老害という言葉は蔑称だから使うこと自体が嫌いなのだけれど、著名人が平気で使い始めて呆れている。外国人を蔑称で呼ぶか普通?「おいそこのジャップ」と言われて喜ぶのか?他国人にも蔑称はあるがここでは省く。日本人は朝鮮人を蔑称で呼ぶことがある。老害という言葉はそれにあたる。
老害という言葉は全ての高齢者が社会にとって迷惑な存在であるかのようなイメージを植え付けています。なぜなら「老害」は蔑称だから。べっしょう【蔑称】さげすんで言う呼び名。現役世代を蔑称で呼ぶとするなら「チンカス」。それでは、老人たちが現役世代を「チンカス」呼ばわりしても良いですか?
近年「老害」という言葉が使われるようになったのは、多くの場合「非常識な高齢者」のイメージだと思います。医師や教師と同じで、かつては聖人君子のようだった人物像が壊れると、人々にアンチの精神が生まれる。寿命が延びてボケ始めた老人が社会と繋がると往々にして他人に迷惑をかけるから。
そして世の中の現役世代は「高齢者」を社会に害を成す存在「老害」と見なし始めた。しかし物事は多角的に観なければいけないと思います。現役世代には昨今同じように「DQN(ドキュン)」と呼ばれる非常識な人々が目立ち始めました。皆んなが「老害」と言って蔑むのは年老いた「DQN」です。
「ソフト老害」の定義を要約すれば「自慢話をするな」「説教をするな」だ。それは上下関係で上から下への傲慢さから生まれる行動なので「老いた者の害悪=老害」と言っているわけですが、それは必ずしも年齢に関係ないと言えます。なんなら未成年の先輩後輩にも当てはまる話。老害を使う理由はない。
昨日、今日とこの記事が読まれています。 韓国の姜昌一新大使着任に関連しているかと思われます。 https://www.koreaworldtimes.com/topics/news/5342/