ペンシルママの本棚~「限られた時間の使い方」~

ペンシルママです。今日はペンシルママの大好きな本で、「限られた時間の使い方」(オリバーバークマン 著)について書きます。私はこの本を2回読み直しました。そして現在3回目を読書中です。この本はずっととっておいて何度も読み直したい本のうちの1冊なのです。

「我々はみんなもうすぐ死ぬ」と言った現代の哲学者トマス・ネーゲルは正しい。だって私達には4000週間しかないのだからという衝撃の事実の提示から始まります。そして「タイムマネジメント」なんてものは幻想にすぎず、「生産性とは罠である」と言います。

要約は苦手なので内容を書くことはできませんが、この本を読んだおかげで私はピアノを思い切って習い始めることが出来ました。そうでなければ、大人の趣味なんて贅沢だと思い、子どもがもっと大きくなってからにしようと先延ばしにいていたことでしょう。ブログを始めることができたのもこの本の影響からだと思います。お金の貯め方使い方にも影響を与えてくれました。お金をどう使うか、いつ使うか、どうやって使うかも考えるきっかけになりました。好きだったアフタヌーンティーには行きたいところに行っておこうと考えるようになりました!

子どもとの暮らしにも考えを与えてくれました。子どもの自由でいられる時間をどうやって確保しながら、勉強や習い事を両立するのか。親のしてほしいことと子どものしたいことは時として相反するものです。親はつい将来のことばかり考えてしまうから、役に立ちそうなことばかり選んでしまいがちですが、そうではないんだと気づかせてくれる本でもあります。いかに親が子どもにしてほしいことを選び抜き、他を減らし、自由な子どもの気持ちに寄り添っていくかは、永遠に解決しそうにない課題ですが、その時々で自分を戒めてくれるような本でもあるのです。

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