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きっと幸せになれる。1日たった数分の習慣。

問題です。
人間がたくさん集まってもできないのに、
たった一人ならできること、
な〜んだ?

僕たち人間の骨の数は、およそ200個と言われています。骨の中にある骨髄では、しきりに細胞分裂が行われています。分裂を続けた細胞はやがて、赤血球・白血球・血小板の三種類の血球に成長します。そして、それらは血管に送り込まれます。血液の誕生です。
身体が血液を作るために必要なのは、タンパク質や鉄分、葉酸などだそうです。それらを利用して、人間の身体は毎日毎日休むことなく血液を作り続けてくれているわけです。

一方、現代の人間の科学では、白血球の代用物質を作ることはできても、赤血球と血小板を作ることはできないそうです。
目の前にクロマグロや小松菜、アスパラガス、豆腐があっても、科学的に血液を作ることはできないのです。(白血球の代用物質が作れるだけでもすごいけど。)

世界の発電のほぼ40%を占めている火力発電は、石炭を熱で燃やしてタービンを回す発電ですが、さらに詳しく見れば、炭素を分解して二酸化炭素へと再結合させる際に起きるエネルギーの差分を電力としてプールするという方法です。
ちょっとよくわからないですよね。笑
なにしろたくさんの賢い人たちが頭を捻って開発した偉大な発電方法ですからね。
でも、僕たちの豊かな生活を支えてくれている英知のひとつと言っても過言ではないこの火力発電でさえ、そのエネルギー効率は55%程度と言われています。

一方、僕たちの身体の中の発電所であるミトコンドリアでは、呼吸によって得た酸素と食事によって得た糖を使ってエネルギーを作り出します。
そして、そのエネルギー効率はなんと100%に近いと言われています。

人間の身体って、まるで未来生命体のようですね。
世界中の英知が集まってもできないことを、当たり前のようにやってのけてくれているのが、僕たちの身体なんです。

ということで、冒頭の質問をもう一度。

人間がたくさん集まってもできないのに、
たった一人ならできること、
な〜んだ?

正解は、
血液を作ること。
ほぼ100%の効率でエネルギーを生み出すこと。
です。

さて、本題はここからです。

あなたは、こんなにも素晴らしく尊い存在であるご自分の身体に「ありがとう」を伝えていますか?

僕たちの身体はいつ何時でも休まず働いてくれています。

あなたがどうしようもなく疲れている時も、失恋で沈んでいる時も、仕事のことで怒っている時も。どんなときでも我慢強く血液は作られ、心臓は身体中にそれを送り届けてくれています。呼吸だって続けてくれます。
寝ている間も同じです。

身体はあなたのことを想っていつも働いてくれています。

あなたのために一番近くで働いてくれている存在、それがあなたの身体なんです。

なので、1日を終えて眠りにつく直前の数分だけでも、あなたの体に感謝を伝えてみては?
これが今日の本題です。

ご著書『水は答えを知っている』で有名な江本勝さん。彼の実験では「ありがとう」と声をかけ続けた水は決まって美しい結晶を作るのだそうです。

僕たちの身体の60%が水でできているならば、「ありがとう」と伝えることで、身体はきっと喜んでくれるはずです。
あなたの身体の中を顕微鏡で覗いたとき、細胞たちがキラキラと輝いていたらと思うと、ワクワクしませんか?

想像してみてください。
あなたはいま、1日を終えて布団の中にいます。
難しいことは全部明日に回して、あとは寝るだけ。
今日はもう何もしなくていのです。何も考えなくていいのです。

冬ならば、ふわふわの毛布に身を包んでとても気持ちがいい。
極寒の世界から離れて「ここは天国かもしれない。」なんて思ったりする。
夏ならば、少し開けた窓から入ってくる涼しい風が心地よい。
虫の音が聞こえてきて、「ああ、秋が来るんだな。」なんて思ったりする。

「ああ、しあわせ〜。」という感情が湧き上がってきます。
「このままずっと生きていたい。」という感情が湧き上がってきます。

今この瞬間を生きていることに、感謝の気持ちでいっぱいになります。

さぁ、まずは5回ほどゆったりと深呼吸。
身体がくつろいできたら胸のところに手を当てて、
「今日もありがとう。」
と声に出してみましょう。

今日もあなたを生かしてくれた自分の身体に、精一杯の感謝を伝えましょう。

具体的なことを3つほど挙げてお礼を言ってみるのも良いでしょう。

「脚さん、今日も立ち仕事がんばってくれて、ありがとう。」
「心臓さん、今日も休まず栄養を送ってくれて、ありがとう。」
「右目さんと左目さん、今日も素敵な景色を見せてくれて、ありがとう。」

1日を振り返って些細な感謝を見つけましょう。

そうすれば、身体中の力がスッと抜けて、なんとも幸せな気分に包まれるはずです。

あなたが今日も生きることができたのは、あなたの身体のおかげです。
働き者のあなたの身体を、寝る前にしっかりと労ってあげましょう。

誰でも褒められると嬉しいし、やる気も湧いてくるものですよね。
それは、きっとあなたの身体も同じことです。

ぜひ、試してみてくださいね。
そうすれば、きっと幸せな毎日が訪れることでしょう。

本日も文末までお付き合いいただきありがとうございました。
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それでは、また次回。

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