ハコニワ

しあわせを運ぶ、しあわせなニワトリ。〜ハコニワファームさんが生み出す未来のかたち〜

今回の舞台は、栃木県にあるしあわせあふれる小さな養鶏場、ハコニワファームさん。こちらで毎日、自由に伸び伸びと生活するニワトリたちを見守る、小島さんにお話を伺いました。

みんなで作る幸せの卵

ーハコニワファームさんの始まりは。

私の本業は税理士です。障害者就労支援施設「わらくや」を開所当初からフォローしているのですが、その頃わらくやは近隣の養鶏場からの依頼で様々な作業を行っていま

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HACARIにもぜひお越しくださいね🥕🍅🥑
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年賀状が届いた~!!!



ついに届いた…!
印刷、きれいにできているかな。色はべんがらに近いかなぁ。
あぁ~、怖い!開けたくない!

開けてみた。
この奥に、年賀状が!うちのハコニワの初の印刷物が…!
あぁ~!怖いっ!!!

ひゃあ~!ちょっと見える!!!
これ以上は無理っ!怖すぎる!

(深呼吸)

*****

……
おっ?
おぉ~~~!
うおーーー!!!

いい感じじゃね?
あっ、うん!いい感じだよ!!!
やった

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ものづくりに答えなし!あなたのスキが羅針盤です!
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【今日の経営理念-vision-】
グリー株式会社
これらの可能性を実現すべく、使命感と情熱を行動に移します。 より楽しく幸せな毎日のために。より効率的で自由公平な社会のために。 インターネットを通じて、世界をより良くするために。
https://visionguide.jp/corp/corp-2/

藍のメモ6

かーさんは、時々りんごをうさぎにする。

それが当たり前だと思っていたけれど、そうでないことに気がついたのは最近のことだ。

ぼくとて、14歳にもなればりんごのうさぎに喜ぶことはもうない。でもなんとなく、テーブルにやつが現れると安心してしまうのだ。

とーさんはよく、「藍はいつ思春期が来るんだろうね」と言う。それは、ぼくがあまりにも周りの中学生とかけ離れているからだという。

周りの中学生とは、大

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藍のメモ5

お前さ、怒ることとかないの?

と、隣の席の藤村がぼくの顔をのぞきこむ。両手を伸ばしたまま、机に伏せて顔だけをぼくの方に向けている。

15分間の休みをつかって、ぼくはメロンパンを頬張る。今はまだ2時間目の休み時間。たっぷりとした朝食をとっても、お腹は空く。いくらでも。

藤村は勉強というものにまったくと言っていいほど興味がないようだった。いつだってつまらなそうに、頬杖をついたり居眠りしたり教科書

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藍のメモ4

紺とかーさんとすごしていると、とーさんがごく普通の人間に見えてくる。

とーさんはとーさんで、変わっている。でもそれ以上に、紺とかーさんは変わっている。

ぼくと紺は、月に一度とーさんと会う時間を設けている。ぼくは密かにこの時間を心待ちにしており、数日前からなんとなくそわそわしてしまう。とーさんはおおらかで、いつだってにこにこしている。ぼくたちの話を、それがどんな話だとしても、目を細めて楽しそうに

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藍のメモ3

かーさんが泣くと、暗くなる。空気という話ではなく、この世のまるですべてが、かーさんの力で成り立っているかのように、何もかもが暗くなる。

かーさんが泣くのは決まって、紺とぶつかったときか、恋人と何かあったときだ。理由が明確なのは、悪いことではない。ものごとは、なんでも単純明快なほうがいい。

「かーさんはナルシストなのよ」

紺が吐き捨てるように言う。今回のそれは、紺とぶつかったことによるものだ。

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藍のメモ2

制服のネクタイは少し窮屈で、ぼくは下校時にはいつも外してしまう。

教科書やノートが所狭しと肩を並べているかばんの隙間に、えんじ色のネクタイを押し込む。しわにならないように、でもじゃまだと言わんばかりに。

藍ちゃんは本当によくネクタイが似合うのね。はじめて制服に袖を通した日、かーさんは目尻を下げながら、そう言ってぼくのネクタイを締めた。ネクタイなんて今までふれたこともなかったぼくに、締め方を教え

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藍のメモ 1

紺は今日も不機嫌だ。

渡り廊下で給食の残りの牛乳を飲んでいた。といってもそれはわざと「残しておいた」のであって、紺が「そうしたい」からそうしているだけだ。紺は給食と一緒に牛乳を飲むことを好まない。給食中は、どう考えても水かお茶しか合わないと譲らない。頑固なのだ、性格も、味覚も。

ぼくは、給食中は牛乳と決まっているのならば、別にそれで構わない。合おうが合わまいが、そうなっているのだから。世の中に

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