきました。

「いや、俺太ってねーから」
そう思うと同時に

「…見返してやるよ。」

そう思うのでした。


それから、以前買った高いシューズとウェアをクローゼットから取り出し、筋トレとランニングを始めました。

…やっぱり続かない。

「もう見返すとかいいや。」

早々に諦めかけつつ
いつものようにSRの動画を見漁っていました。
そんな時
「あ、このレース出るか。それまで頑張ってみよう。」

エントリーすることにしました。
(こいつ、ころころ気持ち変わりすぎてイライラしますよね。)

早速、SRのホームページに行き
今更ながら、SRのレース概要を調べました。

当時の日本での開催クラスは2種類あり
5km以上の距離+20個以上の障害物の
「SPRINT(スプリント)」
12km以上の距離+25個の障害物の
「SUPER(スーパー)」

もちろん、スプリントでエントリーしようとしました。
が、既にエントリー終了。
スーパーはまだ募集中でした。

その時の会場はスキー場でした。
想像するだけで地獄です。

そこで諦めればいいものの
何を血迷ったのか、スーパーでエントリーをしました。

何を隠そう、当時の僕は10km以上走ったことがありませんでした。


そのため、まずはランニングをすることにしました。

「よし、20km走ってみよう」

また血迷いました。

早速、休日に20km走ってみることにしました。

いつもなら、2kmも走れば、帰りたくなります。
が、その日は違いました。

「楽しい」「まだやれる」

なぜかそう思っていました。

もちろん、きついですし
足は痛いです。
10km走ったことないやつがいきなり20km走れば当然です。

だけれど、なぜか

「楽しい」「まだやれる」



「目標」を定めたからでした。


「SRに出る」

そう目標を定めたから、楽しめたのです。頑張れたのです。


それからというものの
筋トレもランニングも続くようになりました。
ここから僕の行動力はどんどん変わっていきました。

SRの動画だけでなく、筋トレの動画も見るようになりました。
トレイルランもしました。
さらに、ジムにも入会、プロテインも購入しました。


そしてレース当日。

結局、ほとんど走れませんでした。
歩いたり、途中休憩したり。
障害物も半分近くをクリアできませんでした。

クリアできなかった障害物は
ペナルティとしてバーピーを30回しなければなりません。

バーピーを300回以上し、12kmのゲレンデを進み
ぼろぼろになりながらも
なんとかゴールしました。

「きつかったー!また出たい!」

運動嫌い、スポーツ嫌い、体を動かすことが嫌いだった僕が
心のそこから楽しんでいました。

ぼろぼろなのに。
障害物を半分以上クリアできなかったのに。
歩くことだって困難なのに。

「楽しい」

そう思えていました。
(ドMかな?)

それからというものの
スパルタンレースに限らず、他のレースや大会にエントリーしたり
様々なことにチャレンジしたりしました。

10kmマラソンの大会にエントリー。
ハーフマラソンの大会にエントリー。
名古屋の名城線1周(約30km)を走ってみる。

血迷って、プライベートで一人で100km走ってみたり
(死にそうになるくらい過酷でした。)


「走りたい」

「ジムに行きたい」

気づけば、体を動かさずにはいられないようになっていました。



他にも大きな変化がありました。


1つ目は体の変化です。

ゴリゴリになったわけではないですが
(ゴリゴリにはなりたくないので。)

変化は一目瞭然だと思います。

「努力は報われる」

「継続は力なり」

って本当にあるんだなと実感しました。

…てか、左の僕、太ってないですよね?笑
元カノ、この体見て

「これ以上太ったらあかんで。」

って言ったですよ。

ちょっと何言ってるかわからなかったです。



2つ目は食生活です。

PFCバランスに気を遣うようになったり

サプリメントに力を入れるようになりました。

始めたころは、プロテインとBCAA(アミノ酸)だけでしたが
1年後には、プレワークアウト、マルトデキストリン、クレアチンなど色々なものを買うようになり、プロテインも数種類買って飲み比べたりするようになっていました。
現在はこの写真よりも増えています。



3つ目はスパルタンレースでの成長です。

初めて出場した時に失敗していた障害物を
2回目にクリア。
初めて、2回目ともに失敗していた障害物を
3回目にクリア。
4回目に出場した時には
ノーミスでクリアすることができました。

成長、変化を実感できました。


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最近では、スパルタンレースをきっかけに
スパルタンレーサーのコミュニティに参加しています。

スパルタンレースのアンバサダーの方が開いてくださっているコミュニティで、ベストボディ(ボディービルのようなものです。)に出場されるような方から主婦の方まで、さまざまな方が参加されています。

毎週日曜日の朝、公園に集まって、みんなでトレーニングをしたり
(現在は、オンライン上でトレーニングをしています。)
1月には、新年会をしてみんなで楽しく、トレーニングやレースの話をしたり
(この会、ほんとに楽しかった…)
プライベートで100km走った話をしたら、それをきっかけにウルトラマラソンに誘っていただいたり…


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運動嫌いだった僕が、運動好きになりました。

嫌々部活をやっていた、進学・就職のために部活をやっていた僕が、運動好きになりました。

太り気味?だった僕が、筋肉質になりました。

ライブがあれば必ず行っていた僕が、ライブとスパルタンレースが被ったら、スパルタンレースを優先するようになりました。


6年前の自分には想像できない世界がそこには広がっていました。

「行動すれば変わる。」

「誰でも変われる。」

と僕は思います。

変われない、できないって言ってる人は、行動していない人です。

「できるかできないか」じゃなくて「するかしないか」です。

まずは「行動すること」が大切です。

努力なんて二の次でいいです。

ただ、行動するには何かきっかけが必要ですが、それもとても簡単です。

何も難しくありません。

僕なんて、YouTubeを漁ってたら見つけた動画と元カノの一言ですからね。
(もしこのnoteを見てたら、関係者各位(友達とか)は驚くだろうね。このきっかけに。笑)

Twitterに「筋肉質になりましたー!」って感じのツイートしたら

「やべぇ…」

って元カノからリプきた時はさすがに笑いましたね。笑
一応、見返すことに成功しました。笑

…まあ、この話は置いといて…


誰にも未来がどうなるかなんてわかりません。

まずは

「行動すること」

これだけです。




未来は誰にだって変えられます。




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いかがでしたでしょうか。

無駄に長ーい話。

ただただ長ーい話。

ここまで読んでくれた人いるのかなぁ…

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この話が、僕の経験が何か皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

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いただけると嬉しいです。

宜しくお願いします。


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Heekun

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