GAYA

第2回「この時代の写真を見るとすれば、ベトナムの風景が多かったんです」(文=橋本倫史)

第2回「この時代の写真を見るとすれば、ベトナムの風景が多かったんです」(文=橋本倫史)

家族連れが、荷物を提げて歩いている。券売機の横にある入り口に「京王遊園プール入口」と書かれている。場面が切り替わると、水着姿のお父さんが体操をしていて、それに倣ってこどもたちが体操をしている。後ろにプールが広がり、大勢の人が遊泳を楽しんでいる。 映像が撮影されたのは、1961年8月13日。撮影したのはこの8ミリフィルムを提供してくれた人のお父さん。自分の家族と、母方の祖母、母の妹家族と一緒に、京王プールで過ごした夏休みの一日が、断片的に記録されている。初回の題材として扱うの

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SIは見た No.66『理容店2』の場合
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SIは見た No.66『理容店2』の場合

私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年9月)のお題は、No.66『理容店2』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *2021年度

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同じ映像を見ても、思い浮かぶものは人それぞれ。昭和の8ミリフィルムを通して今の時代を考えるワークショップの記録、「SIは見た」を公開中!
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同じ映像を見ても、思い浮かぶものは人それぞれ。昭和の8ミリフィルムを通して今の時代を考えるワークショップの記録、「SIは見た」を公開中!

世田谷区内から集まった8ミリフィルムの映像を元に「私たちは今、どんな時代を生きているのか」を考える活動「サンデー・インタビュアーズ」。活動の記録を「SIは見た」というシリーズにして公開しています。note記事での掲載のほか、世田谷区の文化施設、生活工房の「生活工房アレコレ2021 8ミリフィルム常設上映」コーナーにもハンドアウトが設置されています。ぜひご覧ください。 第4日曜日にあつまり、はなす東京アートポイント計画のプロジェクトのひとつ「移動する中心|GAYA」で行ってい

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第1回「誰かが残した記録に触れることで、自分のことを語れたりするんじゃないか」(文=橋本倫史)

第1回「誰かが残した記録に触れることで、自分のことを語れたりするんじゃないか」(文=橋本倫史)

 再生ボタンを押す。  真っ暗だった画面に、人のようなシルエットをしたアイコンが映し出される。その映像は、コロナ禍ですっかり浸透したオンライン会議ツール「Zoom」の画面を録画した映像だ。参加者はまだ、主催者ひとりだけ。カメラはオフになっているけれど、音声はときどき聴こえてくる。扉が閉じられる音。コップをテーブルに置く音。何かが擦れる音。生活音のひとつひとつにも個性がある。たとえば同じ家族でも、玄関を開ける音もそれぞれ違っていて、音を聴けば誰が帰ってきたのか判断がつく。

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SIは見た No.41『流鏑馬』の場合
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SIは見た No.41『流鏑馬』の場合

私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年8月)のお題は、No.41『流鏑馬』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *2021年度は

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世代を通して見えてくるものとは何か──「他者の話を聞く」橋本倫史×松本篤(後篇)

世代を通して見えてくるものとは何か──「他者の話を聞く」橋本倫史×松本篤(後篇)

昭和の時代に撮影された8ミリフィルムのホームムービー。 かつて誰かが撮った私(わたくし)の記録を手がかりに、ロスジェネのメンバーが過去と現在をたずねるプログラム「サンデー・インタビュアーズ」の活動がはじまりました。 プログラムの始動にあたって、活動の記録を執筆するライターの橋本倫史さんと、サンデー・インタビュアーズの企画を務めるAHA! 世話人の松本篤が「他者の話を聞くこと、それを残すこと」についてお話しました。 変わりゆく風景を目の前に、語られた言葉をどのように記録す

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“わたくしの記録”から過去に触れる──「他者の話を聞く」橋本倫史×松本篤(前篇)

“わたくしの記録”から過去に触れる──「他者の話を聞く」橋本倫史×松本篤(前篇)

昭和の時代に撮影された8ミリフィルムのホームムービー。 かつて誰かが撮った私(わたくし)の記録を手がかりに、ロスジェネのメンバーが過去と現在をたずねるプログラム「サンデー・インタビュアーズ」の活動がはじまりました。 プログラムの始動にあたって、活動の記録を執筆するライターの橋本倫史さんと、サンデー・インタビュアーズの企画を務めるAHA! 世話人の松本篤が「他者の話を聞くこと、それを残すこと」についてお話しました。 対談の前篇は、これまでの関心や取り組みについてお話します

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天神イムズが閉館。
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天神イムズが閉館。

Vol.457 果物を切ったり搾ったり。 農産加工を通して幸せな世界づくりを 目指してます😁 田中の地元、福岡の天神にある 『イムズ』が8月31日をもって閉館。 32年間の歴史に幕を閉じました。 閉館前にもう一回行きたかったな… なんだか離れているから実感もわかず とにかく、記憶の中の景色が 頭の中で映し出されています。 中学生の頃から行ってたな〜 島村楽器とか、日産をはじめ 自動車メーカーのショールームもあって R33スカイラインのカタログ貰ったな〜 一日中い

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SIは見た No.29『京王プール』の場合
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SIは見た No.29『京王プール』の場合

私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年7月)のお題は、No.29『京王プール』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *2021年

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あいだをうごく【1】|アートプロジェクト以外のことばも必要

あいだをうごく【1】|アートプロジェクト以外のことばも必要

東京都内各地で地域NPOとともにアートプロジェクトを展開する「東京アートポイント計画」では、「プログラムオフィサー(以下PO)」が伴走し、プロジェクトの中間支援を行っています。また、東京アートポイント計画と連動した人材育成事業「Tokyo Art Research Lab」も並行して実施中です。  POは、誰かや何かの中間に立ちながら動いています。行政とNPOの間に立ち、情報を共有すること。担当事業の取り組みを価値化し、外部にひろく発信すること。事業に共感してくれる人を増やす

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