アールト大学

"体験の消費"と"デザインへの依存"

“デザインが世界を覆い尽くしつつある”

住むところ、つかうものごと、人とすごす時間。

消費の対象はモノから体験へと拡張され、暮らしの大半が他人に“設計されたもの”の中で進んでゆく。

そのせいか、心地よくない経験をしたときには、“デザインが良くない”と感じてしまうようになった私たち。

いつからか、暮らしは他人がつくるようになった。

人間関係や時間、空間、身の回りの全てがデザインの対象であり

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Co-Design;ヘルシンキの新中央図書館Oodiを市民とデザインする

12月5日、ヘルシンキに新たな中央図書館"Oodi"がオープンします。そしてもちろんこの図書館は参加型のデザインプロセスによって作られてきました。今取っているStrategic Co-Designという授業のプロフェッサーはこの図書館のCo-Designにコンサルタントとして携わっていたこともあり、どう設計してきたかを授業にてモデルケースとして取り扱ったのでご紹介。

フィンランドは図書館利用率が

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"自由"のためのデザイン;人間中心デザインを捉えなおす

(この記事はアールト大学のUID というコースにおけるエッセイ課題「あなたにとって人間中心デザインとはなにか?」を簡潔にまとめ直したものとなります。)

なぜ自由のためのデザインが必要なのか?

私たちの身の回りには、「人のために」デザインされたもので溢れています。今世紀を代表するデザインとテクノロジーの結晶、スマートフォン。ただ、私たちがそれによって"スマート"になったでしょうか?暇があればスマ

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フィンランドデザインと文化;独立とデザインの歴史

ぼくが今留学している国、フィンランドはデザインでとても有名で、マリメッコやイッタラと言ったブランドの店舗には日本からのお客さんが非常に多い。加えて近年ではサービスデザインやコデザインと言った領域でとても進んでいる国です。例えば、ヘルシンキ市政の各局、例えば移民局にデザインチームが設けられたり、Participatory Budgetingと呼ばれる政府の予算をどう配分するのか?をボードゲームを活用

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デザイナー・エンジニア・マーケターのコラボレーション。アールト・デザインファクトリーで行われている授業とは?

こんにちは、Terryです。
前回の記事では多くのアクセスをもらいました。思いがけないことだったのでびっくりしました。ありがとうございます。
この記事は前回の続きなので、前回をお読みでない方はそちらからどうぞ。

そんなわけで今回は、デザインファクトリーで行われている授業についてです。ただ、僕が参加していたのはそのうちの一つ(後述)に過ぎないので、他に関しては友人の話や発表会の説明を聞いたものをま

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デザインの工場、アールト・デザインファクトリーとは

アールト大学には、様々なファクトリー(工場)がありますが、今回ご紹介するデザインファクトリーは、その中でも最も有名なファクトリーです。ちょうど先週で開設からちょうど10年を迎えた施設ですが、日本からの見学者も多く、月に1度程度は日本人の団体を見かけるほどです。

僕Terryは、このデザインファクトリー(通称DF)で留学生活のほとんどを過ごしました。今回はそんなフィンランド留学のほぼ全てとも言える

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Co-Design; ツールボックス-創造性へのアクセス

Co-Designアプローチでは、ツールおよびそのテクニックが非常に重要になります。ちなみによく混同される単語の関係性としては、下記のようになります。日本語でよく用いられる「手法」というのは、 Tools(Toolkitsはその集合体)=何をするか +Techniques=どう行うか、を総体として見た"Methods"に相当します。

また下記の図において、重要な部分としてそれぞれのアプローチの根

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アールト大学の授業-1- ロシアでのビジネス展開(Doing Business in Russia)

アールト大学のMaster(大学院)は、フィンランドの他の大学とは異なり、ほとんどの授業が英語で開講されています。
School of Businessに限って言えば、ビジネス法専攻の授業以外全て英語開講です(ビジネス法はフィンランドの法律について学ぶので、フィンランド語が必要なのは当たり前っちゃ当たり前)。

というわけで、交換留学生は何でも授業取り放題。今回は、自分の専攻とはちょっと違いますが

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フィンランドでの銀行口座開設について

こんにちは、Terryです。

今回のエントリーは、フィンランド留学において最初の関門となるであろう、銀行口座の開設についてです。
僕自身、自分の手際の悪さもあるのですが、結局開設できるまでに1ヶ月近くを要してしまいました。
これからフィンランドで留学する方が困らないよう、2018年5月現在の情報に基づいて開設の仕方を解説します。

そもそも、交換留学で銀行口座は必要なのか?

正規留学ならまだし

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このnoteについて (自己紹介)

はじめまして。Terryといいます。

昨年9月から今年5月末まで、交換留学生として北欧の国フィンランドの首都、ヘルシンキにあるアールト大学School of Businessの大学院に留学していました。

折しも2017年はフィンランド独立100周年、2018年は世界で「最も幸せな国」に選ばれるなど、何かと日本からフィンランドが注目される期間でした。

アールト大学にも多数の日本人が、教育を改革

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