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ケージ飼い鶏の卵が禁止に💛放し飼いorケージフリーのみ🥰カリフォルニアで感動した話!社会が動いた事に胸が熱くなりました🎵

先日、旅したアメリカで嬉しいことを知った🥰

ケージ飼いで生産した卵が法律で禁止になっていたのだ!!
ケージフリー、または放し飼いの卵のみが売られるようになったのです!※
2018年に家畜監禁に関するイニシアチブが住民投票で通過し、2022年から施行されたとのこと!
(※放し飼い:フリーレンジは鶏は外に出られる。ケージフリーは室内で動き回れるだけ)

何と喜ばしいこと!
こういう日が来るとは!
資本主義のアメリカでもこういうことがあり得るとは!

どれだけの動物愛護団体の人が、長年頑張ったのだろう。
ただ安いものを買い求める人を含めて、多くの住民たちの意識をシフトするのにどれだけの努力したのかと想像して、頭が下がった。

以前、書いたが、大きなことを動かすにはじわ~~~っと時間をかけて行う必要があるのだ。諦めず、何度も何度も働きかけ、じわ~っと人々の意識を変換させていき、覚醒させていき、最後に行政を動かす。

その話を書いたのはコチラ⤵⤵

感動しました🥰
今回のフリーレンジへの変換には!

フリーレンジと大きく書いてありますね!
4.99㌦ならとっても安い!
平均7ドルくらい(1000円/12個くらい)
日本の放し飼いは400円/6個くらいなので大差ない❓


この動きは、他の州にも広がっているようで嬉しい💖
スーパーだけでなく、レストラン等でもケージ飼育された鶏卵を販売したり購入したりできません!
外食していても、安心です。

20代の頃から環境問題や動物の権利について考えることが増え、ベジタリアンになったのだが、卵は低い頻度ながら少し食べる。
私は放し飼いの卵しか買わない。

四半世紀前にカリフォルニアに住んでいた時、ケージ飼いの鶏を見てショックを受けたのも思い出した。全身、羽は抜け落ちており、小さいオレンジ色の寄生虫に覆われていた。


一番下の商品は、ケージフリーと書いてあります

実家ではケージ飼いの安い卵を父母が購入している。
放し飼い卵を私がなぜ買うかを何度話しても、母の考えはずっと変わらない。お金に余裕が無いわけではないのだから、放し飼いにしょうよ!という話をした回数は、どれくらいになるのだろう。帰省の回数とほぼ同じか?

味に訴えてみようと思って、味の違いについても切々と訴えてみるが、「味の違いなどわからない」と母は言う。(並べて比べて食べてみなくても、本当にまったく違うのですが、、、)

実の母、一人の考えをシフトさせることも出来ずにいる💦
それも、30年間も!!😢

食品ロスを減らす&貧困層への支援にもなる「アウトレット マーケット」
スーパーにもアウトレットがあるアメリカ!
商品の品ぞろえは普通の店より良くないが、安い!

今回のカリフォルニアでのケージ飼い禁止になったことには、本当に感動した!

もう一つ、感動したのは、ずっと捨てられたり傷ついたりした動物(犬や猫だけでなく、家畜に選ばれた豚や鶏も)を保護してきた友人の話だ。
スーパーの卵の棚の前で感動する私に、「これで終わりではない」と言ったのだ。

肉用鶏の飼育環境も以前より飼育面積の確保について新しい法律ができたようだが、まだまだだと。
そして、フリーレンジだったとしても、本当の意味で動物の福祉を考えるにはまだ程遠いと。

「オスはどうする?」
「閉経後のメスはどうする?」

という問題が残ると。

その友人の庭には、鶏舎などで殺処分になるところを助けられたなどの鶏が約20羽ほどいた。卵用だった鶏は、広々とした鶏舎で余生を過ごしていた。庭で日向ぼっこしたり、木に飛び上がったり。
まったく卵を産まなくなった高齢の鶏も多い。20羽くらいいて、1日に合計4~5個くらいの卵を産む。個数は、天候などで左右されるようだ。


幸せな鶏たち💖10歳を超える高齢の鶏もいる!
夜中にコヨーテやマウンテンライオンがうろつくので、夜は小屋に入って休む


横たわって日向ぼっこ中🌞
くちばしがヒヨコの時に切られていて短い(特に白い鶏)

彼らは、鶏用のエサだけでなく、友人手作りの「サラダ」も毎日食べる。この家では、「チキンサラダ」と呼ばれていたが、これは鶏が!食べるサラダのこと。
こういうのを食べていれば、10歳を超える高齢の鶏もみな元気に決まっている!

玄米にレタス、コーン、人参などが入る

日によって違う食材が、鶏の小さい口に合わせて小さく刻んである。いわゆるチョップドサラダ。人間ももちろん食べられる。(私も食べた)

感動のあまり、この話、長くなりました。。。この辺で終わりにします。

諦めないで何度も何度も理想にむかって努力する!と心に誓います!
私も、腐らず怒らず驕らず、粛々と良い社会になるように働きかけし続けようと思います!!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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はつみ|管理栄養士|プラントベースの栄養と料理@ベジ広間の縁側





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