今年も1冊目は吉田篤弘。年始からなんだか大変な幕開けだったけれど、奇しくもこの本は3.11をきっかけに書かれたものだった。珍しく主人公が女性。あとがきにもあったけど、つむじ風食堂を思い出す1冊だった。そして父親のことも。
真面目に 誠実に 一所懸命 頑張っている人たちを 馬鹿にして 嘲笑して 一体、何が面白いのか そもそも何がしたいのか ちゃんと五感を働かせて 自分がどれだけ心ない酷いことをしたのか よく考えてみろ 優しさと誠実さは人としての基本のキ