シェア
長谷川諒@音楽教育学者
2021年2月3日 18:46
こんにちは,音楽教育学者の長谷川です👓さて,本日のタイトルですが,違和感を持つ人も多いと思う。「クラシック音楽は流行り廃りがないからこそ素晴らしい。それがクラシック(古典)たる所以なのだ。」という言説はいろんなところで見る。そして,クラシック愛好家である僕は,この説に全く同意しない。さぁ本日も語っていきましょう。1.「流行り」とは差別化である例えば,ファッションには流行り廃りがある。
2021年2月1日 19:34
こんにちは,音楽教育学者の長谷川です👓先日書いた下記の記事,多くの人に読んでいただいて嬉しい限りです。Twitterでも色々な反応をいただき,すべて興味深く拝読した。ありがとうございます。当該記事をまだお読みになっていない方は是非こちらから読んでみてください。ようは,「楽器の上手さ」でガチンコ勝負しなくても,キュレーションという発想でお客さんの聴取体験を効果的にデザインすれば,技術で劣る
2020年3月5日 21:16
こんにちは,音楽教育学者の長谷川です👓先日,Instagramのストーリーズを眺めていると,音大の卒業を控えた学生さんの投稿にこんなのがあった。う〜ん…そりゃ「無理😭」ですよね…新人演奏会って若手演奏家の門出を応援するためのものだと思ってたけど,そういうわけではないのかな?常識的に考えたらわかると思うけど,新卒音楽家にとって7万円は結構手痛い出費だ(いや全ての新卒社会人にと
2021年1月13日 16:46
こんにちは,音楽教育学者の長谷川です👓随分久々になってしまいました。以前,こんなツイートをしたらプチバズが起きた。キュレーターとは,現代美術の文脈において展覧会の企画・運営等を総合的に指揮する人のことである。どんな作品を取り扱うのか,どんなタイトルの展覧会にするのか,展示の順はどうするのか,ライティングは?解説は?チラシに掲載するキャッチフレーズは?等々。今日のクラシックにおける自主
2020年2月5日 19:20
こんにちは,音楽教育学者の長谷川です。クラシック演奏家や音大生の今後をお節介ながら僕が勝手に案じる「クラシック演奏家ビジネス論2.0」の第2弾です。前回の記事を読んでいない方はまずはこちらからどうぞ。前回の記事では,今後のレッスン産業は「現段階でトッププロ(大学講師レベル)のポジションについている演奏家による対面レッスン」と「トッププロには劣るが肩書きと実力をもっている若手によるオンライン
2020年2月2日 18:46
こんにちは,音楽教育学者の長谷川です。言うまでもないことだが,私たちの親世代と比較すると,現代の「働き方」は大きく変わってきている。大企業に就職するのがステータスだった平成前半までと比べ,就職よりも起業に価値を見出す人がずいぶん増えた。「大企業は絶対に潰れない」という安心神話も相対的に崩れてきている。インターネットの普及により個人が自由に情報発信できるようになったことも,働き方の変革に寄与