はきだしゆらと

地方→浪人→Fラン文系大→日系最大手→外資系大手コンサルのアラサー: いいねやコメント…

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地方→浪人→Fラン文系大→日系最大手→外資系大手コンサルのアラサー: いいねやコメント、フォローいただくと励みになります。 思いつきに一発書きで、資料も思いつきでその場で作るので、誤字脱字等は気が向いたらチョコチョコと直しています。

マガジン

  • 0からのデザフェス出展

    本記事は、2021年11月のデザインフェスタvol.54と、2022年11月のデザインフェスタvol.56(以下、デザフェス)にうっかりブース出展してしまった、哀れな現役外資系コンサルタントの趣味の記録と考察です。

  • Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

  • 本の紹介(ネタバレ少)

    読んだ上でおすすめの書籍を出来るだけネタバレを省いて、少なく抑えて、紹介します。 ぼくなりの良本、是非一度立ち読みでもしてみてください。 一人称は、ぼく。なるべく素直な気持ちで。

  • 1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

    地方出身・1浪・Fラン私立文系の私が、現役就活生時代に人気企業トップ5に常に入っている超人気企業へ総合職採用されるまでの体験記を綴っています。 辛口な内容も含めますが、特に私と似たプロフィールの方が陥りがちな穴をどう攻略できたか、参考程度に読んでいただければと思います。 一人称は私。なるべく事実や実態に即した内容を意識して綴ります。

最近の記事

スペインで遅い夏休み

飛行機に初めて搭乗したのは、19歳の時だったと思う。福岡へ、LCCのスカイマークに乗った。 一人で手配し、ガラケー時代で知識も何もなかった私は、なんとなく4、50分前くらいに空港にいって、預けなくてもいいサイズのリュックを預けた。本当に全くの偶然で、同じ専攻の熊本出身の同級生が同便に乗るために並んでいて、一緒に福岡でラーメンを食べた後、2、3日くらい後に熊本のご実家に泊めてもらった。春休みに、九州を一周する旅に出たのだった。 初めて海外へ行ったのは、21歳の頃だっただろうか

    • 上から見て、全てがわかった気になっていた話

      他人をとか社会を、とかではなく「自分自身」のことなのだが。 20代、私は、自分自身をコントロールできていると考えていた。そして、自分をコントロールし、真摯に、熱心に取り組みさえすれば、身の回りことは、なんでも何とかなると考えていた。20代が終わる頃、そう甘くはないという事が起きても、理性的には理解できても、または、行動して対処をしていながらも、心の奥底では認めたくなかったのだと思う。 無理なことは、無理だ。でも、1つ2つ諦めたところで、それが何だというのだ。私が勝手に想像し

      • ローカルメディアのつくりかた:人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通:本の紹介(ネタバレ少)

        タイトルだけを捉えると、いわゆるハウツー本かな、と思うだろう。ぼくもそう思った。しかし、少し読んでみると、その手の本とは違うことに気づく。そして、読み物としての面白さがあり、「へー」とか「ふふふ」みたいなリアクションが出てきてしまう。 情緒的な語りもあれば、案外鋭い考察もある。アカデミックなタイトルと、レトロ感のある表紙から、この内容は「言われてみれば、たしかに」といった程度の整合性はあるものの、「読まなきゃわからない」のである。 本書は、国内の様々な種類の「ローカルメデ

        • 祖父の他界

          祖父が他界した。 3連休の最後に葬儀がある。1年前からの計画を崩し、キャンセル料や取り消し・譲渡不可のチケットを無駄にして、更に交通費を数万払って帰省して、香典を持って、手伝いやら参列やらをすることにした。火葬は朝早くからであり、僻地のため前泊も必須だ。厄日での葬儀となる。 祖父が他界した。 ここ数年はアルツハイマーで施設に入っていた。 特にこの3年はコロナ禍もあり、面会はあまりできなかった。何度か玄関で顔を見て挨拶をすることができた、そんな程度だったが、顔が見られて嬉しか

        スペインで遅い夏休み

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        • 0からのデザフェス出展
          5本
        • Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省
          5本
        • 本の紹介(ネタバレ少)
          6本
        • 1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで
          15本

        記事

          [0から始めるデザフェス出展]5.いよいよ本番!当日の流れとポイント、持ち物

          1.当日の流れ①当日の大まかな時間割 私の場合は車で移動しました。 自宅から出発 09:00 会場付近到着、搬入口へ車で並び始める 09:30 搬入 10:00 駐車 10:45 移動~陳列完了 11:00 開場(販売開始) 18:00 徐々に片付け始める 19:00 片付け開始 19:15 撤収開始 →2024年は「1時間前倒し」になりました! ②駐車場~搬入 車で移動する場合、事前に駐車券を購入(2,000円/日ほど)します。 荷物等の搬入は、搬入口付近に一時駐車

          [0から始めるデザフェス出展]5.いよいよ本番!当日の流れとポイント、持ち物

          [0から始めるデザフェス出展]4.売り方と価格・ブースの検討

          1.売り方の検討①試作品と想定客層を見比べる 試作品は完成し、運が良ければ売れるかも、といったレベルにはなりましたが、当初設定したターゲットに実際に購入していただくためのハードルを再度考え直します。 デザフェスの会場では「衝動買い」と「アイキャッチ→出展者と対話→納得して購入」、「目的にあった品目を吟味して購入」等、百貨店や家具店の様な、提案の末に購入される様な流れが多い様に見受けられます。 先の記事でも触れたように、ニッチ層やアート、デザイン、カルチャーに傾倒している(目

          [0から始めるデザフェス出展]4.売り方と価格・ブースの検討

          [0からのデザフェス出展]3.既存商品を研究する(プロトタイプ制作編)

          1.既存商品の分析①商品候補を挙げてみる 多くのデザフェス出展者の場合、既に商品がある方や、商品化手前のアイディアがある方、商品となりそうな制作物がある方、または、販売活動を通してPRしたい意匠(要はイラストや世界観等)や技術等がある場合がほとんどかと思います。私の場合は、そのどれもありませんので「どんなものなら作れそう&売れそうか」を並行して考える必要性をがありました。 絞り込みの方針や、ターゲットの調査に加え、2020年当時はコロナ禍の真っただ中だった為、「ターゲットの

          [0からのデザフェス出展]3.既存商品を研究する(プロトタイプ制作編)

          [0からのデザフェス出展]2.ペルソナ像を具体化してみる(マーケティング編)

          1.ターゲットの購買行動を探る①店舗に出向いて調査する 大まかに属性や方向性が設定できたものの、具体的な商材に絞るまでは全く至っていません。 私自身は、ターゲット層の趣向性とやや被る程度の男性であり、ターゲットの趣向がほぼ分からない or 大きく勘違いをしている可能性があります。こうした、初めてのマーケットや商材選びで間違えてはいけないことは「無知の知」だと思っています。知らないことを前提に、なるべくフラットな目線を心がけて、仮定のニーズを探る作業に入っていきます。 私は

          [0からのデザフェス出展]2.ペルソナ像を具体化してみる(マーケティング編)

          [0からのデザフェス出展]1.客層を考える(マーケティング編)

          1.商品も技術も無い!ので、マーケティングから入ってみる①出展者の属性や目的 前回の記事にてご紹介した通り、私は普段何の創作活動や販売もしていないどころか、絵心すらない素人のアラサー会社員です。 当然ながら、何か販売できる商品も無ければ、作る技術も、そして、表現したい!という様なパッションもありません。 ※イベント後、執筆中の現在も表現に関するパッションは特にありません。 本当に何もないので、先ずは「扱ってはいけない商材」を決めることにしました。本末転倒な話なのですが、「

          [0からのデザフェス出展]1.客層を考える(マーケティング編)

          [0からのデザフェス出展]0.はじめに

          1.本記事のご紹介①本記事の概要 本記事は、2021年11月のデザインフェスタvol.54と、2022年11月のデザインフェスタvol.56(以下、デザフェス)にうっかりブース出展してしまった、哀れな現役外資系コンサルタントの趣味の記録と考察です。 普段何の創作活動や販売もしていないどころか、絵心すらないアラサー会社員が「面白そう!とりあえず申し込んでみよう」と気軽にポチった結果当選してしまいまい、てんやわんやになりながら毎週末を捧げた顛末を記します。 結論、私としては色々

          [0からのデザフェス出展]0.はじめに

          コンプレックスの連鎖と貧困問題

          僕は、沢山のコンプレックスを持っている。 プロフィールには、聞かれてもいないのに「Fラン大」とか、「一浪」だとか書いている。 子供の頃はよくいじめられたし、横に広がる体型や、事あるごとにくしゃみが出やすいアレルギー体質だとか、出自だとか、あるいは運動センスだとか、もうどうにもならないことばかりが、心の深いところに刺さって離れない。理屈ではない。 僕が務める外資系コンサルなんて、学歴に誇りを持っている人ばかりだ。学歴どころか、医師・弁護士・会計士etc...難関国家資格ホルダ

          コンプレックスの連鎖と貧困問題

          4.他社牙城への取り入り方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          やることは簡単だ。「めちゃくちゃ通ってアピールし続けること」。これに尽きる。だが、会ってもらうだけではなく、契約や購入につなげるには、ルールがある。この4点は絶対と言っていいほどに外してはいけない。 ①競合他社の悪口や悪評を話してはいけない なんなら、社名でさえ言うべきではない。会話相手の決裁権のある無しではなく、相手先様は現在、その会社にお金を払っているのだから、満足していようがいまいが、マイナスな事は言うべきではない。仮に事実だとしてもだ。 ②平伏するような気持で、

          4.他社牙城への取り入り方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          3.営業先の考え方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          思ったような職場ではなく、配属からずっと辛い日々を過ごしてきたが、ようやく「自分の仕事」ができるチャンスを与えられた。新規営業である。だが、都会と違って地方の極小箇所では、思いつく様な仕事は既に先輩の誰かがやりつくしていた。当然、競合他社も居て、真っ向勝負では勝てない。 私は若気の至りで「この箇所で一番の数字を獲得してやる」と息巻いていた。オススメはしないが、自爆営業(自身で購入し、数字に積み上げる)できそうな商材や、邪魔にならない商品を知人に買ってもらう、みたいなことは、

          3.営業先の考え方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          2.配属直後のギャップの苦しみ方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          数日前見たネット記事では、大学職員が「何もやることが無く、上司も暇そうなので辞めた」とか書いてあった。大学職員にどんな希望を見出して入社されたのかは定かではないが「何をいまさら」といった感じだし、恵まれた職場で、空いた時間を生かせなかったことを棚上げにしているな、と感じざるを得ない。 よく、配属されて数か月の新人が「思っていた仕事ではない/聞いていた話と違う」とか「もっと活躍できる場がある」とか言って、辞めていく例を耳にする。すべての人や職場に当てはまるわけではないが、大な

          2.配属直後のギャップの苦しみ方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          1.新入社員研修の過ごし方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          入社時、総合職同期の中で私の学歴は下の下だった。数百人の同期が国内外から集められ、会話した中で一番だと感じたのは、欧米の大学院卒。以下、国内大院卒や東大も居た。文系の営業会社である。 会社に入って初めて受験したTOEICでは、満点が片手では収まらなかった。 しかし、研修初回の社内試験が実施されたところ、意外と成績は上の下くらいだった。私は安堵した。だが、その後、私は自分の今後の組織での身の振り方を考えることになる。私より点数が低かった、高学歴諸兄がすさまじく不機嫌になった

          1.新入社員研修の過ごし方:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          0.はじめに:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省

          会社に入ってから、様々な苦労や試練、あるいは、理不尽や苦痛があると思う。しかも、報われるかどうかは全くわからないし、リーマン然り、コロナ然り、或いは自然災害然り、圧倒的に歯が立たない外的要因で、すべてがパー、みたいな事はザラだと思う。 単に思ったようなスタートを切れず、または失敗して気力が減退している方や、人間関係等、仕事以外と思われるところで悩んでいる方もいるだろう。 説明会でキラキラしていたはずのアラサーくらいの先輩社員が浮かない顔で働いていたり、目指すべき、管理職の

          0.はじめに:Fラン卒が業界最大手で最年少社長賞をもらうまでの成果と反省