小原白山 Hakuzan kohara

世界を旅する写真家。作家。 20代で写真家として独立。世界を周りながら写真を撮ってきま…

小原白山 Hakuzan kohara

世界を旅する写真家。作家。 20代で写真家として独立。世界を周りながら写真を撮ってきました。 みなさまの心に寄り添ったり、ペースダウンできるようなお役立ち記事を書いていきます。 スキ&シェア&フォローしていただけると励みになります☺︎ https://mamono.love

マガジン

  • ー 読むYouTube ー『ただいま。地球』

    人気急上昇中のYouTubeチャンネル、 世界中に帰りたい場所ができる旅番組 『ただいま。地球(ただいまドットアース)』 そのライティングを手掛ける小原白山が、番組の原稿を惜しげもなく公開します。 そのまま読んで世界観を味わうもよし、番組を流しながら目を通すのもよし。 その温かい雰囲気をどうぞご堪能ください。

  • アフターコロナの旅コラム

    旅の最中に書く、短めのエッセイ。

  • メメント・モリ

    最愛の父を亡くしてひと月。 もともと予定していたインドに旅立ちます。 きっとこれまでとは違うインドに出会えるかもしれません。 生と死を想う心の旅を、父とともに、辿ります。 同じ悲しみいる方や、幸せにいる方にも、寄り添えますように。

  • 旅をして気づいた、毎日を「いい気分」で生きるヒント

    忙しい毎日、片付かない仕事、職場の人間関係、パートナーとの関係、親との関係・・・。加速し続ける現代社会に昨今の情報過多。そんな中で私たちが受けるストレスはみるみる大きくなっています。少しのことでイライラしたり、そんな自分にさらに腹が立ったり。咄嗟にぶつけた一言で相手を傷つけてしまったり。自分ってこんなに心が狭かったかなぁ、なんて悲しくなったり・・・。 「怒り」「自己嫌悪」「苦々しさ」「虚しさ」・・・。人間なら誰しもがもつ悩みかもしれません。 それでも誰しもが、「いい気分でいたい」と望んでいるはず。 そんな、日々をひたむきに生きる皆さまにお届けします。

  • ”HAVING NOTE” やってみる

    人生は「ある」にフォーカスするだけで、劇的に変化する。と聞きます。 ここではカリスマ・グル「イ・ソユン」さんに聞いた『HAVING NOTE』を実践してみます。 やり方はとてもシンプルです。 1.「I have」の項目に自分が持っているものを 2.「I feel」の項目に自分の感情を表現する だけ。 余裕があれば、そのことについての感謝や感動の言葉を付け足しても良い。 よろしければ皆さまもぜひご一緒に☺︎ (参考:『The Having』-冨と幸運を引き寄せる力- 著:イ・ソユン ホン・ジュヨン 飛鳥新社)

最近の記事

僕たちは孤独なのか。そうではないのか。

朝も昼も夜も、この街は生命の躍動で溢れています。 路面の露店、狭い路地を歩く人々、大きな荷物を乗せた自転車を押す姿、黄色い屋根のタクシー。 それぞれが自分だけの物語を抱え、自分だけの目的地へと向かっています。 それぞれが、それぞれの何かへと向かっています。 6本の路地が交わる交差点の真ん中に立つと、 無数の人生が僕の360度の視界を埋め尽くします。 そして、僕は分からなくなります。 「彼らは何を思い、どこに向かっているのだろう。」 彼らは僕と全く違う生き物で、計り知れ

    • 余計な壁をぶち壊す「インネパゼロ距離砲」

      「人と話す時、緊張して上手くいかない。」 そんな人は多いのではないでしょうか。 僕は昔からの人見知り。 小さな頃、一人でいることは天国のようでした。 大人になっても、他人との会話はまるで宇宙空間を歩くようなもので、僕にとっての最終フロンティア。いつでも緊張してしまいます。 しかし、その壁は不思議なことに、海外では消え失せます。 特にインドとネパールの人々は、僕の「天国のような個人スペース」という概念を気にも留めないようです。 たとえば、ネパールでタクシーに乗ったとき。

      • 計画失敗、人生成功。「カトマンズ、生き神クマリの祝福」

        僕の旅の予定は、出発の初日にして思わぬ変更を余儀なくされました。 霧に包まれ、遠く霞むバラナシへの道。 途方に暮れかける僕に、内なる声が囁きます。 「今回は違う方に呼ばれただけ。」 そうして、僕はすべてを手放し、直感に尋ねました。 直感が選んだのは、ネパールのカトマンズ。 しかし、今回ばかりは、それが僕の直感ではなく、もしかすると神様の声だったのかもしれません。 カトマンズの街をあてどもなく歩き回ります。 この街はもう馴染み深い場所でした。 古い寺院の影、賑やかな市場

        • 心の呼び声に従えば、たとえ計画は失敗しても、人生は成功する。「霧の向こうのバラナシと、北のカトマンズ」

          バラナシへのフライトが霧に包まれ、2日後まで欠航。 僕の予定も霧の中に消えていきました。 しかし、この予期せぬ展開が、実は新たな冒険の始まりだったのです。 僕は選択を迫られました。 果たして、時間をかけて陸路で目的地に向かうべきか、それとも違う道を選ぶべきか。 その答えは心の奥底から湧き上がってきました。 そうだ、ネパールへ帰ろう。 バラナシへの7日間の旅程は全てキャンセルとなりましたが、 僕は悔やみません。 なぜなら、人生は予期せぬ瞬間に最も美しい輝きを放つからで

        僕たちは孤独なのか。そうではないのか。

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        記事

          相手にぽかんとされない会話の仕方。

          会話の途中で急に相手にぽかーんとされて話題が急に変わってしまったこと、ありませんか? 八ヶ岳からの帰り道。 羽田空港ラウンジでのヒトコマです。 コーヒーをいただきにドリンクバーに行くと、先客がいました。 その先客とは、お母さんらしき女性と男の子。 男の子はおそらく4歳ほどと思われる背丈と雰囲気でした。 さて、その親子はドリンクサーバーの前で飲み物を選んでいます。 親子が立っているドリンクサーバーは、コップをセットしてお好みの飲み物のボタンを押すとその飲み物がでてく

          相手にぽかんとされない会話の仕方。

          グルにナンパされて気がついたこと。この世界を果物に例えたら。

          この世界を果物に例えるとしたら、あなたはどの果物を選びますか? 丸い地球になぞらえて、スイカ?(スイカは野菜!) 皮を剥いたら地球儀っぽいから、オレンジ?(経線があるっぽくないですか?) なんとなく宇宙っぽいから、アボカド?(知らんけど笑) ネパールの寺院で、とあるグルに出会いました。 綺麗に刈りそろえられた白髪と白髭。 褐色の肌に刻まれたたくさんのシワは彼の笑顔ともにさらに深くなりました。 その笑顔はとても暖かく、僕を安心させました。 インド出身だというグルは瞑想を教え

          グルにナンパされて気がついたこと。この世界を果物に例えたら。

          It is my life. -ガジュマルの下で出会った男。

          「それが僕たちの人生だ。」 その男は言いました。 ブッダが悟りを開いた地として有名なブッダガヤ。 大きなガジュマルの木の下で、僕はある男と仲良くなりました。 ヴィカラムと名乗ったその男は、英語と「アリガト」「コンニチハ」のふたつの日本語だけを喋ることができる笑顔の優しい男でした。 宿に向かう途中だった僕をバイクに乗せてくれた彼は僕をチャイに誘いました。 宿にほど近いバスターミナルに並ぶ屋台。 そこで淹れてもらったチャイを僕に手渡しながら、その男は言いました。 「これ

          It is my life. -ガジュマルの下で出会った男。

          80分の1の奇跡(ショート)

          今日もシャワーのお湯が出ない。 ガスを停められてしまったわけではありません。 シャワーのお湯が出ないのは、僕がいまインドにいるからです。 フライトがうまく繋がらなくてニューデリーのホテルにいます。 地元の人に教えてもらったホテルの名ばかりのスイートに泊まっています。 スイートです。名ばかりの。 それでも、お湯は出ません。笑 もちろんすべてのホテルがそうなわけではありませんが、 インドの宿にチェックインしたら、まずシャワーのお湯を確認してお湯が出たら「ラッキー!」的な習

          80分の1の奇跡(ショート)

          いまあなたは、どこにいますか?

          みなさま、お手を拝借。 一緒に手を叩きましょう。 (周りに人がいるときは、心の中で。) いきますよ? せーの、 バチン! 僕は先日、ある結婚式に列席しました。 その中で最も印象に残ったのは新婦側のご友人のスピーチ。 誰もが涙したスピーチでした。 新婦さんとは幼少期からの仲良しだというそのご友人は、 大人になったいまでも、その前を通るだけで涙が出そうになる場所があると言います。 それはどこだと思いますか? なんとそれは、牛丼チェーンの「すき家」の前。 悩み多き年頃

          いまあなたは、どこにいますか?

          ケーキ屋さんはなぜ潰れないのか。

          ショートケーキ数百円。ホールケーキでもせいぜい数千円。 それなのに、ケーキ屋さんが潰れない理由、ご存知ですか? 先日、僕はケーキ屋さんにいました。 家族のとあるお祝いのためにケーキを選んでいたのです。 大きなふたつのショーケースにはそれぞれホールケーキとショートケーキが色とりどりに並べられています。 僕はホールケーキの中から桜色のケーキを選びました。 ちょうどその時、入り口で扉が開く鈴の音がしました。 一人のお爺さんがお店に入ってきたのです。 真っ白な髪の毛にチェック

          ケーキ屋さんはなぜ潰れないのか。

          目の前の1秒に「欲」は存在しない。

          質問です。 日本にはあるのにカンボジアの村にはないものってな〜んだ? 村での今日の1日をご紹介するので、 ふたつの答えを探しながら読み進めてみてくだい。 今日はカンボジアの村から執筆しています。 あたりにはすっかり夜が来て、 聞こえるのは家族の話し声と犬の遠吠えと、トカゲの声だけになりました。 今朝も鶏と犬の鳴き声で目を覚まし、1日が始まりました。 一番鶏とはうまく言ったもので、毎朝明るくなる1時間ほど前に最初の鶏が鳴きだしたかと思うと、それに釣られるようにして次か

          目の前の1秒に「欲」は存在しない。

          あなたは世界に愛されている。

          あなたの「出生届」を出してくれたのは、誰ですか? カンボジアに向かう機内での出来事でした。 僕は3列シートの通路側。 そして通路を挟んだ右の3列シートは通路側にベトナム人の女性が座っているだけで、真ん中と窓側は空席でした。 飛行機は離陸予定時刻をとっくに過ぎても、まだ動き出す気配はありません。 しばらく待っていると、搭乗口の方から忙しない物音が聞こえました。 ふと目をやると、赤ちゃんを抱っこした女性が焦りをにじませながら搭乗してきました。そしてそれと同時に、機内には安全

          あなたは世界に愛されている。

          もしもあと1時間で死ぬとしたら。

          もしもあと1時間で死ぬとしたら、あなたは何をしますか? 窓の外を見てください。 何が見えるでしょうか? 窓の外に見える建物ひとつに的を絞って、それを観察してみて下さい。 建物がなければ山でもいいです。 あなたが見ているその建物(山)は動いていますか? じっくりと観察してみてください。 その建物(山)は動いていますか? きっと止まっていますね。 でも本当は違います。 地球は、およそ時速1500kmの速さで自転しています。 だから本当は、あなたが見ているその建物(山)も

          もしもあと1時間で死ぬとしたら。

          ブッダに学ぶアンガーマネジメント。怒りをクーリング・オフして幸運を引き寄せる裏技。

          「あいつ、マジでむかつくわ!!」 なんて言っちゃってるあなた〜〜! そんなことばっかり口に出すと、幸運が逃げていくそうですよ〜! いやいや、そんなこと言われても、 ムカつくものはしょうがないですよね? 腹の立つ気持ちを押さえ込んでいると逆に身体に悪いですよね? わかります。 そこで、名案です。 腹が立ったときや愚痴を言いたくなったとき、 それを吐き出したあと付け足せばすべてをなかったことにできるある言葉をお伝えします。 その言葉とは、 「まぁ、わかるけど・・・(

          ブッダに学ぶアンガーマネジメント。怒りをクーリング・オフして幸運を引き寄せる裏技。

          未来のエネルギーで今日を生きれば、理想の未来は叶う。

          まずは、こちらの写真を5秒間ご覧ください👇 5秒間ですよ? 5・・・ 4・・・ 3・・・ 2・・・ 1・・・ はい、タイムアップです。 さて、ここでクイズです。 Q. 写真の中に、飛行機は何機あったでしょう? 画面スクロール禁止ですよ笑 どうですか? 「いやいや、そんなんいきなり言われても・・・」 ってなりませんでしたか?笑 では、今の経験を踏まえて もう一度、下の写真を5秒間ご覧ください👇 素直な気持ちでご覧くださいね。 5・・・4・・・3・・・2・

          未来のエネルギーで今日を生きれば、理想の未来は叶う。

          きっと幸せになれる。1日たった数分の習慣。

          問題です。 人間がたくさん集まってもできないのに、 たった一人ならできること、 な〜んだ? 僕たち人間の骨の数は、およそ200個と言われています。骨の中にある骨髄では、しきりに細胞分裂が行われています。分裂を続けた細胞はやがて、赤血球・白血球・血小板の三種類の血球に成長します。そして、それらは血管に送り込まれます。血液の誕生です。 身体が血液を作るために必要なのは、タンパク質や鉄分、葉酸などだそうです。それらを利用して、人間の身体は毎日毎日休むことなく血液を作り続けてくれて

          きっと幸せになれる。1日たった数分の習慣。