マガジンのカバー画像

ギターと私と夢想と歴史

11
ギターとわたしの関連記(題中心)
運営しているクリエイター

記事一覧

巡り逢う音

巡り逢う音

ギターコードの練習をしていると、不意に、音の記憶が呼び起こされることがある。多くは、イントロ部分である。
ELLEGARDEN、BUMP OF CHICKEN、
このところ聴いていなかったアーティストばかりだが、久しぶりに聴きたくなってしまい、こうしてギターを抱えながら音楽を流している次第である。

記憶を頼りに音楽を探る。

バンドばかり聴いていたあの頃。ああ、青春である。

ELLEGARDE

もっとみる
ギターれんしう記#5

ギターれんしう記#5

もっと集中しなければ。このところ、停滞を感じている。どうにも、ほんとうにやりたいことを後回しにする性質である。やりたいことが多すぎる、というのもあるのだが。そんな感じで最近は練習を始めるのが夕方ごろになってしまっていた。当然、練習時間は短くなる。

きょうは昼ごろから既に頭痛があった。寝不足のためだと思われる。休日は睡るのが前日そこまで早くもないのに比較的早起きしがちだからである。
それに加えもう

もっとみる
ギターれんしう記#4

ギターれんしう記#4

きのうと引き続き。全て音は合っている。
すぐに練習に取り掛かることができた。

これまで同様、Em、Am、E、Aのコードを懲りなく繰り返し練習する。それぞれの音を覚え込ませるようにひとつひとつストロークする。それらのコードチェンジも、まだまだ覚束ないが、最初と比べれば多少は速くできるようになったと思う。

ということで本日は新しいコードに挑戦してみた。GとDである。
Dはまだ三角形で指で押さえやす

もっとみる
春待ちのうた

春待ちのうた

やはり春の一歩手前という空気感がある。きょうは云うまでもなく、“春へとつづく桜のつぼみ”を待つ日である。
だが朝は冷えたようで、道端の日陰に薄氷が張っているところがあったので、嬉々として足先で粉砕しておいた。

さて、話を戻そう。きょうはだれもが原曲を聴くまでもなく脳内再生ができないひとはいないであろう、あの曲の日である。

レミオロメンの『3月9日』は、わたしが生徒だったころにちょうど卒業ソング

もっとみる
ギターれんしう記#3

ギターれんしう記#3

日付が変わりそうだったので、取り急ぎガトーショコラのことだけを日記として投稿したが、ギターの練習もしたよ、という自分用の記録である。

日付が変わっているので、手短に記しておく。

ひとまずチューニングである。
いまのところ週末しか細君に触れていないが、練習する度にチューニングが早く出来るようになっている気がする。
手本の音との相違の感覚が掴めるようになってきたのだと思う。

ドレミファソラシドも

もっとみる
ギターれんしう記#2

ギターれんしう記#2

休日は寝不足になりがちである。
なぜなら、遅く寝る割に早く起きるからである。
昨夜は休日なのにお風呂に入るのが遅くなってしまったため、余計寝るのが遅くなってしまった。

とにかく早く寝れば、諸問題の改善が見込まれるのは解っているのだが、どうしても時間は悪戯に過ぎてしまうもので、それがすんなり出来るものなら何も苦労はしないのである。

などとぐちぐち云っていても仕方がない。
きょうは新しく始まったの

もっとみる
細君と嘯く

細君と嘯く

仕事を終えると、雪がかなり車に積もっていた。
とても酷い目にあった。

ところで突然だが、わたしはお嫁さんが欲しかった。

なぜなら、お嫁さん、嫁さん、妻、細君。
これらの語感が好きだからである。

とくに、夏目漱石に印象深い、細君というのはかなり憧れであった。
改めて調べてみると、本来は自分の妻を謙遜していうときの言葉らしいが、そんなことは関係なく、ただ細君という語感、響きが好きなのである。

もっとみる
ギター氏、立つ

ギター氏、立つ

午前中のうちに、洗濯を済ませた。
ニットなどの、お洒落着の洗濯である。
お洒落着の洗濯というのは、とても面倒くさい。

なぜなら、全て裏返し、折り畳んで洗濯ネットに入れるためである。
ニットならまだいいが、ワンピースなどは皺になるのを防ぐため、少なくともわたしはそうしている。

こんなこと気力があるときでないと出来ることではない。

それと昼食前にナイトキャップの手洗いも済ませておく。(これは毎週

もっとみる
ギター、そら、ゆめ、せかい

ギター、そら、ゆめ、せかい

今朝、醒めやらぬ寝台のなかでのことである。

たまたまTwitterで、ZABADAK吉良知彦さんライヴ『ギターと鈴と譜面台と私』にみとせのりこさんが通りすがる動画を見た。

日々、つらいことが多いが、そんなとき最近はギターのこと、コードのことを考える。
ギターを抱えているときの、安らぎの感覚を思い出す。

吉良さんはわたしにとって、ギターへの憧れの原点だった。

その夜、再びその動画を見ると、涙

もっとみる
ギターれんしう記#1

ギターれんしう記#1

率直に云おう。さっそく4弦が切れた。

ギター氏と出逢って後、平日は仕事が終わるのが遅いのでなかなか相見えずにいたが、この連休中は、毎日触っていた。

まずチューニングをするわけであるが、なぜかチューナーが、4弦だけ、4弦だと認識してくれないという自体に遭遇していた。

昨日連休2日目は、なんか5弦と認識されてるけど、合ってるならいいか、とそのままコードの練習をしていたのだが。

(ちなみに連休初

もっとみる
ギターと酒と誕生日と私

ギターと酒と誕生日と私

雪の降る日、アコースティックギターを購った。長年アコギを弾いてみたいと思っていたので、ようやくである。

ほんとうは、1月に購おうと思っていた。なぜなら、誕生月だから。それに何も成せないまま、25歳が終わってしまうという焦りが、わたしを強く駆り立てていた。

しかし1月は諸事情により購入が叶わなかったので、この度行動に踏ん切ろうと思ったわけである。

そんなわけで一念発起し、地元に昔からあるという

もっとみる