いと

記録。 文字はわたしの一部。 それは息つぎ。

いと

記録。 文字はわたしの一部。 それは息つぎ。

マガジン

  • お菓子づくり記

    お菓子実験記まとめ(ギター他を含むものもある)

  • ギターと私と夢想と歴史

    ギターとわたしの関連記(題中心)

最近の記事

テリーヌショコラ備忘録

諸々の最優先事項が落ち着いたので、ようやく、年始にまとめ購いしたチョコレェトの出番である。もうバレンタインはとっくに過ぎてしまったのだが。とある原稿でそれどころではなかったのである。 というわけで、お菓子づくりをせねばならない。チョコレェト菓子製作強化月間の再来である。ここしばらく何もつくれていなかった反動でもある。実食してからも、少々時間が経ってしまったが、ここに備忘録として記しておく。 今回つくったのは、こちらである。 毎度おなじみ、午後さん(@_zengo)の昨年末

    • Redice#0 -epilogue-

      今年も一ヶ月が終わり、すでに二月の半ばも過ぎてしまったが、一月分の振り返りをここに記す。 (一月の到達目標の詳細は以下の前回の記事参照。) 結論を云おう。 携帯を機種変するという目標は、一月中には達成出来なかった。故に、このepilogueをかいているのがいまごろなのである。 というのも、わたしはタブレットも契約していたので、それとスマホとで組み合わせのプランとなっていたため、Webで手続きが出来なかったのである。そこで、ショップに行く必要があったため、その月末の夜ではも

      • Redice#0

        おめでたいことに新年が開けてしまった。 わたしはと云えば、相変わらず心も身体も落ち着かない日々を送っている。 しなければならないこと、したいことが多すぎる。現在の生活形態では、それらを消化できるのは休日しかないため、休日はどうしてもキャパオーバーとなってしまうのが常である。仕事はふつうのフルタイムであるが、時間帯が遅めのため、平日夜はほぼ何もできないのだ。 ひとつのことを片付けなければ、次のことに取り組むことができない。わたしはそういう人間である。というわけで、やるべきこ

        • 紅い果の行方

          さてもう季節がまた巡ってきそうだが、以下は今年の前半の出来事である。 せっかくなのでここに記録として残しておく。 苹果は購うものではなく、貰うものである。そういう地域に住んでいる。 初めのうちは皆一生懸命に食べるのだが、お正月を過ぎるころになると、その時期の慌ただしさも相まって、皆すっかり忘れ去ってしまう。それにすでにみそになっているものも多い。そうなってしまうと、生食は厳しい。 そうして、箱の底にいくつもの苹果を持て余すわけである。そんな苹果たちを救済すべく、わたしは

        テリーヌショコラ備忘録

        マガジン

        • お菓子づくり記
          8本
        • ギターと私と夢想と歴史
          11本

        記事

          巡り逢う音

          ギターコードの練習をしていると、不意に、音の記憶が呼び起こされることがある。多くは、イントロ部分である。 ELLEGARDEN、BUMP OF CHICKEN、 このところ聴いていなかったアーティストばかりだが、久しぶりに聴きたくなってしまい、こうしてギターを抱えながら音楽を流している次第である。 記憶を頼りに音楽を探る。 バンドばかり聴いていたあの頃。ああ、青春である。 ELLEGARDENの曲は考えずとも判った。 『Lonesome』である。この有名なイントロ。 確

          巡り逢う音

          パウンドケーキの夜明け

          2022.5.1 何度かパウンドケーキをつくって、わかったことがある。お菓子づくりに手馴れたひとならば、何を云っているんだ?という次元の話だと思われるのだが。 それは、バタは完全に溶かさねばならない、ということである。 わたしはお菓子をつくるとき、バタを(冷蔵庫から出してしばらく放置)だいたい室温に戻していたので、そんなに電子レンジで加熱しなくてもいいか、と軽くだけ加熱していた。 そのためバタが完全に溶けなかったわけだが、横着なので固まりが目立つけどまあいいか、と他の材料

          パウンドケーキの夜明け

          随に観察桜日誌

          これは前回と違って毎日観察していたわけではないし、時間帯も異なるし、果ては途中からカメラアングルを唐突に変更したりしたので、かなり適当である。よって、これを随にとした。以下はその記録である。 4月18日(月) 群青天鵞絨に映える花弁が美しい。 4月19日(火) まだまだ咲き誇り、目を楽しませてくれる。 4月21日(木) 唐突なアングル変更。少し赤っぽくなってきている。点々と緑が顔を覗かせ始めている。 4月22日(金) 全体が赤っぽくなっている。もう終わりなのだな、と寂

          随に観察桜日誌

          大体定点観察桜日誌

          ようやく、花の季節が到来した。きょうは天気もよく、澄んだ青空に満開の花は映え、絶好のお花見日和である。 わたしはと云えば、わざわざ遠方に赴かずとも、近所の公園の桜を遠目から眺めるくらいで十分満足なのである。 その公園の付近に駐車場があるため、わたしは毎日のようにその樹を眺めていたのだった。 これは、その記録である。 4月11日(月) 蕾が赤くなっている。このところずいぶん気温が上がっていた。そろそろ開く雰囲気がある。 4月12日(火) 天に近い蕾から、開き始めた。 4

          大体定点観察桜日誌

          ギターれんしう記#5

          もっと集中しなければ。このところ、停滞を感じている。どうにも、ほんとうにやりたいことを後回しにする性質である。やりたいことが多すぎる、というのもあるのだが。そんな感じで最近は練習を始めるのが夕方ごろになってしまっていた。当然、練習時間は短くなる。 きょうは昼ごろから既に頭痛があった。寝不足のためだと思われる。休日は睡るのが前日そこまで早くもないのに比較的早起きしがちだからである。 それに加えもう夕方なのにまだ練習をしていない。ので自己嫌悪で頭が渦を巻いてしまっていたのだが、

          ギターれんしう記#5

          星的・探索的

          きょうは星のカービィのゲームの新作、ディスカバリーの発売日である。 ということで、わたしはカービィ休暇を取った。こんなときでないと、なかなか取ろうと思わないからである、有給休暇を。 果たして、ほんとうにカービィをプレイできるかはさておき。 ダウンロード版なので、ほんとうは昨夜からプレイできたのだが、まだ体験版のミッションで未達成のものがあったので、保留していたのだった。 それにわたしはこれまで、どれもダウンロード版でソフトを購っていた。そいでこの度のカービィで本体の容量がい

          星的・探索的

          ギターれんしう記#4

          きのうと引き続き。全て音は合っている。 すぐに練習に取り掛かることができた。 これまで同様、Em、Am、E、Aのコードを懲りなく繰り返し練習する。それぞれの音を覚え込ませるようにひとつひとつストロークする。それらのコードチェンジも、まだまだ覚束ないが、最初と比べれば多少は速くできるようになったと思う。 ということで本日は新しいコードに挑戦してみた。GとDである。 Dはまだ三角形で指で押さえやすいが、Gがなかなか苦しいものがあった。だがどちらも指の位置としては覚えやすいと感

          ギターれんしう記#4

          花の季節を待つ

          ギターのチューニングをすると、全て音が合ったままだった。たいていいつも6弦が低くなっていることが多かったのだが。 そんな本日の練習は、出かけなければならないので短時間だけである。 それにしても、先のおおきな地震でも持ちこたえてくれたので、ほんとうに細君はたいしたものである。そのときは、変わらぬ姿にほっと胸を撫で下ろしたものだった。 倒れたのはほんの軽いものだけで、ほかに本など、重いものはほぼ影響がなかったので助かった。横揺れに続いて縦揺れとは、ほんとうに恐ろしい。 新幹線

          花の季節を待つ

          たべっ子どうぶつブラウニー倶楽部

          さて、チョコレェト菓子製作強化月間の最後は題の通りである。わたしはこれがずっとやりたかったのだった。 なぜ最後かと云えば、板チョコがきょうの分で最後だからである。ちなみに今回はもう在庫がないというのもあるが、胡桃はなしでつくった。ブラウニーのレシピは初回参照である。 きょうは朝から待ち構え、定期的に通っているお医者さんの予約チャレンジに成功することができた。当日予約制のため、とりわけ土曜日は予約が取りにくいのである。その予約戦争に打ち勝つことができたので、とても幸先のよいス

          たべっ子どうぶつブラウニー倶楽部

          揺らぐ足先

          あなたの魂を捕まえておきました、と淡青色の天使は云った。 しかし、いまわたしの身体に戻そうとしても、するりと通り抜けてしまって、すんなり収まってくれそうにない。だからしばらく彼に預かってもらうことにした。 中空に浮かぶ彼を、器だけのわたしは地に足をつけたまま、ただぼんやりと眺めている。その足元さえたしかなものではなく、容易く揺らいで、いまにも脆く崩れ落ちてしまいそうだ。 うすぼんやりと膜が張っているようで、脳はまるでこの世のものではないみたいだ。どこにもいない。なにもない。

          揺らぐ足先

          ガトーショコラ奮闘記#3

          春めいて来てもなお、チョコレェト菓子製造祭りはいまだつづく。 つくるのは好きだが、けっして器用ではない。レシピには忠実ではあるが割合我流の気がある。数年来お菓子をつくっているが、もともと無知ゆえいまだに多数の発見がある。 そんなわたしの試行錯誤お菓子づくり実験記録である。 いつもの通り、まずあらかじめ分けた卵白と泡立て器を一緒に冷やしておく。 前回はラウンド型を使用したが、今回は実験的に手持ちのパウンド型を使用してみようかと思う。 これにあたってこれまで使用した型の体積を

          ガトーショコラ奮闘記#3

          春待ちのうた

          やはり春の一歩手前という空気感がある。きょうは云うまでもなく、“春へとつづく桜のつぼみ”を待つ日である。 だが朝は冷えたようで、道端の日陰に薄氷が張っているところがあったので、嬉々として足先で粉砕しておいた。 さて、話を戻そう。きょうはだれもが原曲を聴くまでもなく脳内再生ができないひとはいないであろう、あの曲の日である。 レミオロメンの『3月9日』は、わたしが生徒だったころにちょうど卒業ソングの定番と化していた。事実、わたしも卒業式にうたった曲のひとつであった。 既にレミ

          春待ちのうた