原子力開発の黎明期に、世界が描いた理想的な核燃料サイクルは、機能的に、半分も実現しておらず、発展どころか、衰退の方向に進行しており、商業用再処理工場として稼働しているのは、仏国くらいであり、日本は、建設開始から四半世紀経ても、工期遅れや安全対策の不備で、再稼働時期が、明確でない。
おはようございます。 【note川柳】 ふらつかずプルサーマルを原則に ※原子力規制委員会の更田委員長が退任された。 それを機に核燃料再利用の原則を曲げて核のゴミの直接廃棄(処分)が必要な革新炉に舵を切るのであれば、政府は方針転換を国民に説明するのが先ではないのでしょうか?
(続き)欧米日の大部分の核燃料サイクルは、再処理なしのワンススルー方式になっていますが、その場合、使用済み燃料は、遮蔽容器に収められ、地下貯蔵所で、長期にわたり、管理されます。英仏は、周辺諸国と日本を顧客として、再処理事業を担ってきましたが、英国が中止、仏国もメリットなし。
(続き)核燃料サイクルを構成する再処理と高速増殖炉は、ダメであり、将来的可能性は、ゼロ、核融合炉もダメ、蓄電システムを完備しても再エネ利用の拡大は、50 %止まり、残りの50 %は、電力供給危機管理として、確実に対応できるLNG火力発電と暫定的な原発、さらに、その先は何?