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窓~彼方からの光(詩)

こころを閉ざさないでいてよかった

この命を終わりにしなくてよかった


暗闇の中 もがき続けていた日々


だれの言葉も もう聞きたくないと思った

この世は 嘘ばかりだと

みんな本当のことを なにひとつ見ようとしていない

目を逸らし

逃げて

口から出るのは 当たり障りのない言葉

そうでなければ

嘘と 誰かを傷つけるようなことばかり


仮面を被った

自分を守るために

壊れないように

ただ ただ

日々 生き続けるために


だれにも理解されなくていいと思った

喉から手が出るほどの願い

渇望 ―― 理解されたい ――


「だれかわかって!」

そんなことは叶わないと自分に言い聞かせた

書く必要のあることは 鏡文字で記した


鏡文字はなんのため?

「読みたい」と「理解したい」と

そう思ってくれた人だけが読めるように


そう

それでも期待していた

だれかが求めてくれること

外側の世界にとって

自分に いくらかの価値があることを


暗闇は真っ暗闇に思えたけれど

常に一筋の光が差し込む余地があった

「外」への期待を捨てきれないわたしが

ほんの少し

窓を開けていたから


「期待」という「裁き」によって

「外の世界」を切り捨てるようで
自分自身に傷ついていた あの頃


だけど


窓を開けていたから

目とこころを閉ざさないでいたから

「終わり」のための行為を完了しなかったから


道が 続いている

ひかりが溢れる道が

一変した世界が拡がる 道が


「終わり」にしないことは
永遠の地獄となんら変わらない と

そう感じているかもしれない

でも

これを読んでくれているのなら

窓が開いているんだよ


わたしの書くものが
ひかりになりうるかはわからない


「終わり」にしなければ 道は続く
窓を開けていれば 光が差す余地がある

求めれば それを手にすることになる
必ず

だから

自分に限りなくひかりを注いで
ひかりで満たして

自分がほんとうに求めるものが
ひかりで溢れているように


あまりにも痛く 辛い日々で
忘れてしまっているかもしれないけれど

ひかりも愛も
既に内側に持っているものだから

枯れることなく湧き続けるものだから

歪んで形が変わって
そうとはみえないだけなんだよ


きっと思う

いつかの「今日」
「それでも生きていてよかった」と

その未来はいまこの瞬間
既に生まれているから


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