羽柴 和也

移住しようとした家が住めず、現在は家なき子。山梨、長野、新潟をちょろちょろしてます。農…

羽柴 和也

移住しようとした家が住めず、現在は家なき子。山梨、長野、新潟をちょろちょろしてます。農的シェアハウスや季節労働を探し中。得意は人物写真撮影&部屋の片付け整理。情報絶賛募集中です♪

最近の記事

帰ってきたギルドハウス

ブログ第二十三回 群馬の最果てまで行ったボクは色々と考えた末に十日町のギルドハウスに戻ることにしました。 以前に出会った工務店の社長さんも働かせてくれるとの話もあったし、ギルドのオーナーもいつでも帰っておいでと言ってくれていたので連絡をとり、また十日町を目指すことにしました。 地図上を見ると、峠を越えれば新潟県まですぐに入れるのを確認したのですが、道を辿ってみると繋がってない。 そう峠を越える道はないのです。水上からだと関越自動車道があり、簡単に抜けることが出来るので

    • 群馬の果てにて。

      北杜市で友人と別れて、一人となったボクははてはてどうしようかなぁと思うと !!、、あった!行ってみたいとこ。 ギルドハウスに行ったときにオーナーからギルドの住み開きの形に共感して場を開いているトコが全国にいくつかあると言うのを聞きました。 その中で群馬県があったのを思い出したのです。ちなみにボクは生まれが群馬県前橋市なのです。祖母が前橋にいたので、よく行っていました。 ちなみに甘い味噌だれをつけた名物の焼きまんじゅうはとても美味しいですよ。子供の頃からの馴染みの味、、

      • ボクの明日はどっちだ。

        ブログ第二十一回 安曇野で友人のシェアハウスに居候のような形でお世話になり、イチゴ農家さんで働いていました。 そこを離れて、また戻るような形で松本市→茅野市→諏訪市→北杜市と言う流れで車を走らせていきます。 国道を茅野から諏訪に向かう道で一度、山を越えるのですが、この山頂からの景色が湖と街を一望でき、とても眺めが美しいのです。 川崎の無くした家から先に向かうときは前しか見てなくて気付かなかった。戻ると良いときもあるものです。 今度の目的地は北杜市にある知り合いの家へ

        • イチゴと夢と農業と。

          ギルドハウスを出ることにしたボクはお昼頃から出発することにしました。 部屋にいるオーナーに「お世話になりました。きっとまた戻ってきますので、その時はよろしくお願いします!」と伝えると 扉は閉まったまま「お~、もう行くのかい。うん、わかった。いつでも帰ってきなね~」と声だけの返事が返ってきました。 お、部屋から出てこないんだ。と思いつつも、お客扱いされてないことが逆にいいかもなと思いました。 次の街は新天地と言うより、戻る形で長野へまた行くことになりました。 安曇野の

        帰ってきたギルドハウス

          木が生えている家とご縁からの仕事

          仕事とこれから何をしていこうか、ほぼ毎日、中心街に出掛けて情報を少しづつ地道に集めていたある日。 住人の男の子から移住者の会があるので、一緒に行きますか?と誘われました。こうゆうのを待っていたんだと言わんばかりにもちろん参加をしました。 参加者、スタッフ合わせて17~18人くらいはいたでしょうか。プロジェクターを使い、十日町の紹介なども含めての交流会でした。 東京近郊に住んでいるときはイベントが溢れており、何とも思わなかったのですが、人の繋がりがつくれる場があることが何

          木が生えている家とご縁からの仕事

          大地の芸術祭とギルドの生活

          ギルドハウスに居候滞在のようになったボクは仕事探しの他にやらねばと思っていたことがあり、それは人との繋がりをつくることだと思っていました。 出来ることはどんどんして行こう!そう思ったボクはよく街へ出掛けていました。 仕事に関しては焦りもありましたが、何とかなるだろうとの気持ちもあり、と言うのはこの十日町市には豪雪地帯の他にもう一つ、有名になっている場所でもあるのです。 トリエンナーレと呼ばれる3年に1回、開催される巨大な現代アートイベント「大地の芸術祭」がこれから行われ

          大地の芸術祭とギルドの生活

          ギルドハウス十日町

          再会を喜び、富山の友人をあとにしたボクは海沿いを北上して新潟を目指しました。 夏の香りがし始めた海の風はとても気持ちが良いものです。 ここまで色々なトコへ寄り道してきましたが、今回の家なき旅の一区切りとしていた場所がありました。 まぁ、その詳しい話はまた改めてすることにして。 実はそこに行くのをわざと遅くして、遠回りしている感じもありました。 行きたいけど、行きたくない。 もしそこに辿り着いて、ダメだったときに次に行く先の情報を持ち合わせていなかったのです。 今

          ギルドハウス十日町

          再会を約束した友人を訪ねて

          大町の友人の家をあとにしたボクは長野市にある自給自足を目指したい人たちの為のシェアハウスの情報を仕入れていたので(情報は本当に大事です。しみじみ)見学に。 「自給農シェアハウス乙」長野駅から車で20分。敷地にニワトリを飼っていたり、畑があったりと自給を始めるには問題ない条件。 建物は古民家で改修がこれから必要な感じだけど、DIYが好きだったり、技術を学びたい人にはうってつけだと思いました。 何だか宣伝みたいになってしまった、、ちなみに回し者ではないです。自分で暮らしをつ

          再会を約束した友人を訪ねて

          山の小さな集落に住む友人を訪ねて

          大町のシェアハウスを見学したあとは同じ町に住む友人を訪ねて、泊めてもらうことになっており連絡をしました。 待ち合わせ場所を教えてもらい、Googleマップで調べると意外に市街から遠い。 車で20~30分って、トコだったかな、  元々は別の町だったのが、合併したとのことで田舎に来ると合併話はよく聞いたりします。 車をまた走らせ、両側が森のような道をしばらくして抜けると、山の谷あいにある道の駅へ。そこで落ち合うことに。 時刻は夕方で少し薄暗くなり始めた頃。山を見上げると

          山の小さな集落に住む友人を訪ねて

          田舎のシェアハウス事情

          ブログ第十四回 長野の上田で一泊させてもらい、お昼までのんびりして英気を養ったあとは、今度は同じく長野の大町を目指して車を走らせました。その理由はシェアハウスの見学。 今回の家なき旅のミッションの一つにシェアハウスに住むと言うのがありました。 住む予定の家に住めず、今回のようになったときに色々と考えました。 トラブルや問題が起きたときにひとりだと心細い。そして、冷静になって自分を見たときに一人でガツガツと突き進むタイプではないなと。 と、思ったときに知り合いがいたと

          田舎のシェアハウス事情

          人との繋がりの大切さと感謝の気持ち

          安曇野で農家さんトコでお世話になったあとは、同じ長野の上田市を目指しました。 この土地は今年、話題になった映画「未来のミライ」の細田守監督の作品「サマーウォーズ」の舞台になった町。 そして、前に友人の集まりで会った女の子がこの町に移住しており、遊びに来てもいいよ。と前に言われたのをふと思い出したのです。 連絡をとると「泊まりOK !大丈夫だよー♪」とのこと。 朝、出発をしたのですが、ひと山、ふた山と割りと近いので、昼前には上田駅周辺に到着。 着いた途端、田んぼ作業の

          人との繋がりの大切さと感謝の気持ち

          合鴨農法と安曇野

          前回、家なき旅の続きを書こうと思ったのですが、田舎の仕事について書いてしまいました。 また戻します。 住まいを引き払い、神奈川→山梨→長野と言う道程を辿り、安曇野へ。 相談に乗ってもらった地球宿の望さんの紹介で合鴨農法で田んぼをしている農家さんでお手伝いをすることに。代わりにゴハンと寝床を頂き、その間に次のアクションを考えると言う作戦です。 僕以外にも、関西からの会社を辞めたばかりの青年とタイの女子大生もいました。 お世話になった農家さんはご夫婦と小学2年の可愛らし

          合鴨農法と安曇野

          田舎での仕事

          前回から間隔がかなりあいてしまいました。 家なき旅がスタートして、安曇野でのお話を書こうと思ったのですが、すいません、また変更して田舎での仕事について、書きたいと思います。 サラリーマン時代、お盆などの連休明けには憂鬱だったのを思い出し、そんな気持ちの方に少しでもポジティブになってもらえたら、嬉しいなと思います。 なので、今回はそんなお話を進めます。 川崎の家を出てから、大きな課題は仕事でした。 訪問先が、完全に決まっている訳ではなかったのと、土地を移りながら、転々

          田舎での仕事

          家なしになっての銭湯と車中泊。

          前回は急に現在の心境を書きたくなったもので、話が飛んでしまいました。 今回はまたお話を戻したいと思います。よろしくお願いします。 山梨、長野に相談に行き、家なき子になることを決めました。 朝、安曇野の地球宿を出発して高速を使い、そのまま住んでいる川崎へ。アパートの解約を一日だけ延ばしてもらいました。 休む間もなく片付け、7年程も住んでいたアパートが出てみれば、あっけないもんです。 だけど、感傷に浸る間もなく移住しようと思っていた地域の近くの廃材エコヴィレッジで自分の

          家なしになっての銭湯と車中泊。

          今の気持ち。家なき子の二ヶ月後。

          ストーリーの続きを書こうと思ったのですが、今回はすっ飛ばして、今の気持ちを書きたくなったので、それを記しておきます。 家なき子の約二ヶ月後の今。 旅のご縁で建築現場で働き毎日、屋根に登っています。 暑い、とにかく暑い。屋根の鉄板の照り返しが尋常ではない。 そして毎日、埃と汗でドロドロになっています。肩に巨大なボードがぶつかったり、足に釘刺したり。コンクリートを破壊しまくって、手の痺れが抜けないことも、、 でも、休憩に食べるトマトが旨い!!そう、美味しいと言う言葉では

          今の気持ち。家なき子の二ヶ月後。

          心の奥底にある気持ち。

          前回、前々日とゲストハウスで一緒だった人のおはなしを書かせて頂きました。 今回からまたボクの話に戻りたいと思います。 移住しようとした家が水道管の大きな破損で、住めないとわかると打開策を考える為、川崎の住まいに戻ろうと思いました。 が、急に思い立ち反対の山梨方面を目指すことに。 アパート解約まで期限は残り数日。のんびりしてる時間はないのです。 ゲストハウス空穂宿を後にして、次に目指すは長野の地球宿。 地球宿は人生二つ目に泊まったゲストハウス。 昔、最初 駅に着い

          心の奥底にある気持ち。