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耳で学ぶ「しまはる塾」

日本や世界の日々のホットニュースの意味と背景を皆様と一緒に考えます。世界を訪問する私の体験を皆様と共有し、何が見えるかを考えましょう。時折、幕末から今日まで日本現代史の節目の物語… もっと読む
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2023年9月の記事一覧

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岸田首相はNY経済クラブで講演し、資産運用立国をめざすと声明しました。その呼びかけは意義がありますが、それを実現するには大きな課題がいくつかあります。その点について私見をのべます。

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9月19日、岸田首相は国連総会でロシアを名指しで批判する演説をしましたが、その前に核軍縮に関する会合を開催しました。日本は自国防衛をアメリカの核の傘に依存しているので核の全面禁止条約に参加できない中で、核軍縮の機運をなんとか醸成しようとの試みです。

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今回はカナダのEver Technologies社が水を地上から注入するという新方式で事業化を成功裡に進めているケースを紹介し、重要な地熱発電についてのヒントを考えます。

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世界が脱炭素に向けて取り組みを進めている中、火山国である日本にとって、地熱発電は重要な再生可能エネルギー源です。北海道で三井石油開発が進めている調査が蒸気の噴出事故で苦労しているケースを今回は検討します。

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バイデン政権が米国産を強化するためにCSA(半導体促進法)とIRA(インフレ抑制法)を成立させてから約1年が経ちました。その間、政府補助金に誘われて約41兆円もの投資が米国に流入しました。補助金政策は経済を活性化する面と自由競争を歪める両面があるので、こんごの効果に注意が必要です。

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6月に民間軍事会社ワグネルを率いて、ロシア国防省に反旗を翻したプリコジン氏が飛行機事故で死亡しました。プーチン氏は遺族にお悔やみを述べていますが、どうやら暗殺のようで、いかにもプーチンのロシアがやりそうな手口です。

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中国経済の不調が深刻な状況になってきているようです。不動産バブルが崩壊寸前になっており、しばしば日本のバブル膨張と崩壊の経験と比較されますが、桁が違うようです。中国は習近平独裁なので、国内経済の不調が、対外政策にどう跳ね返るか、予断ができません。

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ロシアの南のコーカサス地帯にあるアゼルバイジャンで、同国西部のナゴルノ・カラバフという土地で、同地の人口の9割を占めるアルメニア人の武装組織がかつての自治区の地位を奪還したいということで9月19日にアゼルバイジャン軍を攻撃したことから武力紛争になりました。私は島田塾の有志と一緒に10月半ばに同国を訪問することにしていたので、この件は私達の強い関心を呼びました。その後の展開等についてはまた機会を改め

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世界最強と言われる半導体設計企業アーム社が米国で上場し近年最大の上場案件として注目されています。AIブームが背景にあると言われますが、アーム社の株式9割を保有するソフトバンクグループには絶好の風が吹いたと言えるでしょう。

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9月中旬、北朝鮮の金正恩総書記がロシアを訪問しプーチン氏と5時間半話し合いました。北朝鮮はロシアに、不足している弾薬や労働力を供給する意図があるようで、ロシアで厚遇されました。中国はとくにコメントをしていませんが、日米韓の安保協力強化もあり、東アジアの地政学は複雑さを増しています。

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このところ、アメリカでは物価上昇にやや沈静化が見られますが、FRBはなお警戒感を緩めていません。しかし市場では、最近の労働市場需給バランスの軟化傾向からアメリカ経済ソフトランディングへの期待感が高まっているようです。

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ASEAN首脳会議の直後、9月9〜10日、インドのニューデリーでG20首脳会議が開かれました。ロシアのウクライナ侵略をめぐる意見対立で混乱する中、議長のモディ首相は、これまでの慣行を破って初日に首脳宣言を採択しました。その内容は昨年11月のインドネシアのG20首脳宣言とは対照的にロシア批判はなく、モディ氏が国際的指導力の顕示に活用したといえる首脳会議でした。

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ASEAN首脳会議は主として経済協力に重点を置き、それなりの成果があがりました。米中首脳が欠席なので、安全保障問題は十分な討議ができなかったようですが、日本は岸田首相が参加してさらなる支援を約束。日本はこれらの諸国に地味でも持続的な貢献をすることが重要でしょう。

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9月5〜7日、インドネシアのジャカルタで、ASEAN(東南アジア諸国連合)とパートナー諸国の首脳会議が開かれました。ASEANは、近年世界で存在感を高めているGlobal South諸国を主導したい意図がありますが、今回は、アメリカのバイデン大統領、中国の習近平主席も参加せず、ASEANの両国への不信が高まったようです。