P3 art and environmentの芹沢高志さんとの対談動画が公開されました。今年の3月にリリースされたCD『福島ソングスケイプ』と書籍『10年目の手記』の紹介から、アートプロジェクトにおける「事業・活動・運動」という軸を提示してみました。2011年の震災以降の動向を念頭に置きつつ、さまざまな話題を議論しています。前半と後半の2本立てです。
動画の冒頭でも触れた『震災後、地図を片手に歩きはじめる』(アーツカウンシル東京、2021年)は以下のサイトでPDFダウンロー
展覧会「記録から表現をつくる」ができるまで
カロクリサイクルの展覧会「記録から表現をつくる」が、3月11日まで3331 Arts Chiyodaの3階、ROOM302で開催中です。開場時間が、平日と休日で異なりますのでお気をつけください。
会場には、昨年の夏に開催したワークショップ「記録から表現をつくる」に参加したメンバーの有志が、それぞれにリサーチをし、表現をしたものが展示されています。関心の対象も、表現方法もばらばらで、じっくりとご覧いただけるものばかりです。
小さな空間で、短期間の展示ですが、どれもがリサーチ
2022年7月4日(月) 上野→市ヶ谷雨が降っている。でも、暑いものは暑い。月曜日の上野公園は、ほとんどの施設が休館のためか静かだ。東京国立博物館平成館に「だれもが文化でつながる国際会議」へ。セッション4の「つながりを生み出す:私たちの文化的生態系」に参加する。大きな力に対するためには集まることが必要……Collective、Platform、Groupであることを繰り返し語っていた(と思う)Struggles for Sovereignty: Land, Water, Fa
マスクは暑さで外すのか?|6/27〜7/3
2022年6月27日(月) 武蔵小金井→谷保週末はとんでもなく暑かった。今日も、朝から暑い。熱中症の注意喚起のニュースも多い。東京電力管内では「電力需要ひっ迫注意報」も出た。記録的な早さで、関東甲信から九州にかけて梅雨が明けた。3月16日の地震から3ヶ月ぶりに阿武隈急行が全線開通。昨夜は熊本で震度5の地震があった。TARL(Tokyo Art Research Lab)の動画で港千尋さんが紹介していた『世界の終わりを先延ばしするためのアイディア』という書名が、頭のなかでぐるぐ
2022年6月6日(月) 市ヶ谷ざんざん降りの雨。電車は遅延。『最期の声 ドキュメント震災関連死』を読み進める。もう何日も読み続けている。内容が面白くないわけではない。身近な人の死について声をあげ、判例をつくってきた人たちの話だ。著者は災害関連死という「最期の声に耳を傾ければ、自然災害を生き延びる手がかりをえられるのではないか」という。この頃、何かのブレーキがかかっているかのように、震災の話が生々しいものほど読むのに時間がかかるようになった。
Tokyo Art Resear
2022年5月16日(月) 自宅在宅で粛々と作業を進める。この頃は「作業」が多いが、時間がかかるだけで、きらいではない。これといって特筆すべきことはなし。
2022年5月17日(火) 市ヶ谷曇り空で肌寒い。この1ヶ月くらいは寒暖の差が激しい。出社して、すぐに短いZoomミーティングをひとつ。Tokyo Art Research Lab(TARL)ウェブリニューアルにあたっての作業方針を議論する。
係会(注:東京アートポイント計画のスタッフ定例会)。来月から来年度の予算要求が