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【価値観】整形は問題ない.整形を是とする考えが問題である.

地方大学院生の整形に関する価値観について.
まず,整形をすることについての是非.これは場合によって分かれる.それはすべての努力をした後,もう手立てがない状態で仕方なくメスを入れる場合は是である.また,それ以外は非であるということ.
整形をするときに重要なのが,自分で自分の顔にメスを入れるわけではないので,お金を払うと自分は何もしなくてよくなる.つまり,自分の力で取得したものではないということである.皮膚の上にあるか下にあるかの違いだけで,ロレックスを付けている,ファッションがおしゃれ,髪型が良いなどと同じであり,それは,自分自身はなくあくまでサブアイテムであるということを忘れてはいけないだろう.
この,「自分自身ではないものを,自分自身の価値として認識する」ことが,問題である.

極端な例が,高所得者の専業主婦である.よくイメージとして出てくるのが,ママ友との食事にて,収入の差から生活の差を見せつけられ惨めな思いをしたという女性の発言.これは自分自身の価値を混同している最たる例だとも思う.

それは,旦那の「社会的な」価値であって,旦那自身の価値でもなければ,ましてや主婦の価値には絶対にならない.が,整形を是とする考えを持つ人は根本的にこの例と同等であると言わざるを得ない.

加えて,私には自分の人生を歩んでいないように感じる.
理想の状態になるために頑張ることをせず,お金で解決する.それ自体は否定しない.

しかし,何一つせずにそこに飛びつくのは,果たして自分で壁を乗り越え,成長したといえるだろうか,自分の力で人生を歩んでいると言えるだろうか.と思う.自分にできることの全部を死ぬ気でやって,そのうえで最終手段として持つのが本来の理想的な振る舞いであり,そう思えるのが理想的な人格ではないだろうか.
まだまだ,能力値も人格者としても成長したい一人の23歳の価値観でした.
私自身もまだ,苦しみが足りないです.

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