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再会を約束した友人を訪ねて

大町の友人の家をあとにしたボクは長野市にある自給自足を目指したい人たちの為のシェアハウスの情報を仕入れていたので(情報は本当に大事です。しみじみ)見学に。

「自給農シェアハウス乙」長野駅から車で20分。敷地にニワトリを飼っていたり、畑があったりと自給を始めるには問題ない条件。

建物は古民家で改修がこれから必要な感じだけど、DIYが好きだったり、技術を学びたい人にはうってつけだと思いました。

何だか宣伝みたいになってしまった、、ちなみに回し者ではないです。自分で暮らしをつくっていきたい人には良いと思います。

だったら、羽柴がそこに住んでみれば良いじゃない。なんて、声も聞こえてきそうですが、まだオープン前で住むメンバーがいなかったんですよね。

なので、イメージが湧かなかったんです。今ならどうかな?(行ったのは6月末頃。7月オープンでした。)

そこを見終え、次に向かうトコは決まっていたのですが「!?」

ふと閃いた友人がいた。

2年前にボクは栃木県の那須にある非電化工房と言う所で「地方で仕事を創る塾」(=通称、地創塾と呼んでいます。)に通っていました。

名の通り、電気を使わない冷蔵庫やソーラークッカー、藁で作ったストロベールハウスやツリーハウスなどなど、仕事やモノなどをつくり、そんなことに惹かれる人が集まってくる場所なのです。

そして、さらに遡ること数年前、その地創塾のようにスモールビジネスをつくり、自分のナリワイで生きていこうとしている仲間たちのグループにおり、その仲間たちは起業、世界一週、移住、など雇われる生き方を辞めて、自分を目指し方向に進んでいきました。

自分はゲストハウスがやりたかったのだけど、辞めてやっていけるのかが恐くて、どうしても辞められなかった。

その後もその情けなさに自分自身を随分と責めました。進みたいけど、進めない苦しさは今でも忘れません。

だけど、非電化工房でもう一度、仲間をつくり前に進むことが出来れば、好きな道に進めると思ったのです。

そして、ココで辞められなければ、ボクは一生、言い訳を続けながら仕事を続けていくのだろうなと思っていました。

結果として辞めて、今の自分がいます。

前置き長くなりましたが、その地創塾の同期生が塾を卒業後、地域起こし協力隊として富山の朝日町に移住しており、いつか会いに行くと再会を約束していたのですが、そのままになっていたのを思い出したのです。

早速、電話をすると地元の消防団の集まりがあったみたいなのですが、久々に会って飲もうと快諾してくれ、訪ねることにしました。

長野市から3時間くらいと少し距離があったのですが、移動が多いと感覚がおかしくなってくるものなのか、あんまり遠いと思わなくなっていました。

再会はとても嬉しく、懐かしく同じ志の仲間がいると言うのは本当に良いものだなと思いました。

友人の奥さんも一緒にこの土地の地域起こし協力隊として働いているのですが、朗らかでよく話してくれる方で気持ちが和みました。

旦那さん(友人)の方が農業。奥さんが役場でイベンターとして、地域に関わっており、楽しいこと、苦労していること様々な話を聞かせてもらいました。

ここでも飲んでるうちに盛り上がって、ボクが同じ地創塾の夫婦で通っていた同期生に電話をしてみようと言い出し、掛けてみることに(毎度、酔っ払いで面倒ですいません。)

今回もスピーカーにして、会話を交わすと話が弾みます。SNS では近況を知っているものの直接話すことはなかなかないので話が尽きない。

こうゆう時間はお互いの近況が勇気づけてもらえたり、元気をもらえてありがたいものです。

頑張っている友人がいると「よ~し、オレも頑張るぞ!!」と言う気になる。そして、自分が頑張る姿を見て仲間もまた頑張る

こんな関係を築いていけたら、とても素敵だなぁと思います。

楽しい宴はいつも時間は瞬く間に過ぎていきます。

翌日、また友人と再会を約束すると名残惜しい気持ちもありながら、次の目的地を目指すことに。

毎回、会ってくれる友人は良い人達なので、もうここらで探そうかなと少し思ったりもするのですが、でも何と言うか、今はまだ立ち止まっちゃいけない気がするのです。

そして、次に目指す場所は決まっている。だから、行かなくては!

夏が近づく海沿いを車を走らせて。

つづく。

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