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日記エッセイ

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読んだ本、積んでる本、小説創作、食べたもの、作ったものについてつらつら書いている。 2021年11月28日〜12月31日の毎日日記。 2022年1月9日〜7月3日の週末日記。
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#一日一話

予想外はやってこない。週末日記 5月23日~5月29日

予想外はやってこない。週末日記 5月23日~5月29日

5月23日

 神経すり減らすことが多くて、全然集中できない。こんな状態じゃ、ライター稼業なんて不可能に近い。

 フレドリック・ブラウン すべての善きベムが を読む。ユーモア系だけど、文章に無駄がなくて、描写で読ませる(わからせる)文体でカッコいい。

5月24日

 めちゃくちゃ勉強してた。集中すると他のことに気を配らなくなるから自分的には好きな行為。

 フレドリック・ブラウン 闘技場 を読

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シリコーンの麺が食べたい。週末日記 5月16日〜22日

5月16日(月)

 プロジェクト・ヘイル・メアリー人気。この流れに乗りたいけれど、積読本がたんまりあって、本を買わないようにしている。結局買ってもすぐに読まないし。あんまりその時々の関心に流されたくない感じがある。定期的に本棚を入れ替えて、その時々の自分の関心に合わせて本を並べている。

最近読んでいるのは『植物には知性がある』。植物SF✖︎水の館(小花美穂)みたいな雰囲気の話しを書きたいのだけ

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火鍋のカタルシス 週末日記 4月25日〜5月1日

火鍋のカタルシス 週末日記 4月25日〜5月1日

4月25日 

 ネコ乱のカタルシス回だった。テーマ、ラストを決めて書き出すこと、他人が想定することをとことん考えて、あえてそれを避けることを知る。
 勝山海百合 あれは真珠というものかしら をちょうど読んで、悲劇のカタルシスとはこういうことかと腑に落ちる。『たったひとつの冴えたやり方』は、まさにそうだよな。役目と死は繋がっていて、それが分断してしまうと、読者は不信感を抱いてしまう。悲劇的なカタル

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美味しいものは救う。週末日記 4月18日〜24日

美味しいものは救う。週末日記 4月18日〜24日

4月18日
原始ハンバーグなるものを作る。いや、作ろうとした。パレオダイエットのレシピ。パレオダイエットは、原始的な時代の食事で痩せていこうというもの。基本的に加工したものは食べないので、小麦粉は使えない。代わりに山芋で繋ぐ。

 山芋ハンバーグ、きっと美味しいのだろうが、分量を間違えて、どろりハンバーグになってしまう。逃げ恥のみくりもやったワザを使う。無理矢理にカレーにするのだ。

 カレ

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モノから記憶が蘇る。週末日記 4月11日〜17日

モノから記憶が蘇る。週末日記 4月11日〜17日

4月11日
 シェアードワールド となりあう呼吸の公募に応募する。
 世界観の共有って難しい。そもそも原作も難しい作品で、急な場面転換によって頭がくらくらして読めない。それゆえに写経したのだけれど、自分なりに解釈できたのは良かった。でも自分では思い切って書けない文体だった。

 『独ソ戦』を読む。戦争を俯瞰的にとらえると地図の上に線を描くように暴力的になるのだなと。『戦争は女の顔をしていない』は感

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一日一話読んでみる。週末日記 4月4日〜4月10日

一日一話読んでみる。週末日記 4月4日〜4月10日

4月4日

 久しぶりに地元の本屋に行く。ルミネの最上階のブックファースト。今まで手帳など売ってたスペースのほかに、文具雑貨コーナーもできていた。単行本の棚が減少していて、ショックだった。SFの棚も少なくて、まぁ、ルミネならそうかってなる。でも前までは頑張って、韓国文学たくさん揃えてあったのに、やっぱり売れないんだろうか本って。ちょっとブルーな気持ちになる。新書で、『独ソ戦』と『江戸の宇宙論』を買

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