SUNDAY INTERVIEWERS|サンデー・インタビュアーズ

「サンデー・インタビュアーズ」は、東京・世田谷ので収集された昭和のホームムービーを通して、現在という時代を照らし出す“ロスト・ジェネレーション”世代の余暇活動です。https://aha.ne.jp/si/

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「サンデー・インタビュアーズ」は、東京・世田谷ので収集された昭和のホームムービーを通して、現在という時代を照らし出す“ロスト・ジェネレーション”世代の余暇活動です。https://aha.ne.jp/si/

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    • サンデー・インタビュアーズをめぐるドキュメント

      昭和の時代に撮影された8ミリフィルムのホームムービー。 かつて誰かが撮った私(わたくし)の記録を手がかりに、ロスジェネのメンバーが過去と現在をたずねるプログラム「サンデー・インタビュアーズ」の活動がはじまりました。 ライターの橋本倫史さんによるドキュメントです。

    • SIは見た

      昭和の時代に撮影された8ミリフィルムのホームムービー。 かつて誰かが撮った私(わたくし)の記録を手がかりに、ロスジェネのメンバーが過去と現在をたずねるプログラム「サンデー・インタビュアーズ」。月に一度の日曜日、7人のメンバーは1本のホームムービーをじっくり紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 そこには何が写っているのでしょうか。メンバー6人の言葉を紹介します。

    最近の記事

    第10回「真ん中に写っているのは、おじさんが好きだった先生でしょう」(文=橋本倫史)

    サンデー・インタビュアーズの活動の中で、だれかに“きく”ことの手がかりとなるのは、8ミリフィルムで撮影された古い映像だ。 “きく”を掘り下げる勉強会の中で、カナダ出身のラナさんが皆にきかせてくれたのは、個人的な事例だった。 「カナダの家には地下があって、こういうふうに倉庫になっていることが多いんです。日本に戻ってくる前に、ここをきれいにしたいなと思って片付けていたら、ある日、おばあちゃんの写真を見つけました。それはベトナムの写真で、戦争でなくなってしまったと思っていたので

      • 第9回「言葉が途切れたあとも余韻が響いているのかもしれない」(文=橋本倫史)

        今年もまた、「サンデー・インタビュアーズ」のプロジェクトが始動する。私たちは、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズは、この問いを探求するべく、月に一度オンラインで集まって活動をする。その手立てとなるのが、東京・世田谷の各戸から提供された「8ミリフィルム」だ。家族の団らん、レジャー、社員旅行などが写る、昭和のホームムービー。今とは異なる時代の風景を手がかりに、今という時代と出逢い直すのが、サンデー・インタビュアーズだ。 活動は3つのステップから成る。ステ

        • SIは見た No.69『新百貨店落成式など』の場合

          私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、6人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2022年8月)のお題は、No.69『新百貨店落成式など』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバーの言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *メンバ

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          • SIは見た No.31『東京転勤』の場合

            私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、6人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2022年7月)のお題は、No.31『東京転勤』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバーの言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *メンバーは202

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            サンデー・インタビュアーズ2022の参加者を募集します!

            対象者原則として、ロスジェネ世代(昭和45–57年ごろ生まれ)の方 話を聞いてみたいと思っている人がいる方 「世田谷」にゆかりがある方(出身、在住、在勤など) 「昭和」という時代に興味がある方 「8ミリフィルム」というメディアに興味がある方 活動内容「世田谷クロニクル1936-83」に収録されている84タイトルの映像をひとつ取り上げて、1カ月間かけて3つのステップ〈みる、はなす、きく〉に取り組みます。活動の内容やこれまでの取り組みの記録は、サンデー・インタビュアーズのウェブ

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            サンデー・インタビュアーズの特設サイトを更新しました!

            昭和の時代に撮影された8ミリフィルムを通して、ロスト・ジェネレーションの世代が“現在地”をさぐるプログラム「サンデー・インタビュアーズ」。 6名のサンデー・インタビュアーズが参加した2021年度の活動が終了しました。特設サイトでは、参加者が交わしたそれぞれの視点や発見を紹介する「わたしの場合」を掲載しました。 このnoteでは、ライターの橋本倫史さんによるワークショップの記録連載「サンデー・インタビュアーズをめぐるドキュメント」や、参加者の会話録を掲載しています。 サン

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            第8回「子供心にいつもと違う感じがして、わくわくした」(文=橋本倫史)

            2021年度としては最後のワークショップが開催される1月23日は、西から入り込んだ前線の影響で、全国的に天気は下り坂になると天気予報では報じられていた。雪マークが出ている地域もあり、東京でも冷え込む予報が出ている。 最後の課題に選ばれたのは、「世田谷クロニクル1936-83」のNo.74、『松陰神社、双葉園、雪の日』だった。昭和50(1975)年の1月から2月にかけて撮影されたもので、トータルで18分19秒の長い映像だ。参加者のひとり、佐伯さんがタイムコードを切ったのは10

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            第7回「仲良く付き合える家族が近所にたまたま集まるって、幸せな奇跡というか」(文=橋本倫史)

            お正月まであと1週間を切った日曜日に、年内最後となるワークショップが開催された。この日の課題は映像No.83「餅つき」。撮影されたのは昭和56(1981)年の12月で、撮影場所は世田谷区の喜多見。年の瀬になると近所の6、7家族が集まり、餅つきをするのが恒例となっており、その様子を撮影したものだ。今年度のサンデー・インタビュアーズで取り上げる映像としてはもっとも新しいものになる。ちなみに、この映像は8ミリフィルムではなくVHSからダビングしたもので、音声も記録されているため、こ

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            第6回「なんだか2021年に書かれた記事みたいだなと思った」(文=橋本倫史)

            11月28日。先週末から続いていた冬型の気圧配置がようやく緩んで、青空が広がっていた。この日、5回目のオンラインワークショップが開催された。今回は都合がつかなかった方が多く、参加者はラナさんとshinoさんのふたりだけだ。 「今年もあと1ヶ月ちょっとになってしまいましたが、皆さん、近況はいかがですか?」Zoomの画面越しに、事務局の水野雄太さんが問いかける。 「最近は大掃除です」と、参加者のラナさんが答えると、shinoさんが「早いですね」と驚く。聞けば、年末が近づいて慌

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            第5回「『ここがホームタウン』と感じることにはならないなと思ってしまって」(文=橋本倫史)

            小さな路地の様子が、フィルムに記録されている。『世田谷クロニクル1936-83』のNo.66、『理容店2』の映像だ。街路表示板には「北沢二丁目31」と書かれていて、そこが下北沢駅にほど近い場所だとわかる。それが何曜日で、何時頃の映像なのかはわからないけれど、多くの人が行き交っていて、どこか賑やかだ。 映像が撮影されたのは、今から50年以上前のこと。かつて世田谷の街には、どんな時間が流れていたのだろう。映像を見つめながら、その外側──映像には記録されていないものに想像を巡らせ

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            SIは見た No.74『松陰神社、双葉園、雪の日』の場合

            私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年12月)のお題は、No.74『松陰神社、双葉園、雪の日』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です

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            第4回「これはプライベートな映像だから、何をコメントしたらいいかわからない」(文=橋本倫史)

            今年度のサンデー・インタビュアーズの取り組みで、2本目の課題となった動画は『流鏑馬』(『世田谷クロニクル1936-83』No.41)だ。撮影日は昭和37年9月16日。鎌倉・鶴岡八幡宮の例大祭で披露された流鏑馬の行列と、大勢の見物客で賑わう境内の様子が記録されている。当時中学生だった提供者が行事に参加する運びとなり、その勇姿を撮影しようと提供者の父が撮影したものだ。 8月に開催された2回目のワークショップでは、この映像について参加者の皆で話し合った。気になった点を“タイムコー

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            SIは見た No.83『餅つき』の場合

            私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年11月)のお題は、No.83『餅つき』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記録です。 *2021年度

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            第3回「川の端から端まで泳ぐと級がもらえていた」(文=橋本倫史)

            サンデー・インタビュアーズの活動は、ひとつの映像に対して3つのステップを踏むことになっている。ステップ1は「ひとりで“みる”」、ステップ2は「みんなで“はなす”」。最後のステップ3は、「だれかに“きく”」だ。 「今日はステップ2までを、京王プールという題材を使ってやりました。皆さんには次の回までに、ステップ3をやっていただきたいと思います」。初回のワークショップの終わりに、松本篤さんはZoom越しにそう語りかけていた。「今日見た映像について、皆さんが調べたり、身近な人に聞い

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            SIは見た No.70『誠5歳9ヶ月、由美3歳11ヶ月』の場合

            私たちは今、どんな時代を生きているのか──。サンデー・インタビュアーズ(SI)とは、そんな問いを探求するロスジェネ世代の余暇活動です。 月に一度の日曜日、7人のメンバー*は84巻あるホームムービー*をひとつずつ紐解きながら、オンライン上で話し、聞き、考えます。 今月(2021年10月)のお題は、No.70『誠5歳9ヶ月、由美3歳11ヶ月』。さて、そこには何が写っているのでしょうか。メンバー7人の言葉を紹介します。 *本テキストはSIが毎月行うオンラインワークショップの記

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            第2回「この時代の写真を見るとすれば、ベトナムの風景が多かったんです」(文=橋本倫史)

            家族連れが、荷物を提げて歩いている。券売機の横にある入り口に「京王遊園プール入口」と書かれている。場面が切り替わると、水着姿のお父さんが体操をしていて、それに倣ってこどもたちが体操をしている。後ろにプールが広がり、大勢の人が遊泳を楽しんでいる。 映像が撮影されたのは、1961年8月13日。撮影したのはこの8ミリフィルムを提供してくれた人のお父さん。自分の家族と、母方の祖母、母の妹家族と一緒に、京王プールで過ごした夏休みの一日が、断片的に記録されている。初回の題材として扱うの

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