半ニート

40代後半の独身男性。都内で独居。 ここ2年以上、定職にもつかずにフラフラと日々を過ごしている。 普通に貧乏。

半ニート

40代後半の独身男性。都内で独居。 ここ2年以上、定職にもつかずにフラフラと日々を過ごしている。 普通に貧乏。

最近の記事

2020年に読んだコミックタイトルを全部晒す

書籍ばかり晒してもアレなので、コミックも晒す。 書籍よりも、より性癖に直結してそうでイヤなのだが、とにかく晒す。 これが2020年上半期に僕が読んだ本のすべてだ 順番は読んだ順。 【1月】 宮崎駿『風の谷のナウシカ』1巻 宮崎駿『風の谷のナウシカ』2巻 宮崎駿『風の谷のナウシカ』3巻 宮崎駿『風の谷のナウシカ』4巻 宮崎駿『風の谷のナウシカ』5巻 宮崎駿『風の谷のナウシカ』6巻 宮崎駿『風の谷のナウシカ』7巻 一智和智『呉井くんが宇宙人だと私だけが知っている!』 にごたろ

    • 2020年下半期に読んだ本を全部晒す

      上半期に続き、下半期も晒す。 なんでこんなことをするのかは、上半期の記事を読んでいただければと。 これが2020年下半期に僕が読んだ本のすべてだ 【7月】 小川和久『フテンマ戦記』 上出遼平『ハイパーハードボイルドグルメリポート』 河内春人『倭の五王』(中公新書) 天野彬『SNS変遷史』(イースト新書) 長谷川眞理子『モノ申す人類学』 河合敦『逆転した日本史』(扶桑社新書) 斎藤成也『核DNA解析でたどる 日本人の源流』 【8月】 篠田謙一『新板 日本人になった先祖たち

      • お笑いで用いられる「例え」が古い件について

        今年のM-1に関する評も大方出尽くした感のあるこのタイミングで、後出しジャンケンのようにM-1の話をすることをご容赦いただきたい。 今年のM-1、見取り図の2本目のネタで、モハメド・アリVSアントニオ猪木の伝説の試合が、ボケの1つに用いられていた。 実は、僕はこれがずっと引っかかっていた。なぜこのボケを入れたのか。 今年の5月にEXITの兼近が 「いま活躍している芸人たちがドラゴンボールやプロレスでよく例えるけど、若者には伝わってない」 という発言をして大いに話題になった

        • 国立科学博物館で隕石を見てきた

          今年の夏に千葉県に落ちた隕石が話題になったが、その隕石の実物を国立科学博物館で見てきた。 習志野隕石とは今年の7月に、関東地方で多くの人に火球が目撃された。 その直後から、千葉に隕石が落ちたんじゃないかという専門家のコメントが報道されたりなど、天文学界隈がザワザワし始め、 その直後、実際に隕石が発見され、国立科学博物館によって正式な発表がなされた。 この隕石の実物が、12月13日まで国立科学博物館で展示されているのだ。 日本館の3階 鉱物・隕石コーナー国立科学博物館

          佐野市葛生化石館に行ってきた

          Twitterのタイムラインに「葛生化石館がすごい」という主旨のツイートが流れてきたので、ちょっと行ってみた。 葛生化石館はどこにあるのか「葛生」と聞いても、ほとんどの人にとってどこにあるのか分からないと思う。そもそも「どこにあるのか」という問いを立てるには、「葛生」が地名であるということを知らなければならないわけだが、それすら多くの人にとっては難しいだろう。(僕も含め。) 「葛生」は、かつて栃木県の南西部にあった町の名前で、現在は市町村合併を経て佐野市の一部を構成してい

          佐野市葛生化石館に行ってきた

          渋谷の昔と今

          ちょっとした用事が幾つか重なって、今日、渋谷に行ってきた。 せっかくなのでジュンク堂に寄ったら、東急本店付近の路上で、課外授業なのだろうか、小学生達が5〜6人ぐらいでグループになって、3グループぐらいで道行く人にアンケートを取っていた。 僕も見事につかまってアンケートに答えたのだが、おそらく設問項目も小学生達自身が作っているのだろう、ド真ん中ストレートな設問が多く、曰く 「渋谷には何をしに来ましたか」 「渋谷のどんなところが好きですか」 「渋谷の第一印象はどんな感じでし

          渋谷の昔と今

          博物館をめぐる旅 6days (その9 振り返り)

          5泊6日の旅を経て著しく体力を消耗し、足腰がガタガタになったのだが、そんな旅を総括したい。 在来線普通列車での移動について今回のコンセプトのひとつである、在来線普通列車での移動。 効率よく様々な場所を訪れるためには、移動時間を削るのが合理的だ。 人類はその合理性を追求して、様々な移動手段を開発・運用し、そしていままたリニアモーターカーを建設中である。 ただ、移動時間は本当に無駄な時間なのだろうか。 僕は鉄道ファンと言えるほど鉄道に詳しいわけではないが、いろんな路線に乗る

          博物館をめぐる旅 6days (その9 振り返り)

          博物館をめぐる旅 6days (その8 旅6日目)

          いよいよ旅の最終日。6日目は豊橋市立自然史博物館から始まる。 その1からその7まではこちら。 豊橋市立自然史博物館に着くまで豊橋市立自然史博物館は非常に充実した自然史博物館だという噂を聞いていたので、せっかく東海道本線に乗って帰京するのだから、ぜひとも立ち寄りたいと思っていた。 泊まったホテルは豊橋駅前だったので、豊橋駅から電車に乗って隣の二川駅まで向かい、そこから徒歩でアプローチする。 二川駅を出ると、駅前ロータリーには恐竜がいた。 トリケラトプスも。 トリケラ

          博物館をめぐる旅 6days (その8 旅6日目)

          博物館をめぐる旅 6days (その7 旅5日目)

          その1からその6まではこちら。 旅5日目は、万博記念公園と国立民族学博物館。 国立民族学博物館にたどり着くまで茨木駅前のホテルで朝を迎えた。 前日の荷物の重さに閉口した僕は、ホテルをチェックアウトするとすぐにコンビニに向い、レターパックライトを1セット購入。恐竜博物館で購入した図説を自宅に送ることにした。 図説は、3冊合わせて厚さ3cm。ちょうどレターパックライトで送付できるギリギリの厚さ。重さにして2kg。これだけ軽くなると、かなり楽になる。 荷物も気持ちも楽になり

          博物館をめぐる旅 6days (その7 旅5日目)

          博物館をめぐる旅 6days (その6 旅4日目)

          その1からその5まではこちら。 旅の4日目は、福井で恐竜博物館と一乗谷をめぐる。 福井県立恐竜博物館福井県立恐竜博物館は、福井県が県運を賭けて取り組んだ大事業で、2018年には93万人もの人が訪れたという大盛況な博物館である。 今回の旅で訪れた博物館の中で、入場に事前予約が必要(コロナ対策での混雑緩和のために)なのは国立民族学博物館とこの福井県立恐竜博物館だけである。 東京の博物館で同じくコロナ対策を理由とした事前予約制を導入しているのは、国立科学博物館や東京国立博物館

          博物館をめぐる旅 6days (その6 旅4日目)

          博物館をめぐる旅 6days (その5 旅3日目)

          その1からその4まではこちら。 旅の3日目は金沢。 もともとは金沢に長時間滞在するつもりは無かったのだが、福井県立恐竜博物館の休館日との兼ね合いで、金沢でいろいろ見て回ることにした。(その1参照) 泉鏡花記念館金沢に立ち寄った大きな目的の1つが、泉鏡花記念館だ。 僕は高校時代の末期に泉鏡花にハマり、泉鏡花を深堀りできそうな大学ばかりを受験して、結果、卒論も泉鏡花で書いたという、泉鏡花に捧げた大学生活を送った。 そんなわけで、『文豪ストレイドッグス』の鏡花ちゃんを見る

          博物館をめぐる旅 6days (その5 旅3日目)

          博物館をめぐる旅 6days (その4 旅2日目)

          その1〜3はこちらから。 旅2日目の朝を迎え、7時40分にはホテルをチェックアウト。 そのままヒスイ海岸に向かう。 ヒスイ海岸(糸魚川海岸)翡翠を拾えるという浜辺は、糸魚川市近辺にいくつかある。 今回向かったのは、糸魚川駅から徒歩20分ほどの糸魚川海岸(通称:ヒスイ海岸)だ。 本当は、もっと西の方にある親不知海岸や青海海岸のほうが条件が良いらしいのだが、今回はそこまで行く時間が無かったので、近場で済ませることにした。 スケジュールとしては、糸魚川駅のアルプス口を9時3

          博物館をめぐる旅 6days (その4 旅2日目)

          博物館をめぐる旅 6days (その3 旅1日目)

          その1、その2はこちら。 いよいよ出発。 初日は都内の自宅を出発して糸魚川まで移動するだけ。 ただ、これが普通列車の旅だと、7時間以上の行程となる。 ちなみに北陸新幹線だと、東京駅から糸魚川駅まで2時間ちょっとで着く。時間だけは売るほどある半ニートの自分でなければ、新幹線移動が合理的なのだろう。 だけど、そんな種類の合理性を優先するタイプならそもそも半ニートなんていう生活を送らないので、僕は僕なりの合理性で、やたらたくさんの路線を乗り換えながら、ゴトゴトと低速での移動を

          博物館をめぐる旅 6days (その3 旅1日目)

          博物館をめぐる旅 6days (その2 予習編)

          その1はこちら。 さて、今回は、旅をする前の予習について。 旅をするのに詳細な計画を立てるのは無粋だ、という無頼派の皆様からすると、「予習」までしてしまう僕は無粋を通り越してバカに見えるかもしれないが、今回の旅は行き先が博物館や名所旧跡の類なので、予備知識が無いと旅の解像度が落ちてしまう。 そのため、解像度を上げたい目的地については、あらかじめ予習をすることにした。 なお、予習に興味の無い方は当記事を読み飛ばして「その3」を読んでいただけるとありがたい。 予習の効果

          博物館をめぐる旅 6days (その2 予習編)

          博物館をめぐる旅 6days (その1 計画編)

          10月から東京発の旅行にもGoToが適用されるとの報を受けて、普段ならなかなか企画しにくい地味でマニアックでタフな旅行を考えてみた。 それが、「北陸・大阪・東海の博物館をめぐる旅」である。 メインの博物館はどこなのか僕には、行ってみたいと常々思っている博物館が全国にいくつもある。だが、博物館だけを目的にわざわざ遠方に出かけるというのも、半ニートの身にはなかなかしんどい。(主に金銭的な理由で。) それが、GoToのおかげで宿代が35%引きになるというのであれば、思い切って

          博物館をめぐる旅 6days (その1 計画編)

          アルフォートを食べて脳が痺れた話

          自粛太りコロナの自粛期間中に、見事に太った。緊急事態宣言が解除された時点で、5kgほど体重が増加していたのである。 体重計は、これまでの人生で見たことが無い数値を日々更新していく。それを無為に見続け、6月を迎えた。 半分ニートな生活をしている貧乏な独身中年男性が、この上デブってしまったら、目も当てられない。 ダイエットをしなくては。 そう思い立った6月半ば。 ダイエットの方法を考えるダイエットをする方法としては、大きく分けて2つある。 1つは、消費カロリーを増やすこと。

          アルフォートを食べて脳が痺れた話