実はコレって心理。「がんばれ」の受け止め方が、人によってこんなにもちがう。
実はコレって心理。
ひさびさに会った友人が、なにやら暗い表情。
どうやら仕事がうまくいっていないようだ。
友人の口から、タメ息まじりに言葉が出てくる
友「最近、仕事がうまくいってなくて」
か「それは大変だ。でも、お前なら大丈夫！がんばれ！」
友「うん、ありがとう。あの、ちょっといいかな」
か「なにどうした？」
友「『がんばれ』って言葉、実はちょっとプレッシャーなんだけど」
か「え？そうなの？わたしは励ますつもりで言ったんだけど…」
友「うーん、敏感すぎるかもしれないんだけどさ」
か「どうしてプレッシャーになるか聞いてもいい？」
友「昔から『がんばれ』って言葉を聞くと、自分がもっと頑張らないといけないって思っちゃうんだ」
か「そうだったんだわたしなら『がんばれ』って言葉を聞くと、逆に励まされてたから。」
か「学生時代のとき？」
友「そうなんだ。実は大学の時にすごく厳しい教授がいて。毎回『がんばれ』って言われるたびに、もっと完璧にやらなきゃって思って、すごく辛かったんだ」
か「辛かったんだね。『がんばれ』の受け止め方ってこんなに違うんだね」
友「そう。だから、最近は誤解されないようにがんばれを言い回ししているんだ。」
か「なになに、それおしえてよ」
友「『がんばれ』よりも『無理しないでね』とか『自分のペースで』にしたの」
か「その言い方があったかぁ。今度からそうしよう」
友「ぜひぜひ」
か「もっと相手の気持ちを考えないといけないね」
友「励ましの気持ちはわかってるから、気にしないで。ただ、こういう話ができるのはすごく助よ」
か「そう言ってくれると嬉しい。これからは気持ちを考えながら言葉を選ぶよ」
友「うん、それがいい。お互い、励まし合いながらやっていこ」
「がんばれ」の応援でも、人によって受け止め方がちがう。
今回のケースで自分の励ましの言葉が逆にプレッシャーになっていたことに気づきました。
もっと相手の気持ちに寄り添う必要があると感じました。
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