12月になると必ず読む本が「アドベントカレンダー」。少し不思議な物語。
十年以上も前に買ったこの本も、毎日読むわけでもないけれど、直ぐに取り出せるところに置いている。 ふと頁をめくり、自分を鼓舞したり慰めたり、宥めたり、恥ずかしがったりできる本。気に入った本を見つけていく楽しさって特別。 本は、私の人生のパートナーなんだな。
樹川さとみ著『箱のなかの海』。 コバルト文庫、1997年12月刊。 以前、某通販サイトにて検索したところ 「本当に物凄い」お値段がついていて、 (私の記憶では、福沢先生を動員する必要があるくらいのお値段でした) 思わず「なんて罰当たりな…」と。 出版関係の方、ぜひ復刻を…!