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旅のつれづれ。

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住んでいる町以外を訪れた時のお話を、プチ旅・長旅問わず写真多めで綴ります。 欧州在住のため、海外の写真が多いです。 雰囲気、人々、当時の様子などを自分の視点でひとり言っぽく。
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#ドイツ旅行

【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭2

【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭2

次のブースは、こんな感じ。
左下の池はゆらゆら揺れている。橋が絶好の撮影スポット。右側の藤棚も絶好、なんだけ照明が多少暗い。

藤棚の下の池にかかった橋を通って、建物の中へ。

この建物の中の左の壁は、人の動きに合わせて模様が動くようになっている。

外から見るとこんな感じ。

最後のブースは体育館のような部屋で、部屋一面、地面にも映像が映り、写真や絵、フランスの印象派の音楽と共に、モネの生涯を紹

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【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭1

【Mülheim/ミュールハイム】モネの庭1

インスタでたまたま見た広告。ドイツ国内の各都市移動型のイベントがあるという。
「モネの庭」を再現、じゃなくて、プロジェクションマッピングで動かしつつ、モネの庭の絵をご紹介。印象派の音楽とともにお楽しみください、というもの。
特にモネのファンというわけではないけれど、この企画がちょっと気になり、日帰りできる開催地での期間に行ってみた。

ミュールハイムという町はここから片道1時間ぐらい。

最寄駅前

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【Boppard/ボッパルト5】カルメリテン教会 

【Boppard/ボッパルト5】カルメリテン教会 

ローマ法王庁がカトリック教徒の火葬を認可してから早50年。
カトリックが多いがイスラム教徒も少なくないフランスでは、(宗教に関わらず)亡くなった方全体の40%程度が火葬、主にカトリックとプロテスタントがざっくり同比率で多いドイツでは50%強が火葬、ということだそう。

埋葬場所の問題もあり、今後ますます火葬は増えるんだろう。
肉体がないと復活の際に困る、ということで土葬もされているけれど、
土地面

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【Boppard/ボッパルト4】教区教会 

【Boppard/ボッパルト4】教区教会 

教区教会(Pfarrkirche)というのは、各地域にあるキリスト教の活動拠点で、
宗教活動に限らず地域の活動にもいろいろ貢献しているという感じの、
宗教色薄く言ってみるなら 半官半民 に少しは近い感覚なんだろうか。
教区の単位は、市政の単位と似てそうだもんな。

で、この町にもあるわけです、教区教会。
上記説明のとおり、町(村)広場といった場所にそびえ立っておりました。

真ん中(祭壇へ通ずる通

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【Boppard/ボッパルト2】隠れた名所、「蛇行するライン川」に向かう。

【Boppard/ボッパルト2】隠れた名所、「蛇行するライン川」に向かう。

急に曇ってきた。
グレーな雲は、人のことなどお構いなしに行ったり来たり。

そして着きました、リフト乗り場。

ご老人夫婦が前に。二人乗りなんだコレ。
一人で乗るとバランス悪くてグラグラ揺れてコワい。
急な誘いかけにも関わらず快諾してくれた同行者がいてくれて、
ホント良かったと思う私。(←ビビり)

さて、わたしらの番がやってきた。
ここで突然同行者がポツリ、「…私、揺れるのダメなんです…」
…な

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【Koblenz/コブレンツ4】市庁舎広場と市教会

【Koblenz/コブレンツ4】市庁舎広場と市教会

さて、教会巡りです。
特にキリスト教徒ではないが
(特別な仏教徒でもなければ何かのアンチでもなく)、
それでもヨーロッパの教会は、
見るだけで圧倒されたり感慨深いものが多く、
歴史も文化も民族の根底の何がしかも、
いろいろ含まれている気がして、
あとは(特にカトリック系の)荘厳で華美な造りに
ただただ感動する、というところもあり。

見つければ入ってみたくなるのだ。
(本来ビジターお断りな場所も多

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【Koblenz/コブレンツ3】この町散歩。

【Koblenz/コブレンツ3】この町散歩。

ここから町歩き編。(ただの町プラです)

アンティーク?な車の納車に出くわす。
シートベルトがない時代の、所謂ヴィンテージ・カーというもの。

左のディーラーのお兄さんのサイズ感からもわかるように、これ、すっごい小さいんです。
シートベルトもないし、川沿いやリゾート地をお散歩走りとか、そういう目的なんだろうな。
老後のお楽しみ?素敵過ぎる…

ヨーロッパは古くからろうそく文化でもあるし、
眼の色が

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【Koblenz/コブレンツ2】エレクトラパレスとライン川散歩

【Koblenz/コブレンツ2】エレクトラパレスとライン川散歩

コブレンツには、「エレクトラルパレス」と呼ばれる宮殿がある。
建物の中に入らずとも、敷地内を散歩したり、
併設の遊具場で遊んだりもできる。
ザクセンの最後の大司教であり、トリーア大司教のクレメンス ヴェンセスラウスの邸宅、だそう。その後プロイセン皇太子が公邸を置いたり、
現在は政府のオフィス各種があるらしい。

というわけで建物内には入りませんが、
裏側のお庭からライン川へ出てみることに。

川沿

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【Koblenz /コブレンツ1】ライン川とモーゼル川の合流点へ。

【Koblenz /コブレンツ1】ライン川とモーゼル川の合流点へ。

ライン川沿いの小さな町。
いや、小さいといえども「町」としては中規模?
(←「村」じゃない)
川も山もある町って、いいね。

ハイキングに最近ハマっているという、
以前住んでいた町のお友達が、
Boppard(ボッパルト)という町に突然誘ってくれ、急だしハイキングには正直興味ないが、たまたま空いていたし彼女に会うのも数年ぶりだったので、誘いに乗ってみた。
…まさかその後急遽いろいろ調べて数日後のホ

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