橋本恵子(はしけい)

ことのはスクエア代表「ことばを磨くと、人生は豊かになる」をモットーに、あらゆる世代にあ…

橋本恵子(はしけい)

ことのはスクエア代表「ことばを磨くと、人生は豊かになる」をモットーに、あらゆる世代にあらゆる方法で「ことば磨き」の大切さを伝えている。テレビ局でアナウンサー・記者・管理職を経て50歳で研修講師として独立。国家資格キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コンサルタント®など

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記事一覧

わくわくする「歯科クリニック」〜大久保寛司さんと行く訪問勉強会リポート〜

楽しい「歯医者さん」なんて、あるの? 私の「あり方」の師匠・大久保寛司さんと行く「企業訪問勉強会」。「実際に現地に行かないと、わからないことがある!」と座学の…

大久保寛司の「あり方塾@東京」7期#3石原ゆり奈さん

今回(2024/7/18)の「あり方塾@東京」のメインゲストは、前回に続いてラオスの支援に取り組む石原ゆり奈さん。前日、ラオスから帰国して駆けつけてくれました 。その溢れ…

大久保寛司さんと行く訪問勉強会「伊那食品工業」2024年7月29-30日

7月29日〜30日にかけて、寛司さんと行く「伊那食品工業」訪問勉強会がありました。朝晩は過ごしやすいものの、伊那も今年は暑い日が続く中、全国各地から18人が参加しまし…

高校生からの質問〜アナウンサーの仕事について〜

小中学生向け朗読ワークショップに、小5の時に参加してくれたYちゃんが高校生になり、久しぶりに連絡をくれました。 職業研究の中で「アナウンサー」の仕事について調べて…

人前に立つ、場に立つということ

講演会の司会をするのですが 動画で自分の姿も 残ることがわかったという 学び仲間のMさんから こんな「問い」を頂きました ※言語化して良いとOK頂いたので書いてみます …

お腹が空いたら、涙が出た件

大好きな人への 贈り物を買いに街に出て ついでに お気に入りのパンと お惣菜を 少量ずつ買って きっかり2000円で ちょうど1時間分の駐車券をゲットし ほくそ笑みながら …

大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!③美佐緒さん&喜子さん

北と西の両菩薩が登場! (寛司)ここからは、3番目の登壇者です。「あり方」三部作の2冊目「いま目の前にいる人が大切な人」を書いた「北の菩薩」こと、坪崎美佐緒さん。…

大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ②石原ゆり奈さん

    ラオスで障がい者支援 (寛司)続いては、石原ゆり奈さん、どうぞ。この方もオモシロイ。 まず自己紹介からお願いね。 (ゆり奈)はい、私は東南アジアのラオスで…

大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ①大久保 碧さん

はじめに「今日は、前でお話を聴きたい方が8人くらいいるなぁ」という寛司さんのひとことから始まった5月の「あり方塾」。 ゲストも参加者も、多彩な方が集まる知る人ぞ…

大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(後編)

前編はこちらから 何かをやる人は、あきらめることをしない人(寛司)あきらめることは考えなかった? (南美)なかったですね(笑) (寛司)彼女には、あきらめるとい…

大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(前編)

はじめに 〜「あり方塾」とは〜(寛司)はじめましての方もいるので、この場について少し説明すると、世の中には様々な学び場がありますが、ここは極めて「テキトー」で…

準備して捨てる、いや、捨てるための準備? 〜人前に立つ時に私がしていること〜

私が人前で、まとまった時間、話したり、ファシリテートするという役割を担う時、事前にやっていることは ①聴く ②書く ③話す ④書く(加筆・修正)の4ステップだ 最初…

果たして「会社は変わる」のか?

「会社は変わる」 私の「ありかた」の師匠のひとり・大久保寛司さんがプロデユースし、園田ばくさんが上梓した寛司さんの自伝をベースにした小説だ。 ご縁あって、構想段…

辞めなかった理由・辞めた理由

定期的に若手ワーママに 聴かれることがある 「50歳まで  会社を辞めなかった理由」だ それは、私の「働く理由」に 拠るところが大きい 私の働く理由は ①お金のため…

続けるコツ〜仕組みとか、仕掛けとか〜

「続けることが苦手です!どうしたら、続けられますか?」 よく、質問されます。 どうやら「続けられる人」だと思われているようです。 でも…実は、私自身、幼少期を振…

「ちゃんとつまずいて、こぼれたことばこそが魅力的である」

ずーっと頭の中に残っていて、最近、あらゆるところで 伝えまくっている「ことば」がある。 先月、司会としてご一緒させていただいた 文字活字文化推進機構のフォーラム …

わくわくする「歯科クリニック」〜大久保寛司さんと行く訪問勉強会リポート〜

わくわくする「歯科クリニック」〜大久保寛司さんと行く訪問勉強会リポート〜


楽しい「歯医者さん」なんて、あるの?

私の「あり方」の師匠・大久保寛司さんと行く「企業訪問勉強会」。「実際に現地に行かないと、わからないことがある!」と座学の勉強会で度々聞いていたものの、昨春、伊那食品工業を訪れて以来、やっとその意味がわかり(遅っ)、それ以降、タイミングと懐の事情が許せば、出来る限り、参加するようにしている。

今回の訪問企業は、東大阪市の「ヨリタ歯科クリニック」。「歯医者さ

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大久保寛司の「あり方塾@東京」7期#3石原ゆり奈さん

大久保寛司の「あり方塾@東京」7期#3石原ゆり奈さん

今回(2024/7/18)の「あり方塾@東京」のメインゲストは、前回に続いてラオスの支援に取り組む石原ゆり奈さん。前日、ラオスから帰国して駆けつけてくれました 。その溢れんばかりのバイタリティを、リポートでもお楽しみください。

ラオスで障がい者支援

(寛司)では、今回のメインゲストの石原ゆり奈さん、お待たせしました。どうぞ。じゃあ、まず、簡単に自己紹介からお願いね。

(ゆり奈)はい。東南アジ

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大久保寛司さんと行く訪問勉強会「伊那食品工業」2024年7月29-30日

大久保寛司さんと行く訪問勉強会「伊那食品工業」2024年7月29-30日

7月29日〜30日にかけて、寛司さんと行く「伊那食品工業」訪問勉強会がありました。朝晩は過ごしやすいものの、伊那も今年は暑い日が続く中、全国各地から18人が参加しました。

前夜、駒ヶ根リゾートリンクスで顔合わせし、30日の朝8時に「かんてんぱぱガーデン」に到着すると、約3万坪という広大な敷地のあちらこちらで、お揃いの制服を着た方々が黙々と作業されていました。誰か決められた社員が声を掛けるのでもな

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高校生からの質問〜アナウンサーの仕事について〜

高校生からの質問〜アナウンサーの仕事について〜

小中学生向け朗読ワークショップに、小5の時に参加してくれたYちゃんが高校生になり、久しぶりに連絡をくれました。

職業研究の中で「アナウンサー」の仕事について調べているとのことで10個+1個の質問に答えさせてもらいました。

自分の30年前を振り返る、貴重な機会になりました。

せっかく全力で答えたので(笑)同じように聴きたい方がいれば、参考になるかなぁと思って、こちらでも紹介します。

Q:主に

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人前に立つ、場に立つということ

人前に立つ、場に立つということ

講演会の司会をするのですが
動画で自分の姿も
残ることがわかったという
学び仲間のMさんから
こんな「問い」を頂きました

※言語化して良いとOK頂いたので書いてみます

「マスメディアで
 勤務する方々は
 常にこのような状況と思うのですが
 どのように気持ちの処理
 モチベーション付けを
 されているのでしょうか」

・・・・・・・・・・

正直、若い頃(20代初め)は
モティベーションなんて

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お腹が空いたら、涙が出た件

お腹が空いたら、涙が出た件

大好きな人への
贈り物を買いに街に出て

ついでに
お気に入りのパンと
お惣菜を
少量ずつ買って

きっかり2000円で
ちょうど1時間分の駐車券をゲットし
ほくそ笑みながら

ゲートを出て
車を走らせるうちに
お腹がぐーっと鳴って
そうしたら、なぜか
涙がポロポロこぼれてきた

何なんだ!と思いながら

この久しぶりの現象に
自分を振り返ってみる

・・・・・・・・・・・

私は、昔から
頭で「

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大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!③美佐緒さん&喜子さん

大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!③美佐緒さん&喜子さん


北と西の両菩薩が登場!
(寛司)ここからは、3番目の登壇者です。「あり方」三部作の2冊目「いま目の前にいる人が大切な人」を書いた「北の菩薩」こと、坪崎美佐緒さん。そして、実は菩薩が関西にもいる・・・ということで、大阪から清水喜子さんです。このふたりがここで揃うのは初めてです。お二人とも、どうぞ。

(寛司)まずは、ゆり奈さんのお話の感想からきかせてもらえるかな?
 
(坪崎)想いがあったらそのま

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大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ②石原ゆり奈さん

大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ②石原ゆり奈さん

   

ラオスで障がい者支援
(寛司)続いては、石原ゆり奈さん、どうぞ。この方もオモシロイ。
まず自己紹介からお願いね。

(ゆり奈)はい、私は東南アジアのラオスで、手や足に障がいのある子たちの作業所をしています。最初は、ラオスとネパールで、学校が足りないところに学校をつくるというお仕事を自分で立ち上げてやっていたんですが、いざ、学校を作っても健常の子たちしか来れないんです。足が悪いと歩いて来れ

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大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ①大久保 碧さん

大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ①大久保 碧さん



はじめに「今日は、前でお話を聴きたい方が8人くらいいるなぁ」という寛司さんのひとことから始まった5月の「あり方塾」。
ゲストも参加者も、多彩な方が集まる知る人ぞ知る!?学び場です。

最初に登壇したのは、この春、大学生になったばかりの大久保碧(そら)さん。突然の指名にも動じることなく、寛司さんとのトークが始まりました。

魚が好きすぎて・・・(寛司)今日、最初はこの人です。魚についてちょっと面

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大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(後編)

大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(後編)

前編はこちらから

何かをやる人は、あきらめることをしない人(寛司)あきらめることは考えなかった?

(南美)なかったですね(笑)

(寛司)彼女には、あきらめるという思考がない。ここでわかるのは、何かをやる人は、あきらめることをしない人なんだということです。
でもね。何かをやる時に、スムーズにいくことはなくて、いろいろな阻害要因があるわけです。
そこで、「もうだめだ、困った」でなく「えらいことに

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大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(前編)

大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(前編)


はじめに 〜「あり方塾」とは〜(寛司)はじめましての方もいるので、この場について少し説明すると、世の中には様々な学び場がありますが、ここは極めて「テキトー」で(笑)、毎回、よく言えば「ひらめき」、悪く言えば「思いつき」で、場によって空間によってモードが変わって何種類もあります。これは、来ていただいた方に、少しでも学んでいただけるように、毎回、オートマティックに変わっていく感じです。
あくまでも「

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準備して捨てる、いや、捨てるための準備? 〜人前に立つ時に私がしていること〜

準備して捨てる、いや、捨てるための準備? 〜人前に立つ時に私がしていること〜

私が人前で、まとまった時間、話したり、ファシリテートするという役割を担う時、事前にやっていることは
①聴く
②書く
③話す
④書く(加筆・修正)の4ステップだ

最初は主催者の「目的」を
①「聴く」こと

この場に参加する人に
・何を伝えたいか
・どうなってほしいか
・どんな気持ちになってほしいか

ここを押さえておかないと、強調すべきポイントが掴めなくて、参加者にとって有意義な時間にならない危険

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果たして「会社は変わる」のか?

果たして「会社は変わる」のか?

「会社は変わる」

私の「ありかた」の師匠のひとり・大久保寛司さんがプロデユースし、園田ばくさんが上梓した寛司さんの自伝をベースにした小説だ。
ご縁あって、構想段階から出版までのプロセスを垣間見ることが叶い、一足早く「ゲラ段階」で読むことが出来た。

タイトルが決まった瞬間も、オンライン編集会議に混ぜてもらっていたのだが、ゲラに目を通しながら、ふと蘇ってきたのは、組織にいた頃感じていた苦さだった。

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辞めなかった理由・辞めた理由

辞めなかった理由・辞めた理由

定期的に若手ワーママに
聴かれることがある

「50歳まで
 会社を辞めなかった理由」だ

それは、私の「働く理由」に
拠るところが大きい

私の働く理由は

①お金のため(経済的なこと)
②社会のため(どんな仕事も社会のため)
③成長のため(人が生きるとは成長すること)で

この3つは、私が働き続ける中で
大きなピンチだった「子連れ転勤」時代
私(当時37歳)息子(当時3歳半)に
「どーちてママ

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続けるコツ〜仕組みとか、仕掛けとか〜

続けるコツ〜仕組みとか、仕掛けとか〜


「続けることが苦手です!どうしたら、続けられますか?」

よく、質問されます。
どうやら「続けられる人」だと思われているようです。

でも…実は、私自身、幼少期を振り返ると
「何をやっても長続きしない」と
一つ年上の姉と比較され、母によく言われていました。

そろばんも、習字も、ピアノも
ぜーんぶ「そこそこ」で
頭角を現すことは一度もなく(笑)

「負けず嫌い」の姉が
珠算の全国大会に出場したり

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「ちゃんとつまずいて、こぼれたことばこそが魅力的である」

「ちゃんとつまずいて、こぼれたことばこそが魅力的である」

ずーっと頭の中に残っていて、最近、あらゆるところで
伝えまくっている「ことば」がある。

先月、司会としてご一緒させていただいた
文字活字文化推進機構のフォーラム
「ことばを楽しむ、ことばでつながる」の中で
鴻上尚史さんが、山根基世さんとの対談でおっしゃったこと。

もう衝撃的過ぎて、舞台の横で「うーん」と唸りながら
必死に書き留めた。

毎度、お伝えしていることだが、アナウンサーになりたての頃

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