グリッドラインを引いてはめていけるわけがない 「42×28を用意させて50以上の吹抜けを計画させてみる」 試験なのだから これってこの試験のマインドそのもので、例えば要点も同じ つまり 「誘導して、浅はかな勉強を試す」 ってこと 試験元はその手法が天才的
コアは最後に、決める 正確に言うと最後では無いんだけど、かなり最後のほう 動線とゾーニングを満たしてから、打つ 基準階以外でコア決め打ちなんて愚の骨頂
この試験、法規が抜ける人はもういない 必然、意匠の試験に戻ることになる R5図書館まではその移行期で、ことしR6から全開になると思う
まず、利用者のための建物を設計する 次に管理(設備) 次に構造 次に空調 重要度は昇順で下がっていくというか、下げていく 特に空調なんかどうにでもなる プール年はプール18m飛ばしで受かってる人なんか何人もいる
ゾーニングは外部要因(良環境と🅿️)から自然に決まる 客観的に出したその配置をドラスティックに変える場合、ヘリアキに“シロ”が必要 そのために良環境は常に+1mしておく
言うて、この試験に3層同時進行しないと解けないエスキスはほとんど、無い せいぜい2層止まりです これが覆されたのが美術館の年かと
エスキスは、「いける」と思ったものを我慢して、2~3事象“その向こうを張るように”プラン推敲した時、 合格プランに近くなってると思います その我慢というのは、チェックだったりする
本試験を終えて、 「落ちるなら、これとこれがみられて落ちると思います」 くらいで帰ってきたら、たぶん受かってる 要は勝つポイント負けるポイントすべて頭に入ってるってこと=すなわちその課題を把握できたってこと
マークすると、抜ける 抜けないためには、マーキングをできるだけ少なくする 二律背反してるけど、これが真実 “情報への飢え”ってやつです
たぶん、試験元は次は断面方向のプランを問うてくる それは快適な窓の高さだったりその天井高での空調の利かせ方だったりするんだろう そうなると階段と斜線が途端に混乱する 要は「建築のすべてを知っておけ、そういう試験だ」ってなると思う
躯体の外形は、素直に出す 43mが出てるのに42m、29mが出てるのに28mとかにしない 試験元はその“予備校マインド”を狙ってくる
エスキスで柱を打つのは、最後。 決め手は、 廊下、欲しい空間のキワ、階段(EV)が出たとき。
この試験は、“人溜まり”と“人の流れ”を作る試験
要点をガンガンに意識しながら、エスキスする 要点を満たした図面は、落ちない
敷地周辺の情報はすべてチェックする 隣地のビルの高さ、用途も読む なんなら、植栽の切れ間まですべて、頭に入れる
計画の要点は、作図の後に書く。 エスキスは要点を満たすための行為だから。 要点を満たすエスキス 👇 作図は、要点を図面(=絵)で書いてるようなもの 👇 要点記述は、結果、ただの清書状態になる ※利点はいくつもあるのでまた今度
基準階は、基準階は誰でも組めるので、どうでもいい。 見られてるのは1~2階の動線とゾーニング。
要求室は常に面積90%掛けで検討しておく 約200㎡なら180㎡で 「以上」の場合は、無条件に10㎡足して検討する 200㎡以上なら210㎡で
階振りに迷ったら課題文の要求室の昇順に1階~2階~3階でおさめるとうまくいくことが多い