嘘をつくことと,怒ることは本質的に同じである
今回,スコット・ハーショヴィッツさんの書かれた「父が息子に語る哲学の書」を読んだので得た知見について綴る.
哲学とは 哲学とは何か.この問いに即座に答えるのは至難の業だろう.本書では哲学を理解するうえで,子供を一例にしていた.子供はすごい.自身の知識が足りないせいか,身の回りの現象や物事に対しての「なんで?」という知識欲が収まるところを知らない.また,自身が物事を知っていないという状態を恥ずかしがることなく,父や母にどう思われるのかを気にすることなど皆無である.だから疑問が