国際交流と定義 - ケネディ駐日大使の離任挨拶から学ぶ -

こんばんは。^^
今日、SNSで何年も仲の良いアメリカの友人から、
駐日アメリカ大使館大使、キャロライン・ケネディさんの日本国民への挨拶と感謝のビデオメッセージをご紹介いただきました。
オバマ政権からトランプ政権への交代で、ケネディ大使も大使のお仕事から離任されます。
Youtubeにも、駐日アメリカ大使館のチャンネルから公式にアップされています。日本語訳付きです。
https://youtu.be/vPcI7txv6V0


内容は、
離任の挨拶、在職中の経験や出会いの感謝、女性の活躍への願い、また日本に戻っていきたい、等々。
私の説明は短めにします。
映像ではご本人の意志のメッセージと在職中の様々な経験と出会い・交流の写真が流れます。
捉え方は観る人それぞれ。

私は、
「お互いの考え方や歴史・文化等それぞれの認識の違いがあるところもあるけれど、ケネディさんが真摯に向き合って国交に尽力した事には変わりはない。」、と思いました。
私も色んな国の友人・人々と交流していますが、
国際交流をするにあたって大事なことは、
「それぞれの国が向き合い交流する事において、お互いに、歴史・文化・考え方等の認識や価値観の違いや受け取り方の違いがあるけれども、
その定義をお互いが理解した上で、武力や暴言で意思を押し付けず、お互いの状態を客観的に知り、
交流と絆が織り成す信頼のもと話し合う。」

という事だと、私の経験からでも思います。

以前、ヨーロッパの友人と戦時中の歴史の話になりましたが、お互いが、普段からの絆と信頼・普段からの色んな国々の友人との国際交流の経験から、感情的にならず客観的に、「この国の人々はこの歴史をこう考えているのか。」とお互い勉強になりました。

お互いの違いを知る、という事は、喧嘩ではなく、勉強なのだと思います。

全てが綺麗な言葉で片付けられる訳ではありませんが、でも、時々はそういう事もあると思います。
それのプロフェッショナルこそが、大使館、外交官なのだと思います。
ケネディさんもそうであったら嬉しい限りです。

長年の日本とアメリカの国交へのご尽力、誠にありがとうございました。
日本での出会いとご経験を活かし、更なる、未来へ繋がる国際社会・交流のご活躍とご健康を心よりご期待しております。

赤城 春輔

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