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あなたの呼吸は、ミトコンドリアの能力を引き出せている!?

今回も、「HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術」の要約・解説をしていきます。
 今回は、呼吸法について紹介していきます。

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ミトコンドリアの能力を引き出す呼吸法

 ミトコンドリアについて書かれている本はたくさんありますが、呼吸法まで言及している本はないのではないでしょうか?
 では、どんな呼吸法がミトコンドリアの能力を引き出してくれるのでしょうか?


ミトコンドリアがエネルギーを生み出す仕組み

 おさらいになります。ミトコンドリアがどうやってエネルギーを生み出しているかというと、栄養酸素を使って、エネルギーであるATPを生成しています。酸素がないと十分なエネルギーを作り出せないということになります。
そしてこのATP生成に必要な酸素を取り入れる唯一の方法が呼吸です!
呼吸の重要性が分かってきたのではないでしょうか?

あなたはしっかりと呼吸できていますか!?

 まずは、深呼吸をしてみましょう。
引っかかる感じや苦しい感じ、吸えない感じはありませんか?
普段の呼吸にも目を向けてみましょう。呼吸が浅くなっていませんか?
 人はストレスや姿勢によって呼吸が浅くなりがちです。
また、体の歪みなど体の不調によっても浅くなります。
まずは、しっかりと呼吸をできているか確認してみてください。
そして、これを読んだ今この瞬間から、呼吸を意識して生活してみてください。

血中酸素飽和度を測ってみるのもおすすめ

 コロナ騒動があり、血中飽和濃度を測るということが、コロナ以前よりも一般的になったと思います。
もし、パルスオキシメーターが手元にある方は、測ってみるのもおすすめです。

ミトコンドリアの酸素効率を向上させる方法

 酸素効率を向上させる方法は、「低酸素吸入」です。
体を短時間、低酸素状態にすることです。
 アスリート、特にマラソン選手がスタミナアップのためによくやる「高地トレーニング」がそれに当たります。
高地トレーニングは、酸素の薄いところでトレーニングすることで、細胞(特に赤血球)は、少ない酸素を出来るだけロスなく、ミトコンドリアに少しでも多く運ぶために、呼吸で入ってきた酸素を効率よく運ぶようになるので、高地トレーニング後、平地の酸素が多いところで競技をすると、効率よく酸素を取り込んで、エネルギーを生成出来るようになるので、スタミナがアップします。

自宅で出来る呼吸法

 でもわざわざそんなトレーニングすることできませんよね・・・
そこで、自宅で出来る呼吸法によるトレーニングです。
その呼吸法の開発者は「アイスマン」の名前で知られる、ヴィム・ホフです。
ヴィムは酸素を短時間で爆発させて細胞へ送り、細胞が効率よく酸素を使うように訓練する呼吸法を開発しました。
 この呼吸法は朝、起きてすぐに行うことをおすすめしています。

ウォーミングアップ

  • 座って、楽にして、目を閉じて行います。

  • かすかに圧を感じるまで深く息を吸う

  • 一瞬息を止める

  • 完全に吐ききって、できる限り空気を吐き出す

  • 息はなるべく長く吐き続ける。

  • これを15回繰り返す

低酸素吸入呼吸法

  • 鼻から息を吸う

  • 口から短く力強く風船をふくらませるように息を吐き出す

  • 息を吐くときは腹を引っ込め、吸うときは膨らませる

  • これを一定のペースで30回ほど繰り返す

  • 体内で酸素が行き届いてない場所がないか感じてみる

  • そこに息を送り込むように呼吸を繰り返す。

  • 全身に酸素が行き渡ったのを感じたら、もう一度大きく息を吸う

  • 肺を最大限に満たしてから空気を全部押し出す

  • 空気を吐き出した状態を可能な限り保って、体中の酸素を感じようとする

  • これ以上無理!となったところで、めいいっぱい空気を吸い込んで。胸が拡がるのを感じる

  • また息を止め、体内で必要としている部位へエネルギーを送る

いかがでしょうか?
最初は、頭がクラクラしたり、体がゾクゾクしたりするかもしれません。
低酸素状態になっている証拠です。その時は無理せず自分ができるペースで行ってください。(実際僕は、最初30回もこの呼吸法できませんでした・・・続けているうちに出来るようになってきます!)
 この呼吸法を毎日続けることで、体は酸素を効率よく運べるようになります。そうすると、ミトコンドリアはその酸素を使って効率良くエネルギーを生成することが出来るようになるので、毎日をエネルギッシュに活動できるようになっていきます!

ヴィム・ホフ呼吸法の動画を参考に載せておきます。

まとめ

 脳や体をいつまでも若々しく、元気に保つためには、ミトコンドリアが元気で、エネルギーを効率よく生成出来ることが大切なのですが、ミトコンドリアを増やしただけでは、不十分です。増えたミトコンドリアに栄養と酸素をしっかりとと届ける必要があります。
 今回は、その酸素を届けるための方法をまとめて見ました!
ぜひ呼吸法やってみてください!本書もよんでみてください!

次回は、寒さを感じると人は若返る!?について、詳しく紹介します。

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