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「からごころー日本精神の逆説ー」長谷川三千子著(中公文庫)/深い思索が心に届いて、日本人とは、自分とは何かを静かに考えさせてくれる

国際化社会とはー長谷川三千子氏「からごころ」を読んで

衆人皆酔えるに、我独り醒めたり〜2021大河の胡散臭さ考

バベルの謎―ヤハウィストの冒険(2007/4/1)/長谷川三千子【読書ノート】

ただ憲法を改正すればことが済む問題ではない。小幡氏が戦記を読み 込むことによつて見出した、日本人のこの民族的欠陥は、まさにかつて本居宣長が漢意(からごころ )といふ言葉できびしく批判したものにほかならない。 自己でないものを自己であるかのごとくに勘違ひするおぞましい文化的倒錯

5か月前

民族自壊のさまを、目をそむけることなく見つめる。そして、そのおぞましい「民族的欠陥」が「復興」をなしとげたはずの現在にも「恐しいほどの保存状態で残されている」 と述べる 現在の日本には、日本全体が捕虜であつたときに敵から与へられた「日本国憲法」がそのまゝに保存されてゐる。

5か月前