濱西邦和

プロダクトデザイナー。30歳を期にインテリア設計事務所を退職後、デンマーク留学。201…

濱西邦和

プロダクトデザイナー。30歳を期にインテリア設計事務所を退職後、デンマーク留学。2015年よりデザイン事務所を設立して、家具やプロダクトなどの商品開発、デザインをしています。

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    weave(さくら色)

    さくら色タイプの花器 【デジタルと手仕事を制作プロセスで融合した、ラタン(藤)と陶器で構成された実験的な花器。コンピューター上で自動的に生成される有機的な形状にをもとに、 インドネシアで職人が手仕事で一つ一つ編み上げたラタンと、九州の波佐見でオリジナルに焼いた陶器の組み合わせ。】 サイズ: 高さ 225mm ( ラタン 175mm+ 陶器 50mm) 素材: ラタン 無塗装 (イントネシア)、陶器 (波佐見焼) ※花は付属されません
    13,000円
    VASE by Hamanishi DESIGN
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    weave(深みどり色)

    深みどり色タイプの花器 【デジタルと手仕事を制作プロセスで融合した、ラタン(藤)と陶器で構成された実験的な花器。コンピューター上で自動的に生成される有機的な形状にをもとに、 インドネシアで職人が手仕事で一つ一つ編み上げたラタンと、九州の波佐見でオリジナルに焼いた陶器の組み合わせ。】 サイズ: 高さ 225mm ( ラタン 175mm+ 陶器 50mm) 素材: ラタン 無塗装 (イントネシア)、陶器 (波佐見焼) ※花は付属されません
    15,000円
    VASE by Hamanishi DESIGN
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    weave(なのはな色)

    なのはな色タイプの花器 【デジタルと手仕事を制作プロセスで融合した、ラタン(藤)と陶器で構成された実験的な花器。コンピューター上で自動的に生成される有機的な形状にをもとに、 インドネシアで職人が手仕事で一つ一つ編み上げたラタンと、九州の波佐見でオリジナルに焼いた陶器の組み合わせ。】 サイズ: 高さ 225mm ( ラタン 175mm+ 陶器 50mm) 素材: ラタン 無塗装 (イントネシア)、陶器 (波佐見焼) ※花は付属されません
    15,000円
    VASE by Hamanishi DESIGN

記事一覧

子供用マグカップセットの開発話 Part3

1.製造 デザインが決まり、あとは製造工程へと移っていきます。 実際に製造所がある九州の波佐見に飛び、窯元と直接ミーティングをしました。やはり職人でしかわかりえない…

濱西邦和
3年前
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子供用マグカップセットの開発話 Part2

前回の記事ではリサーチやアイディア出しといった、料理で言う「下ごしらえ』的な話を綴りましたが、ここから本番「調理」=デザイン決定までの紆余曲折のストーリーが始ま…

濱西邦和
3年前
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子供用マグカップセットの開発話 Part1

今回から数回に分けた、『arigato giving』というブランドから発売された子供用のマグカップ&プレートのデザイン開発ストーリーになります。 一年の開発期間を経てリリー…

濱西邦和
3年前
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商品デザイン開発で考えてること

独立後、初めて手がけたプロダクトであるbtrailという商品の開発ストーリーを書いていきたいと思います。 キッカケは足立区で樹脂切削会社『オーエム』の大村さんと、ある…

濱西邦和
4年前
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北欧留学で教わった大切なこと

前回の投稿でも書いたのですが、僕は30歳を期に設計会社を退職し、コネもツテもなく留学を経験し、現在のデザイン事務所を構えました。 今回は、北欧デザイン留学中のこと…

濱西邦和
4年前
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30歳からの北欧デザイン留学

はじめまして。プロダクトデザイナー濱西と申します。 初めての投稿では、僕の少し変わった経歴を紹介させてもらいます。 1.幼少期〜版画家の家庭に生まれ仕事の関係で…

濱西邦和
4年前
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子供用マグカップセットの開発話 Part3

子供用マグカップセットの開発話 Part3

1.製造
デザインが決まり、あとは製造工程へと移っていきます。
実際に製造所がある九州の波佐見に飛び、窯元と直接ミーティングをしました。やはり職人でしかわかりえない制作工程での無理や問題点が一気にうきぼりになりました。もちろん考慮してデザインしているのでさほど大きな問題点はないのですが微調整部分ほど、工程を理解しこだわることがプロダクトの生命線になると思っています。

・そうして送られてきた試作品

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子供用マグカップセットの開発話 Part2

子供用マグカップセットの開発話 Part2

前回の記事ではリサーチやアイディア出しといった、料理で言う「下ごしらえ』的な話を綴りましたが、ここから本番「調理」=デザイン決定までの紆余曲折のストーリーが始まりました。

1.リデザインその1「大人っぽいデザイン」が逆に「ありきたり感」「既視感」につながってしまっているのではないかと考え、もう少し子どもによったデザインで考えてみようと試みます。

(逆に・・・が多すぎて結局どういうことなんだ?と

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子供用マグカップセットの開発話 Part1

子供用マグカップセットの開発話 Part1

今回から数回に分けた、『arigato giving』というブランドから発売された子供用のマグカップ&プレートのデザイン開発ストーリーになります。
一年の開発期間を経てリリースとなった本製品、振り返ると開発の流れが何段階もあり面白かったのでまとめてみました。

1.与件整理
今回のプロジェクトには割と明確な要望がありました。
「子供用のマグ・プレートセットを作る」「陶器で作る」大きく分けてこの2つ

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商品デザイン開発で考えてること

商品デザイン開発で考えてること

独立後、初めて手がけたプロダクトであるbtrailという商品の開発ストーリーを書いていきたいと思います。

キッカケは足立区で樹脂切削会社『オーエム』の大村さんと、あるイベントでの出会いから始まりました。ちょうど同年代であったのもあり、加工をお願いしたりデザインの意見を求められたり、気軽に相談しあえる関係になっていきました。
会社自体は、OEM(企業からの下請け)をメイン事業とする、例えば機械の中

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北欧留学で教わった大切なこと

北欧留学で教わった大切なこと

前回の投稿でも書いたのですが、僕は30歳を期に設計会社を退職し、コネもツテもなく留学を経験し、現在のデザイン事務所を構えました。
今回は、北欧デザイン留学中のことなどを記憶を蘇らせながら書いていきます。

はじめに
留学先は試験もなく入れるホイスコーレという寄宿学校で、コペンハーゲン駅から電車で6時間、何も周りにない海辺の森の中にあります。
なんと貼紙も会話も全てデンマーク語!!初日に気が重くなり

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30歳からの北欧デザイン留学

30歳からの北欧デザイン留学

はじめまして。プロダクトデザイナー濱西と申します。
初めての投稿では、僕の少し変わった経歴を紹介させてもらいます。

1.幼少期〜版画家の家庭に生まれ仕事の関係で、幼少期の1年間をアメリカのフィラデルフィアという町で過ごしました。この町が当時は安全とは言い難い状態で、家の中で絵本を書いたり自分で遊びを作ることをしていました。思い返すと、ここでの経験が今に通じる原体験になっている気がします。

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