第65回岸田國士戯曲賞クロスレビュー(特別企画!)

第65回岸田國士戯曲賞クロスレビュー(特別企画!)

 演劇クロスレビュー、いつもはまだ世間から見つかっていない劇団をご紹介しようという企画なのだが、今回は1年に1度の特別編。(まぁ、これが2回目の企画なので2回目でいきなり特別編ってなんだよっていう感じではあるが。)                                                ★ルール説明  岸田國士戯曲賞の無料公開されている作品をすべて読みレビューをします。10点満点で評価します。今回のレビュアーはヤバイ芝居と公社流体力学です。 Intro

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らべぬけ団(2019年1月公演)台本 終盤

らべぬけ団(2019年1月公演)台本 終盤

⑨ 浦部さん「だーれだ」(濱中さんを目隠し) 濱中さん「えーだれだろー」 浦部さん(目隠ししたまま濱中さんを後ろに引っ張り舞台上一周させる) 濱中さん「えっ、ちょっ、どこ連れてくの、どこ、怖い、えっ、」 団長さん(濱中さんを椅子に座らせ、VRをつける、ずっと濱中さんの目にVRをつけとく) 団員「、、5、4、3、2、1、(月旅行をいろいろやったあと、)、社長、月来てみて、どうですか?」 濱中さん「いやー、実際来てみないとわからないことだらけだったんで、ほんと、感激です。あの、も

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らべぬけ団(2019年1月公演)台本 中盤

らべぬけ団(2019年1月公演)台本 中盤

⑥ 団長さん (五回目流れ始めたらで電話とる) 濱中さん(手帳見ながら電話) 浦部さん(受付へ去る) 団長さん「(机の上の台本見ながら電話して)、(舞台袖を見て)ギャーッ!!ギャーッ!ギャー!」 団員「なに、どうしたの?」 団長さん「窓の外に、お化けがいる!(舞台袖を指差す) 団員「(驚いた顔)おい、」 団長さん「あれ、お化けですよね!」 団員「社長だよ」 団長さん「えっ、」 団員「なんてこと言うんだよ、社長とお化け見間違えんなよ、」 団長さん「いやー、私霊感あるのか、最近お

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らべぬけ団台本(2019年1月に上演) 前半

らべぬけ団台本(2019年1月に上演) 前半

出演 かきあげあゆみ団長(かきあげ団) 浦部沙加(ムームー企画・けいこばproject) 濱中比呂武(駆け抜けるおにぎり・劇団もれる) 団員(かきあげ団) 音響・照明 川田智史(劇団16号線) ① (舞台上には椅子2脚、机1つ) (団長さん、前説をする) 川田さん 開演時間になったら、一旦電気消して、10秒くらいしたら電気つけてください。 (浦部さん、団員、座っている) (浦部さん、コートを着ている) (団員はカーディガン) (浦部さん、ポーチでもトートバック

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【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その9

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その9

いよいよ最後の候補作、横山拓也さんの『The last night recipe』。 本作も実際の上演を鑑賞している(感想はこちら)。 候補者について横山拓也[よこやま・たくや] 1979年生まれ。大阪府出身。iaku主宰。 今回が初の最終候補。 候補作について昨年10月~11月、iakuの公演として東京・兵庫で上演。今年1月にNHK BSプレミアム「プレミアムステージ」でも放送された。 ■時代、場所  2019年7月末~2021年5月。関西地方。  1~3 2021年

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【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その8

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その8

7作目は根本宗子さんの『もっとも大いなる愛へ』。 本作は実際の上演を鑑賞済(感想はこちら)。 候補者について根本宗子[ねもと・しゅうこ] 1989年生まれ。東京都出身。劇団「根本宗子」主宰。 第60回(2016年)『夏果て幸せの果て』、第63回(2019年)『愛犬ポリーの死、そして家族の話』、第64回(2020年)『クラッシャー女中』に続いてなんと3年連続4回目の最終候補。 候補作について昨年11月、劇団「根本宗子」第18号として本多劇場より無観客生配信にて上演。現在、ア

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その7

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その7

6作目は内藤裕子さんの『光射ス森』。 候補者について内藤裕子[ないとう・ゆうこ] 1975年生まれ。埼玉県春日部市出身。演劇集団円所属。 初の最終候補。 候補作について昨年12月、演劇集団円の公演としてシアターΧ(カイ)にて上演(当初は5月の予定だった)。 ■時代、場所  第1場 2020年5月 奥居家① 山の斜面①  第2場 2010年5月 沢村家① 山の斜面②  第3場 2010年8月 沢村家②  第4場 2020年5月 奥居家②  第5場 2010年9月 沢村家③

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その6

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その6

5作目は小御門優一郎さんの『それでも笑えれば』。 候補者について小御門優一郎[こみかど・ゆういちろう] 1993年生まれ。埼玉県久喜市出身。劇団ノーミーツ共同主宰。 初の最終候補。 候補作について昨年12月、劇団ノーミーツの第3回公演としてオンライン配信。 ■時代、場所  2020年3月~12月、東京 ■登場人物  「へるめぇす」  小田島マキ ルリコに誘われてコンビを組む。  日高ルリコ ネタを書いている。  「セッシー4C」  矢島ヒロト マキの同期  相原カオリ

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【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その5

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その5

4作目は金山寿甲さんの『A-②活動の継続・再開のための公演』。 候補者について金山寿甲[かなやま・すがつ] 1975年生まれ。千葉県流山市出身。東葛スポーツ主宰。 初の最終候補。 候補作について昨年12月、東葛スポーツによりシアター1010稽古場1にて上演。 ■時代、場所  現代、東京  第一部 ミヤシタパーク  第二部 文化庁芸術文化担当  第三部 文化庁芸術文化担当/その2  第四部 パラサイト/団子屋の家族  第五部 エピローグ  第六部 アウトロ ■登場人物

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【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その4

【第65回岸田國士戯曲賞候補作を読む】その4

3作目は小田尚稔さんの『罪と愛』。 候補者について小田尚稔[おだ・なおとし] 1986年生まれ。広島県出身。「小田尚稔の演劇」として作品を発表。 初の最終候補。 候補作について昨年11月、小田尚稔の演劇としてこまばアゴラ劇場にて上演。 ■時代、場所  現在、東京  アパートの一室、大家の自宅、海浜公園付近  劇場に併設されている事務所 ■登場人物  男1 自室で脚本を書いている。  男2 アパートの更新が出来ない。大家に殺意を抱く。  男3 自由の女神の爆破を計画して

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