高木高正|東松山バプテスト教会 代表・伝道師

東松山バプテスト教会代表。開拓から10数年牧会に携わる。 その間障害者福祉に携わり、障…

高木高正|東松山バプテスト教会 代表・伝道師

東松山バプテスト教会代表。開拓から10数年牧会に携わる。 その間障害者福祉に携わり、障害者の教育・支援・介助の現場で活動。 現在は高齢者介護施設において、生活介助の支援員として働きながら、聖書の研究を行う。 毎週教会でメッセージとYoutube配信を行っている。 #聖書

マガジン

  • 聖書の山シリーズ:神の御心を探る旅

    聖書に登場する山々には、深い意味と驚くべき物語が隠されています。本マガジンでは、これらの神聖な高みを通じて、聖書の世界を新たな視点から探求します。 📍 地理:聖なる地形の秘密を解き明かす 🕰️ 歴史:山々が語る聖書の重要な出来事 📖 聖句:高みから響く神のみことば 山々を巡るこの旅で、あなたは 信仰の偉人たちの足跡をたどり 神の啓示が与えられた瞬間を体験し 現代に通じる深い洞察を得ることができるでしょう 山という独特の視点を通して聖書を見つめ直すことで、私たちの信仰生活に新たな高みをもたらす、神の驚くべき計画と知恵を発見しましょう。 高みから広がる神の御心の世界へ、共に歩みを進めませんか?

  • イエスのたとえ話

    今回の連載では、イエス・キリストが語った数々のたとえ話を深く掘り下げていきます。イエス・キリストのたとえ話は、私たちの日常生活に直接関連する普遍的な教えを含んでおり、人間の経験、チャレンジ、そして希望を照らす光となります。 この説教シリーズを通じて、私たちはイエス・キリストの教えの豊かさと深さを再認識し、その智恵を自分自身の生活にどのように適用できるかを学びます。それぞれの説教は、聖書の教えを深く理解し、それを日々の生活に活かすためのガイドとなることでしょう。 イエス・キリストのたとえ話の説教シリーズにご参加いただき、共に学び、成長し、そして神へと近づく旅を共有しましょう。

  • バプテスト信仰告白 2章 神と三位一体

    バプテスト派の神学における神観について、紹介していきます。 キリスト教の教えによりますと、神は唯一無二の存在であり、全ての創造の源とされています。この神は、無限の知恵と力を持つ全能の神として知られています。 バプテスト派の神観は、私たちに人生の意味と目的について深く考える機会を提供してくれます。それは、単なる宗教的な教義にとどまらず、私たちの日常生活や世界観に大きな影響を与える可能性を秘めています。 今回は、バプテスト派の神に対する見解をまとめ、この教えが実際の生活にどのように適用されるか、具体例を交えながら丁寧に解説させていただく予定です。

  • バプテスト信仰告白 1章 聖書について

    17世紀のイギリスでは、バプテスト派という宗派が2つ立ち上がりました。一つ目は「一般バプテスト」と呼ばれ、アルミニウス主義の普遍的な救済の教えを持っていました。もう一つは「特別バプテスト」と呼ばれ、カルヴァン主義の限定的な救済の教えを持っていました。 特別バプテストは、1689年にロンドンを中心に107の教会が集まった総会で、「第二ロンドン信仰告白」を採択し、自分たちの信仰の立場を明確にしました。この信仰告白は、ウェストミンスター信仰告白を基に、改正を加えたものです。バプテスト派がキリスト教の基本的な教義において、「バプテスト派がキリスト教の根本教理において,長老派や会衆派と同一である」立場を持っていることを示しています。

  • ペテロの手紙Ⅰ

    ペテロの手紙第一の講解メッセージです。一節一節ギリシャ語本文から解き明かしていきます。非常に長い期間に及ぶメッセージです。どうぞお付き合いください。

最近の記事

祈りに誤解はないか『願い続けた友人のたとえ』

イエスのたとえ話シリーズ No.13「願い続けた友人のたとえ」 2024年9月22日ルカによる福音書11:5-10 11:5 また、イエスはこう言われた。「あなたがたのうち、だれかに友だちがいるとして、真夜中にその人のところに行き、『君。パンを三つ貸してくれ。 11:6 友人が旅の途中、私のうちへ来たのだが、出してやるものがないのだ』と言ったとします。 11:7 すると、彼は家の中からこう答えます。『めんどうをかけないでくれ。もう戸締まりもしてしまったし、子どもたちも私も

    • 罪深い女とシモン『二人の負債者のたとえ』

      イエスのたとえ話シリーズ No.13「二人の負債者のたとえ」 2024年9月15日ルカによる福音書7:1-5 ルカ 7:40 するとイエスは、彼に向かって、「シモン。あなたに言いたいことがあります」と言われた。シモンは、「先生。お話しください」と言った。 7:41 「ある金貸しから、ふたりの者が金を借りていた。ひとりは五百デナリ、ほかのひとりは五十デナリ借りていた。 7:42 彼らは返すことができなかったので、金貸しはふたりとも赦してやった。では、ふたりのうちどちらがよけ

      • 仮面がもたらすもの『目の中のちりと梁のたとえ』

        イエスのたとえ話シリーズ No.12「目の中のちりと梁のたとえ」 2024年9月8日マタイによる福音書7:1-5 【新改訳改訂第3版】 7:1 さばいてはいけません。さばかれないためです。 7:2 あなたがたがさばくとおりに、あなたがたもさばかれ、あなたがたが量るとおりに、あなたがたも量られるからです。 7:3 また、なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか。 7:4 兄弟に向かって、『あなたの目のちりを取らせてください』な

        • あなたはそのままで美しい『空の鳥と野のゆりのたとえ』

          イエスのたとえ話シリーズ No.11「空の鳥と野の花のたとえ」 2024年9月1日マタイによる福音書6:25-34 6:25 だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなものではありませんか。 6:26 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなた

        祈りに誤解はないか『願い続けた友人のたとえ』

        マガジン

        • 聖書の山シリーズ:神の御心を探る旅
          15本
        • イエスのたとえ話
          12本
        • バプテスト信仰告白 2章 神と三位一体
          2本
        • バプテスト信仰告白 1章 聖書について
          10本
        • ペテロの手紙Ⅰ
          55本
        • 2022年アドベント 信仰と希望と愛
          6本

        記事

          にせ預言者『良い木と悪い木のたとえ』

          イエスのたとえ話シリーズ No.10 「良い木と悪い木のたとえ」 2024年8月25日マタイによる福音書7:15-23 7:15 にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。 7:16 あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。 7:17 同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。 7:18 良い木が悪い実をならせるこ

          にせ預言者『良い木と悪い木のたとえ』

          ダビデの嘆きの詩篇――重荷とは何か

          2024年8月18日 礼拝詩篇55章18-23節 指揮者のために。弦楽器に合わせて。ダビデのマスキール 55:18 主は、私のたましいを、敵の挑戦から、平和のうちに贖い出してくださる。私と争う者が多いから。 55:19 神は聞き、彼らを悩まされる。昔から王座に着いている者をも。 セラ 彼らは改めず、彼らは神を恐れない。 55:20 彼は、自分の親しい者にまで手を伸ばし、自分の誓約を破った。 55:21 彼の口は、バタよりもなめらかだが、その心には、戦いがある。彼のことばは

          ダビデの嘆きの詩篇――重荷とは何か

          ダビデの嘆きの詩篇――打算的でない関係

          2024年8月11日 礼拝詩篇55章14-17節 指揮者のために。弦楽器に合わせて。ダビデのマスキール 55:14 私たちは、いっしょに仲良く語り合い、神の家に群れといっしょに歩いて行ったのに。 55:15 死が、彼らをつかめばよい。彼らが生きたまま、よみに下るがよい。悪が、彼らの住まいの中、彼らのただ中にあるから。 55:16 私が、神に呼ばわると、主は私を救ってくださる。 55:17 夕、朝、真昼、私は嘆き、うめく。すると、主は私の声を聞いてくださる。 新改訳改訂第

          ダビデの嘆きの詩篇――打算的でない関係

          ダビデの嘆きの詩篇――盟友の裏切り

          2024年8月4日 礼拝詩篇55章12-14節 指揮者のために。弦楽器に合わせて。ダビデのマスキール 55:12 まことに、私をそしる者が敵ではありません。それなら私は忍べたでしょう。私に向かって高ぶる者が私を憎む者ではありません。それなら私は、彼から身を隠したでしょう。 55:13 そうではなくて、おまえが。私の同輩、私の友、私の親友のおまえが。 55:14 私たちは、いっしょに仲良く語り合い、神の家に群れといっしょに歩いて行ったのに。 新改訳改訂第3版 © 一般社団

          ダビデの嘆きの詩篇――盟友の裏切り

          ダビデの嘆きの詩篇 前編

          2024年7月28日 礼拝 詩篇55章1-11節 指揮者のために。弦楽器に合わせて。ダビデのマスキール 55:1 神よ。私の祈りを耳に入れ、私の切なる願いから、身を隠さないでください。 55:2 私に御心を留め、私に答えてください。私は苦しんで、心にうめき、泣きわめいています。 55:3 それは敵の叫びと、悪者の迫害のためです。彼らは私にわざわいを投げかけ、激しい怒りをもって私に恨みをいだいています。 55:4 私の心は、うちにもだえ、死の恐怖が、私を襲っています。 55

          バプテスト信仰告白 2章 『神と三位一体』 2.神の属性と主権

          THE BAPTIST CONFESSION OF FAITH With Scripture Proofs Adopted by the Ministers and Messengers of the general assembly which met in London in 1689 バプテスト信仰告白 2章 『神と三位一体』  2.神の属性と主権翻 訳2.______神は、全ての生命(ヨハネ 5:26)、栄光、善性(詩119:68)、至福を御自身の内に有し、唯一無二

          バプテスト信仰告白 2章 『神と三位一体』 2.神の属性と主権

          永遠のいのちに生きよう「金持ちとラザロのたとえ」

          イエスのたとえ話シリーズ No.9 「金持ちとラザロのたとえ」 2024年7月21日ルカによる福音書16:19-31 16:19 ある金持ちがいた。いつも紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮らしていた。 16:20 ところが、その門前にラザロという全身おできの貧しい人が寝ていて、 16:21 金持ちの食卓から落ちる物で腹を満たしたいと思っていた。犬もやって来ては、彼のおできをなめていた。 16:22 さて、この貧しい人は死んで、御使いたちによってアブラハムのふところに

          永遠のいのちに生きよう「金持ちとラザロのたとえ」

          熱心が必ずしも良いとは限らない『新しい布切れと古い服・新しいぶどう酒と古い皮袋』

          イエスのたとえ話シリーズ No.8 新しい布切れと古い服・新しいぶどう酒と古い皮袋 2024年7月14日マタイによる福音書9:14-17 9:14するとまた、ヨハネの弟子たちが、イエスのところに来てこう言った。「私たちとパリサイ人は断食するのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか。」 9:15 イエスは彼らに言われた。「花婿につき添う友だちは、花婿がいっしょにいる間は、どうして悲しんだりできましょう。しかし、花婿が取り去られる時が来ます。そのときには断食します。

          熱心が必ずしも良いとは限らない『新しい布切れと古い服・新しいぶどう酒と古い皮袋』

          バプテスト信仰告白 2章 『神と三位一体』 1.唯一にして全能なる神

          THE BAPTIST CONFESSION OF FAITH With Scripture Proofs Adopted by the Ministers and Messengers of the general assembly which met in London in 1689 1.唯一にして全能なる神翻 訳1._____私たちの神、主は唯一にして生ける、まことの神である。その存在は自らに存し、その本質は自ら以外に理解されることはなく、最も清らかな霊、目に見えず

          バプテスト信仰告白 2章 『神と三位一体』 1.唯一にして全能なる神

          兄の気持ちはよくわかる『放蕩息子の兄』

          イエスのたとえ話シリーズ No.7 放蕩息子の兄 2024年7月7日ルカによる福音書15:25-32 15:25 ところで、兄息子は畑にいたが、帰って来て家に近づくと、音楽や踊りの音が聞こえて来た。 15:26 それで、しもべのひとりを呼んで、これはいったい何事かと尋ねると、 15:27 しもべは言った。『弟さんがお帰りになったのです。無事な姿をお迎えしたというので、お父さんが、肥えた子牛をほふらせなさったのです。』 15:28 すると、兄はおこって、家に入ろうともしなか

          兄の気持ちはよくわかる『放蕩息子の兄』

          放蕩息子のたとえから

          イエスのたとえ話シリーズ No.5 放蕩息子 2024年6月30日ルカによる福音書15:11-32 15:11 またこう話された。「ある人に息子がふたりあった。 15:12 弟が父に、『お父さん。私に財産の分け前を下さい』と言った。それで父は、身代をふたりに分けてやった。 15:13 それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった。 15:14 何もかも使い果たしたあとで、その国に大ききんが起こ

          賢さと愚かさ 『岩の上に家を建てた人と砂の上に家を建てた人のたとえ』

          イエスのたとえ話シリーズ No.4 岩の上に家を建てた人と砂の上に家を建てた人 2024年6月23日マタイによる福音書7:24-29 7:24 だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。 7:25 雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。 7:26 また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を

          賢さと愚かさ 『岩の上に家を建てた人と砂の上に家を建てた人のたとえ』