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EMDR体験記〜Part22〜最後のトラウマ(本気の自殺衝動)とその処理

こんにちは、CPTSD(複雑性PTSD)と解離症の悪化によりEMDRを受けることになった芸術家になりたい現在大学休学中&精神疾患拗らせ中(発達障害、CPTSD、解離症、摂食障害、アルコール乱用等々)のHarunaです。

私が何故EMDRを受ける事になったのか、その詳細と体験記Part1~は過去に書いた記事があり、マガジンにまとめております。是非併せてご覧ください。


最後のトラウマ

きっとこれ以上掘り出しても出てこないであろう。自分の中でそう実感する。
最新で最強のトラウマだ。

その内容

昨年10月頃の記憶だ。実家に戻る前で、アルコール乱用と摂食障害の悪化、鬱の悪化を拗らせていた時。フラッシュバックに苛まれ、それを誤魔化すかのように毎日毎日お酒を浴びていた。連続飲酒になっており、大学へ行く前に飲んでから家を出る始末である。
自業自得といえばそれまでなのだが、当時連続飲酒をしていたせいで体調がすごく悪かった。お金も無くなっていた。そしてフラッシュバックの悪化で学校生活、そして将来へ希望を持てず就職活動もままなっていなかった。他にも沢山の悩み事に押しつぶされ反芻が悪化している日々を過ごしていた。

  • フラッシュバック

  • アルコールが止められない

  • 鬱でアルバイトを辞めてしまったが故の金銭的な余裕のなさ

  • 鬱の悪化で生活がままならない

  • 授業も当然難しい

  • 卒論も手がつかない

  • 就職活動も手がつかない

  • トラウマのみならす今までの失敗体験の反芻が止まらない

  • セクシュアリティの葛藤

  • 生きていく希望を感じられない

毎日アルコールを浴びて誤魔化す日々。

現実的に身体も辛くなってきていた。

しかし、私は4年で卒業したいと拘っていた。

中学3年生の頃、不登校だったからだ。
これ以上周りと差がついてはいけないと劣等感から使命感を感じ、アルコールを乱用してでもこのまま4年で卒業するのだ、卒業して元気な姿を青森にいる両親に見せるのだ、と必死に生きていたのである。

今まで奮闘し周りと同じになるためにしがみついてきた思考から、今更同世代から遅れをとるなんてそんなことを許せなかった。

余裕の無い日々から生まれた極端な思考


死んで全て終わらせよう。

ふとした時に本気で思った。

辛い過去もままならない現状も一気に精算してしまうのがいい、
そうするしかないや。

本気の自殺衝動が芽生えた。

アルコール乱用の日々。
とある真夜中。
強い衝動と意志に駆り立てられ、
飛び降りようと決めていた場所へ向かった。
お酒片手に…。


この道中がトラウマになってしまった。


自分の命を軽く扱おうとした事、
お酒で酩酊しており本当に落ちてもおかしく無いくらい勢い付いていた事、
反芻やフラッシュバックで耐えられないくらい辛かった事。

物凄いエネルギーを持った記憶になってしまった。


処理後

今回も処理以降はフラッシュバックが起きる、過呼吸になったりするという症状は無くなった。すごいぞEMDR。
それでも相当辛い記憶として残っているのか、ふとした時に当時の心境を思い出し涙が出てしまう時がある。
フラッシュバック時のようなガチ戦闘モードになるわけではない身体の感覚から、ああ、処理されたのだなと実感させてくれた。
まあ、まだ辛いけどね。


自殺衝動は希死念慮とは全く異なると感じる。
エネルギーの種類が別のように感じた。

僅差で生き残ることになったこんな私だが、今では鳥の鳴き声が綺麗だなと昼下がりに感じられるまで平穏を取り戻した。
偶然が重なって複雑性PTSDになり、今度は偶然が重なって治療を進めることができている。
全く、もう少し安定して平和で健康でいることはできないのだろうか…w


最後まで見てくださった方ありがとうございます!
次回以降も受けたら体験記更新するね!通院来週も頑張ります!泣
少しでも参考になったら♡とfollow是非お願いします!

(記事投稿されている方やシンパシーを感じた方は積極的にフォローバックさせて頂きます!)

以上。
Haruna.

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