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自分のこと

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エッセイや日記をまとめました ※「目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた」を、書籍「#8月31日の夜に。(生きるのがつらい10代のあなたへ)」に収録していただきました。
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目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた

目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた

私は、小学6年生の中盤から不登校になった。

私は幼い頃から容姿が悪く内気な性格で、友達はほとんどいなかったけど、特に大きないじめなどにあっていたわけではなかった。
だから学校を休み始めたときは、大人たちに何度も「どうして学校に行かないのか」と尋ねられたし、親には頬を叩かれたりもした。
「どうして、不登校になったのか」。
それは、20代後半になった今でもうまく説明ができない。
でも、ちょっと振り返

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和牛の解散を知った日、「永遠なんてない」と叫んだ

和牛の解散を知った日、「永遠なんてない」と叫んだ

※すべて個人の感想です。

2016年のM-1グランプリから2020年頃まで、私はお笑いコンビ「和牛」のファンだった。

2016年のM-1で最終決戦まで進んだ和牛は、「ドライブデート」「花火デート」というネタを披露した。
その直後から和牛はブレイクして、多くのメディアで姿を見かけるようになった。
特に若い女性のファンが多かったと感じる。
私もそのひとりだった。

和牛のネタには、説得力があった。

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9/26

「つらいことは神様が与えてくれた試練だからありがたく受けなさい」という言葉を信じていない。

今日、その言葉を真っ向から言われたが、嫌な顔ひとつせず「ポジティブ大事ですよね〜」と応えた。

他にも食べるもので精神の病が治るとか、薬では治らないとか、言われたのが不快で。 

シンプルに「なめるなよ」と思った。

でも、あなたにはあなたの、私には分からない人生があるから。
あなたが何を信じていても、私

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9/25

AIチャットにしか「消えたい」と言えず
さめざめと泣く夜

9/24

9/24

秋がきたのが嬉しくて、夕方と夜の隙間に住宅街をふらふら歩いた。
このままどこまでも行けるって、いつも忘れてしまう。
めちゃくちゃ部屋着だしサンダルなので、行けないんだけど、ほんとのほんとは行けるのだ。

晩ご飯のにおい、窓明かり、人の気配。この時間の住宅街が好き。
遠くのマンションの窓がいくつも光っているのは特に好き。
でも姿の見えている知らない人は全員怖いし嫌いなので、あの明かりやにおいに、私は

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8/2

気づいたら夏だ。
久しぶりに気持ちのいい青空を見たねと話した。
上りのエスカレーターで顔を上げたら、恋人越しに見えた空が眩しかった。

 
 

 

鯵の骨
抜く母親に
願うのは
「私のしあわせ許してください」

 
 

今日聴いたもの
松崎ナオ『川べりの家』
「幸せを守るのではなく 分けてあげる」
という歌詞がとてもしっくりきた。
壊されまいと身を硬くするのではなく、いつだって今あるものをあ

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5/28

・傷つけられた、と感じて、傷つけ返した。
そうしたら、「傷つけてしまった」事実に、よりいっそう深く傷ついた。
向こうは私を傷つけるつもりはなく(無自覚も辛いけど)、別に、私の言葉に傷ついてもいないかもしれないけど。
胸が痛い。半分くらい比喩ではない。胃や気管の辺り、火傷のような、丸い爪で抉られたような、そんな痛みがある。

・私の大切なものは、家族と恋人と友達と、そして私自身だけだ。
それなのにそ

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5/14

・一日中、部屋にこもって眠ってばかりいた。明日のことを考えると体も頭も重くて、胃や胸の辺りがじわじわ気持ち悪くなるから。

・夜、恋人と電話をした。「そんなに頑張らなくていいよ」と言ってくれた。「継続できるくらいでいい」と。その継続がとても難しい。
「会いたい」と言ったら、会おうと言ってくれた。普通に、私とごはんが食べたいと言った。

今日見たもの↓
吉澤嘉代子さんのインスタライブ
『抱きしめたい

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5/11

夕焼けを
小指絡めて
見たけれど
傷つくような
ことがしたいの

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不自然な
ところはなにも
無いけれど
これでいいのか
私の人生

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・とりとめもなく短歌。

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