ベッドのおすすめ新習慣
こんばんは。
みなさま、今日もお疲れ様でした。
この記事はぜひとも寝る前にお読みください。
今日は「いい気分で生きるためにおすすめな寝る前の習慣」についてお話しします。
それは、寝る前のひとときに自分の体にありったけの「ありがとう」を伝える習慣です。
* * *
あなたはご自分の体に感謝をしていますか?
意識してそれをしている方は、意外と少ないのではないでしょうか?
自分の体って当たり前にここに存在していますし、生まれてから今までずっと一緒にいますからね、いまさら感謝を伝えるなんて奇妙な話に聞こえますよね。
わかります、とても。でも、少し想像してみてください。
* * *
例えば、スーパーに買い出しに行かなくてはならないとします。
あなたは、きっと心で思うはずです。
「あ、夕飯の買い出しに行かなきゃ。」
そして、体を動かして、スーパーまで向かいます。
「お米がなくなったんだった。」
あなたは心で思います。
そして、陳列棚に手を伸ばしてお米を担ぎ上げます。
僕たちは、まず「心」で考えます。次に「体」がそれに応えてくれます。
何をするにも、「心」が最初。そして「体」が動いてくれる。
重たい荷物を持つものも、面倒な作業するもの、残業も、接待も、子育ても、家事も・・・、すべてにおいて同じ順番です。
こう考えると、「体さん、ありがとう。」って少しだけ思えてきませんか?
* * *
人間は生まれた瞬間からさまざまな「分離」が始まるようですが、幼少期になると、心と体が分離し始めるそうです。
例えば、「アンパンマンみたいに空を飛びたいのに、飛べない。」と分かり始めるのも幼少期中期の頃。
「心」では空が飛べると思っているのに、「体」では飛べない。
例えば、50mを5秒で走りたいのに走れないのも同じ。「心」では「5秒出す!」と思っているのに、「体」がうまくついてこない。
(*トップアスリートはこの分離を超越して、心と体を統合できているとも言えます。)
このことに気づき始めるのが幼少期中頃で、それを「体との分離」と呼びます。
* * *
前置きが長くなりましたが、どうやら僕たちは「心」と「体」を別物として捉えているようなのです。
そうであるならば、「体さん」を別人格として、今日の感謝を伝えたって良いのではないか、というのがこの記事のポイントです。
* * *
ここからはその具体的な方法です。
まずは、仰向けに寝転びます。
一番楽な姿勢を取りましょう。
軽く目を閉じて、深い呼吸をゆっくりと繰り返します。5回ぐらい。
心が穏やかになってきたら、体の各部分に意識を集中させていきます。
そして、「ありがとう」を伝えましょう。
「右手の親指さん、ありがとう。」
「右手の人差し指さん、ありがとう。」
というように。
その際、その部分がしてくれたことを一つだけ思い出すもの良いです。
例えば僕の場合、右手の人差し指さんは今日もカメラのシャッターボタンを押しまくってくれましたから、そのことに感謝を伝えます。
「ドアノブを回してくれた」「エレベーターのボタンを押してくれた」「車のアクセルを踏んでくれた」など些細なことで大丈夫です。
この要領で、体のすべての部分に感謝を伝えます。
* * *
こうして体をスキャンしていくと、時には不調に気づくこともあります。「肩が痛いなぁ。」「ふくらはぎが張ってるなぁ。」という具合に。
そんな時は、その不調に優しく寄り添ってあげましょう。
「そうだよね、今日はずっとデスクワークだったもんね。ありがとう。」
「そうだよね、立ち仕事を頑張ってくれたもんね。ありがとう。」
という感じです。
ただし「ごめんね。」は言わないようにしましょう。それでは結局、体を責めてしまうことになりますから。
体の不調も、病気も、すべてが自分の体です。
自分の体の中に意地を張ってふてくされた3歳児がいるようなものです。
しっかりと寄り添ってあげましょう。
* * *
僕たちの体は「目に見える世界」と「目に見えない世界」の合流点です。
僕たちの目に見えない考えや想いを目に見える形にしてくれるのは、どんな場合でも自分の体です。
ですので、そんな体を愛で包んであげましょう。
せめて、寝る前のひとときぐらいは。
それはとても贅沢な時間です。
寝落ちしてしまっても大丈夫ですよ。
* * *
これをするのとしないのでは、翌朝の目覚めが変わってきます。
みなさまも、ぜひともお試しくださいね。
本日も文末までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
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