生徒さんから ファビアーノ・ド・ナシメント氏のLendasを教えて頂く アイアート・モレイラが激賞していたのは知っていたが こう言う進化のさせ方があったかと目から鱗 ショーロよりも、バーデン・パウエル的な世界観・アプローチだと感じる https://youtube.com/watch?v=uyfwoVuLBVU
ヨルバ族6 サンテリアとカンドンブレで 信仰対象のオリシャ(精霊)にも共通点があります 例えばバーデン・パウエルの曲 「カント・ヂ・オッサーニャ」「カント・ヂ・シャンゴー」 「カント・ヂ・イエマンジャー」をご存知でしょうか カントCantoは歌の意で英語のChantに相当します
ヨルバ族8 1965年ギタリストのバーデン・パウエルと 詩人のヴィニシウス・ヂ・モライスは バイーア地方に赴き サンバ・ヂ・ホーダやカポエイラなどアフロ・ブラジル文化を探求 またバイーア州のブロコ・アフロの「オロドゥン」は その名前をヨルバ族の最高神オロドゥマレに由来しています
Jongoのリズムを探求したい パウロ・ベリナティにまさしくJongoという曲があるし バーデン・パウエルのカンドンブレでも 6/8のパートはJongoなのかな?と 即興が多くて何とも言えないが パゴーヂの女王である ベッチ・カルヴァーリョがJongoに精通しているとも聞く
1月に言及した曲を書いている バーデン・パウエルの書くアフロ・サンバによくある 2/4から6/8のフィールに移行する感覚も取り入れている また岡本太郎氏の「太陽の塔」にならい 「地上界」「冥界」「天上界」の三部構成にして 冥界を呪術的打楽器セクションにしたい さて
バーデン・パウエルのカンドンブレを採譜しているが 確かにコンソラサォンのエンディング部分と 同じリズムを使っているようだ。 即興が多いので分かりにくいが。 ファビアーノ・ド・ナシメントの Baden Powell Variationsの中間部のアクセントとも 共通するのでは?
ファビアーノ・ド・ナシメント編曲で バーデン・パウエル作曲の 「カンドンブレ」「コンソラサォン」の採譜をしているが 16符音符があったりなかったりで記譜に苦労する また右手は親指トレモロではなく 人差し指iと親指pの繰り返しのようだ 不規則なタイミングで始まるので暗譜が難しそう
バントゥー族7 ここでバーデン・パウエルのアルバム 「27 Horas De Estúdio」の中の 「Canto De Yemanjá」を聴いてみましょう 打楽器は、おそらく「アタバキ代替のコンガ」ですね サンバ・ヂ・ホーダあるいはアフロ・サンバのリズムなのが分かると思います
ヨルバ族7 オッサーニャ・・・植物と薬用ハーブの神 シャンゴー・・・雷、稲妻の神 イエマンジャー・・・海の女神 など スペイン語とポルトガル語で 名称や綴りに若干の差異がありますが 元々はヨルバ族の信仰対象だったんですね 参考: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AC#CITEREF%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%B92