橋本恵子(はしけい)

ことのはスクエア代表「ことばを磨くと、人生は豊かになる」をモットーに、あらゆる世代にあ…

橋本恵子(はしけい)

ことのはスクエア代表「ことばを磨くと、人生は豊かになる」をモットーに、あらゆる世代にあらゆる方法で「ことば磨き」の大切さを伝えている。テレビ局でアナウンサー・記者・管理職を経て50歳で研修講師として独立。国家資格キャリアコンサルタント/ポジティブ心理学コンサルタント®など

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大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!③美佐緒さん&喜子さん

北と西の両菩薩が登場! (寛司)ここからは、3番目の登壇者です。「あり方」三部作の2冊目「いま目の前にいる人が大切な人」を書いた「北の菩薩」こと、坪崎美佐緒さん。そして、実は菩薩が関西にもいる・・・ということで、大阪から清水喜子さんです。このふたりがここで揃うのは初めてです。お二人とも、どうぞ。 (寛司)まずは、ゆり奈さんのお話の感想からきかせてもらえるかな? (坪崎)想いがあったらそのままにせず、行動されていて、出来ることをひとつひとつ見つけて、それを喜びにしていて

    • 大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ②石原ゆり奈さん

          ラオスで障がい者支援 (寛司)続いては、石原ゆり奈さん、どうぞ。この方もオモシロイ。 まず自己紹介からお願いね。 (ゆり奈)はい、私は東南アジアのラオスで、手や足に障がいのある子たちの作業所をしています。最初は、ラオスとネパールで、学校が足りないところに学校をつくるというお仕事を自分で立ち上げてやっていたんですが、いざ、学校を作っても健常の子たちしか来れないんです。足が悪いと歩いて来れない。日本のように道が舗装されていないし、バスもないし、ちっちゃい時にポリオにか

      • 大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!!!! ①大久保 碧さん

        はじめに「今日は、前でお話を聴きたい方が8人くらいいるなぁ」という寛司さんのひとことから始まった5月の「あり方塾」。 ゲストも参加者も、多彩な方が集まる知る人ぞ知る!?学び場です。 最初に登壇したのは、この春、大学生になったばかりの大久保碧(そら)さん。突然の指名にも動じることなく、寛司さんとのトークが始まりました。 魚が好きすぎて・・・(寛司)今日、最初はこの人です。魚についてちょっと面白いことをしているので、自己紹介もしながら話してくれる? (碧)京都からこの春

        • 大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(後編)

          前編はこちらから 何かをやる人は、あきらめることをしない人(寛司)あきらめることは考えなかった? (南美)なかったですね(笑) (寛司)彼女には、あきらめるという思考がない。ここでわかるのは、何かをやる人は、あきらめることをしない人なんだということです。 でもね。何かをやる時に、スムーズにいくことはなくて、いろいろな阻害要因があるわけです。 そこで、「もうだめだ、困った」でなく「えらいことになった、さてどうしよう?」毎回「どうしよう」「これをどうやったら乗り越えられるか

        大久保寛司の「あり方塾」@東京7期#2ゲストが4人!③美佐緒さん&喜子さん

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        • 大久保寛司のあり方塾@東京
          5本

        記事

          大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(前編)

          はじめに 〜「あり方塾」とは〜(寛司)はじめましての方もいるので、この場について少し説明すると、世の中には様々な学び場がありますが、ここは極めて「テキトー」で(笑)、毎回、よく言えば「ひらめき」、悪く言えば「思いつき」で、場によって空間によってモードが変わって何種類もあります。これは、来ていただいた方に、少しでも学んでいただけるように、毎回、オートマティックに変わっていく感じです。 あくまでも「勉強する場」と言うより「学ぶ場」で、「学ぶ」というのは、受ける側が主体的になるこ

          大久保寛司のあり方塾@東京7期 第1回ゲスト 吉田南美さん(前編)

          準備して捨てる、いや、捨てるための準備? 〜人前に立つ時に私がしていること〜

          私が人前で、まとまった時間、話したり、ファシリテートするという役割を担う時、事前にやっていることは ①聴く ②書く ③話す ④書く(加筆・修正)の4ステップだ 最初は主催者の「目的」を ①「聴く」こと この場に参加する人に ・何を伝えたいか ・どうなってほしいか ・どんな気持ちになってほしいか ここを押さえておかないと、強調すべきポイントが掴めなくて、参加者にとって有意義な時間にならない危険性があるので、しっかり!確認することを大事にしている 次は ②「書く」 研修

          準備して捨てる、いや、捨てるための準備? 〜人前に立つ時に私がしていること〜

          果たして「会社は変わる」のか?

          「会社は変わる」 私の「ありかた」の師匠のひとり・大久保寛司さんがプロデユースし、園田ばくさんが上梓した寛司さんの自伝をベースにした小説だ。 ご縁あって、構想段階から出版までのプロセスを垣間見ることが叶い、一足早く「ゲラ段階」で読むことが出来た。 タイトルが決まった瞬間も、オンライン編集会議に混ぜてもらっていたのだが、ゲラに目を通しながら、ふと蘇ってきたのは、組織にいた頃感じていた苦さだった。 「この苦さの正体とは、果たしてなんなのか?」 そんな問いをもちながら、読後

          果たして「会社は変わる」のか?

          辞めなかった理由・辞めた理由

          定期的に若手ワーママに 聴かれることがある 「50歳まで  会社を辞めなかった理由」だ それは、私の「働く理由」に 拠るところが大きい 私の働く理由は ①お金のため(経済的なこと) ②社会のため(どんな仕事も社会のため) ③成長のため(人が生きるとは成長すること)で この3つは、私が働き続ける中で 大きなピンチだった「子連れ転勤」時代 私(当時37歳)息子(当時3歳半)に 「どーちてママは仕事に行くの?」と 毎日寝床で問われて、答え続けたことだ 息子は当時、当然の

          辞めなかった理由・辞めた理由

          続けるコツ〜仕組みとか、仕掛けとか〜

          「続けることが苦手です!どうしたら、続けられますか?」 よく、質問されます。 どうやら「続けられる人」だと思われているようです。 でも…実は、私自身、幼少期を振り返ると 「何をやっても長続きしない」と 一つ年上の姉と比較され、母によく言われていました。 そろばんも、習字も、ピアノも ぜーんぶ「そこそこ」で 頭角を現すことは一度もなく(笑) 「負けず嫌い」の姉が 珠算の全国大会に出場したり 学校代表でピアノ演奏したりするのを うらやむでもなく 「すげーなー」と素直に思

          続けるコツ〜仕組みとか、仕掛けとか〜

          「ちゃんとつまずいて、こぼれたことばこそが魅力的である」

          ずーっと頭の中に残っていて、最近、あらゆるところで 伝えまくっている「ことば」がある。 先月、司会としてご一緒させていただいた 文字活字文化推進機構のフォーラム 「ことばを楽しむ、ことばでつながる」の中で 鴻上尚史さんが、山根基世さんとの対談でおっしゃったこと。 もう衝撃的過ぎて、舞台の横で「うーん」と唸りながら 必死に書き留めた。 毎度、お伝えしていることだが、アナウンサーになりたての頃 大ベテランキャスターから 「お前が出ると、チャンネルが変わる音がする」とまで 言

          「ちゃんとつまずいて、こぼれたことばこそが魅力的である」

          だから私は今日も「手紙」を書く

          思いのたけが、溢れてしまいそうな時には 何も考えるスキを作らないように 身体を動かすか 別の事で思考を埋めるか 柿の種をむさぼり食べるか 駄文を連ねるか、あるいは泣くか💧 で、最後に行きつくところは 自分の「思いのたけ」を余すことなく 手紙にしたためる 自分宛に 時には、思いを伝えたい誰かに 私は、手書き派ではなくPCで打つ派で とにかくカチャカチャ打ちまくる(笑) カチャカチャ、カチャカチャと 何度も推敲しながら 「ことば」を探して手紙を書くと 有り余る思いも、ち

          だから私は今日も「手紙」を書く

          「残酷なまでの主観」とは

          「残酷なまでの主観」 ちょっと強い「ことば」だが、福山雅治さんの「ことば」で、ラジオで聴いていて心に刺さったので、ついついメモ魔なのでね、書き留めておいた。 自身のライブフィルム(映画)を作った時のエピソードの中で出てきた「ことば」で…雅治さんって、映像で自分を振り返ったり、編集したりする時に 「圧倒的メタ認知」で自分を眺めて、ダメだししたり確認したりすることが出来るそう。 自己成長のためには、この圧倒的メタ認知力=「残酷なまでの主観」があることは確かに力になる。 け

          「残酷なまでの主観」とは

          師匠の前で思うこと

          2月9日に東京で開催したフォーラム「ことばを楽しむ、ことばでつながる」のアーカイブ動画が公開されました。 第1部は、山根基世さんと鴻上尚史さんの対談 第2部は、読書活動推進Q&A という内容で、私は、総合司会と言う役割でした。 とりわけ、第1部は、山根さんの「問い」に導かれて 劇作家の鴻上尚史さんが 「ことばを身に着けるために必要なこと」 「優れた表現者の条件」 「コミュニケーションの本質」 「今、求められるリーダーシップ」などについて 鴻上節で魅力たっぷりにお話しされ

          師匠の前で思うこと

          選んだ道が「正解」だから

          会社員生活28年が、不満だったわけじゃない。 それでも、中学生のころから「伝える仕事」に憧れて、その最前線にいられた10年と、子どもを産んでからの18年はやっぱり違った。 持ち前の好奇心と、自分に負けず嫌いな性格で、目の前の課題に向き合い、何とかしようとしてきた18年だって、確かに学びも成長もあった。 だけど、50歳を前に、人生の後半戦を見通したら自分の好きな「ことば」に関わる仕事をあきらめきれなかったのだと思う。 器用だったり、柔軟性が高かったり、責任感が強かったり

          選んだ道が「正解」だから

          コミュニケーションは、ハイリスク・ハイリターン

          コミュニケーションが積年の課題で、「話し方」「聴き方」を含む「コミュニケーション」に関する書籍は、社会人になってから、かなりの数、読んできた。 そんな中で、印象に残っているのが「コミュニケーションは、ハイリスク・ハイリターン」という「ことば」だ。 相手との距離を縮めたいと思ったら、一歩、近づいてみることが大事。だけど、相手がずーっと心を寄せている人だったり、超リスペクトしている方だったりすると、その一歩は、踏み出すのになかなかに勇気が必要だ。 はねのけられたら、怖い。ダメ

          コミュニケーションは、ハイリスク・ハイリターン

          「ことば」の磨き方

          「ことばを磨くと、人生は豊かになる」 50歳で会社を卒業し、個人事業主としてスタートする際に、私自身の「想い」を言葉にした。アナウンサーとしてキャリアをスタートし、決して思うようにならない「ことば」との数々の試行錯誤を経た上で、それでもその可能性を信じようと、人生の折り返し地点を迎えたタイミングで、これからは、「ことば」を中心に、自分が出会う方々の、人生を豊かにするお手伝いが出来たらいいなと思ったのだ。 「ことばのプロ」と自分を称することにどうしても慣れないのは、「ことば

          「ことば」の磨き方