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発達の困難さ-西川さんの記事から😊

こんにちは。
ExWのトラです。まだまだ夏、続いています~💦
日中あっついですが、朝晩は少しずつ涼しくなってきました^^

さて、今日はこの著書を読み、ちょっとジーンときてしまったのと、
「工藤先生、本当に個々の特性を伸ばす教育されていらっしゃったんだな…」
と改めてすばらしさを実感したもので…
お伝えしたくなりました。
もし既に御一読済でしたらごめんなさい。

まずはこの記事から


にしかわみきのすけさんの記事@朝日新聞

西川 幹之佑(にしかわ みきのすけ)さんの、発達の困難さに纏わるおはなしです。小学校時代に、あまりにも苦痛な体験を受け…(赤ちゃん言葉ではなしかけられる、など…😿)

「もっと個別性に対応した、習熟度にあわせた学びを提供するような場」がほしかった、とのお話でした。

その後、中学校へ進学して大きな転機が訪れます。


工藤勇一先生との出会いです…


この出会いが、西川さんの心を大きく大きく…変容させました。

誰に出会うか、
誰の言葉に導かれるか…

思春期の迷い多き時間帯に、素敵な先生と出会えたことは
西川さんにとってどれだけ心強かったことでしょうか。
工藤先生と出会った中で西川さんは
「自律」の大切さを強く学んだようです。

学校のおぜん立て修学、ではなく自分たちで
 修学旅行の意味と企画を問い直す…
↑その企画をわかりやすい形で発表する際にどんな形式が素敵か?考察する…
「学校での規則」について再考察を「自分たちで」行い、提案する…
プレゼン(発表)しやすい教材とはなにか、を問いかけて
 自ら行動をおこしてみる…

そして西川さんは問いかけてくれました。
「誰もが使いやすい教材、が必要では?」

LDで苦しんだ時期があったからこゆえの、説得力ある語りでした。

彼の2022年に出版された著書が、こちらです。


「死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由 −麹町中学校で工藤勇一先生から学んだこと」


新聞記事はおそらく、この著書のアブスト的な形だったのだと思います。
「ベストセラー『「学校の当たり前」をやめた。』の工藤勇一先生の教え子による初めての著書」との紹介がありました。

工藤先生といえば今は横浜へ移動されましたが…麹町中学校の改革者でもありますよね。

「脳科学でも立証されていることですが、子どもは、自分が安心できる場所、失敗してもいいと思える場所で、見守られていると感じると、主体性を発揮し、自律できるようになります。」

と様々な著書で工藤先生はおっしゃっています。
これはりょーさんの記事にも度々登場するキーワードかもしれないですよね。
「安心できる居場所」

そして、ゆこさんも素敵な場所を紹介してくれました
「学校の中の居場所-保健室…」

居場所があるってどれだけ心強いでしょうか・・・😢
これが学校だったとしたらどれだけ毎日通っていて楽しいだろうか…😿


西川さん、とても学習能力が高いのです。
PPDACのサイクルについても記載されていますが、
「詳細すぎる発達の困難さを少しでもカバーリングできるような教材のアイディア」については、もうただただ驚きです。
さらに
学習困難な状況禍にいらっしゃるお子さんにとっては、まさに…
救いの著書かもしれません。

これも工藤先生の教えがあったから、とのお話でしたが、

やはりその個性を伸ばしていこうと自律を決意したのは西川さんです。


大変だった環境にいたにもかかわらず、自らその環境設定の課題解決へむかって歩みだす…
学びの形は一つではないこと、が私の大きな学びでした。

さらに…
「今現在、死にたいと悩み苦しんでいる発達障がい児の役に立てればと願い、その悪戦苦闘の日々のすべてを明らかに」しています。


…苦しくなる場面、確かにあるとおもうのです。読みすすめていくと…
どんだけ学校って場所、ひずみに満ちているのだ…😿と。
(私が昨年勤務していた場所の一部もかなりそんな感じでしたが💦)

でも、この著書は、マイナス要因にみちあふれているというよりは
むしろ真逆です。
ああ、こういう思考をもって教育に臨みたい、と改めてわたしの襟を正してくれるような…だけれども暖かい部分もあって、笑顔になれるところもあり…

素敵な1冊です。ぜひ御一読を😊

発達の困難さを抱えているお子さんを養育されている親御さんだけではなく、多くの方々が一読してほしいのです。なぜなら、神髄をついているから。

「自ら学び、切り開く」ことで、人は生まれ変わることができる

のです、ということが「当事者」の目線でかかれているから

です…

10代の子にも読んでほしいな~😊
本日も一読いただきありがとうございました_(._.)_
トラ


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