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1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

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地方出身・1浪・Fラン私立文系の私が、現役就活生時代に人気企業トップ5に常に入っている超人気企業へ総合職採用されるまでの体験記を綴っています。 辛口な内容も含めますが、特に私と似… もっと読む
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記事一覧

14.内定/内々定を獲得したら: 1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

内定/内々定をこれからもらう予定の方は、一旦過去の私の記事か、新聞通読をお勧めしたい。または「モチベを上げたい!」と思っている方は読んでいただいても構わないが、内定/内々定が出ないからといって、自分を卑下したり、イライラしないでほしい。実は出会いとタイミングが原因だったりするし、あなたのせいだとは限らないからだ。

私の場合、大学3年の12月にサイトオープンをして、3月に志望業界1社、他業界1社か

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13.役員や社長面接の心構え:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

選考が進むということは、少なくとも人事担当者はあなたの味方になっているということだ。
人事担当が推してくれたおかげで、3次、4次や役員、最終と進む。

ただ、新卒採用の場合は各部門長や人事が「欲しい」と思っても、よほどコネや特殊スキルがあったり、抜群に我が社に合いそうな奴ではない限り残ってきた学生諸君の差はあまり付いていないことが多い。難関企業で合格基準が90点以上なんて場合は、より差は出にくい。

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12.実施が早い選考での実戦で学ぶ&磨く:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

書類と面接内容が固まってくれば、あとは実戦慣れをしていって、より就活を自分のモノにしていくのみだ。私の場合は、焦ってクリスマスに登録した説明会の企業から始まり、志望業界でも中堅以下の企業に一斉にエントリーを仕掛けた。
と言っても、2月初旬〜3月初旬にかけた期間で、実際に訪問したのは10社程度だった。希望する業界6社、それ以外4社といった内訳で、後の選考結果は3社内定(正確には内々定)、2社は途中で

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11.個別企業説明会で赤っ恥:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

旅の恥はかき捨てだが、企業面接や説明会だって同じだ。思っているよりあなたのことなんて、誰も見ていないからだ。この就活の目的は「内定を得ること」であって、説明会で隣に座った素敵な方とLINE交換をしたり、グループになった二度と会わない人々の印象や顔色を伺うことは、別にしてもしなくてもいい。
未だに準備ができていない私は、説明会に行くたび「他の学生はなんて聡明なんだ...敵わない...」と思っていた。

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10.企業選びと企業研究:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

・自分なりの「フレッシュマン像」の輪郭がはっきりしてきた

・エントリーシートや自己PRを迷わず書けるようになった

何も作らない素の自分(本当の自分)でやっていけるほど民間企業は甘くないので、そんなものは一旦、大学の教室に置いておいて欲しい。企業だって、まだ内定すらないあなたには「素の実態」は見せないし、相手の方が上手だ。それに「合致した!」と思った企業だって、勤務して少しすれば「辞めたい、辛い

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9.ES=面接:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

私の記事でエントリーシートの項目が嫌に長くて具体的だ、と気づいた方はどれくらいいるかわからない。なのでこの辺やっとで書いておく。ESや自己PRの作り込みが勝敗をほとんど決めているのである。

そして、就活サイトや企業によってそのフォーマットは異なっている。聞き方が少し違うのだ。単純な「自己PR」や「つよみよわみ」から、「あなたが苦労してそれを乗り越えたことは?」などがある。インターンにいって情報を

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8.ESのポイント:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

自分一人でESや自己PRを作るには限界を感じ、挫折感を感じつつも、めげずに勇気を出してキャリア相談員のオジサンに相談したところ、ソッコーでカウンターを受けた私。就活生は、ストレスと不安でただでさえ弱っているのだから、キャリア相談オジサンはもっと優しくしてあげて欲しい。学費から給与を摘んでいるくせに!と、当時は本気で思っていた。流石に今はそこまで甘くは無いが、就活生諸君のナイーブな心は私も痛いほどよ

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7.ES推敲開始:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

大学の試験も落ち着き、ポチポチとウェブエントリーをしていた企業の説明会日程が入り込んできた。私は、覚悟を決めた。そう、赤ペン先生の添削内容に立ち向かうのだ。当時からすでに8年経ったいまだに手元にあるのだから、無くすはずがない。

私はまず、極めて素直に添削コメントに頷いた。そして、秋の自分を恥じた。無対策の私が、合説で見た同世代の黒子の群衆に敵うわけがない、とやっと気づいたからだ。そして、もう一つ

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6.SPIと新聞に着手:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

SPIとは、スペシャルプラクティス&インタラクティブの訳で、全ての経団連加盟の日系企業の筆記共通試験のことだ。もしあなたが、この情報に惑わされたになら、あなたはこの様な嘘に引っかかってはいけないし、普段からもっと情報の真偽や自身の英語力を疑うべきだ。尚、SPIが何の頭文字なのかは私も初めて考えた事なので、ぜひコメント欄で教えて欲しい。

要は筆記試験には違いないのだが、現代文・数学・英語の3科目で

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5.募集が早い企業がある:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

サイトオープンと初の合同説明会を終えた私は「就活が始まった」と本格的に実感した。そして、とてつもない恐怖を感じた。当たり前だが、あんなにたくさんの就活生がいる。しかもスーツ姿でみんな賢そうだ。二浪マーチさんと同じ土俵で戦うのは、本当に恐ろしい。しかも自信満々だったESの模試は真っ赤に染められたままだ。私は、とりあえずビール、の感じでとりあえずゲームを3日ほど繰り返したあと「サイトでも見るか」と思っ

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4.合同説明会 :1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

合同説明会とは、人材各社が新卒見込みの「採られたい大学生」に向け「採りたい企業」を集めて開かれる、とされる、マッチングイベントだそうだ。人材各社の本音は、主語が逆なので学生諸兄は気をつけたほうがいい。

なんとなく「合説は一回くらい行った方が良さそうだが、1人じゃ不安」だと思っていた私。友人の2浪マーチさんと電話をしていた流れで「ビックサイトの合説に一緒に行こう!」と誘ってみた。2浪マーチさんは「

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3.エントリー?応募? :1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

就活サイトに登録した私は、希望の業界(金融だとか、食品だとか)と職種(営業?事務?BtoB?)にひとしきりチェックを入れ、気になる企業のページを見ていた。この辺りでようやく「一般職:ゆるふわ」、「総合職:ガツガツ」というイメージと言葉の一致ができた。イロイロと求人ページを見始めたのは、12/1のサイトオープンに対して12/3の登録で力尽きた後の、12/5くらいだったと思う。4/1から就活が始まると

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2.サイトオープン :1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

2014年新卒入社を決めた私の頃は、3年の12月1日に「サイトオープン」、4年の4月1日から「就活解禁」だった。大学生の就活は新卒一括採用。企業はその方が様々な手間が省け、大人の事情が通る。主に経団連が「今年はこんな日程で」と、開始日を決めている。学生は就活波に乗らねばならないし、乗ったほうがハッキリ言ってお得だ。あなたの時期はいつか、ニュースを見てチェックしてほしい。決まっていれば、ググれば簡単

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1.ES模試の挫折:1浪Fラン文系の私が超人気企業に潜り込むまで

すでに就活を始めているならば、エントリーシート(ES、いーえす)ご存知だろう。志望理由書、でも同じだ。

私は大学3年の秋に知った。それまで、音ではなんとなく聞いたことがあったが、実態は定かではなかった。きっかけは「どうやら就活が始まるらしい」とゼミの情報通な知人に聞いたからだ。しかも「500円払うと今度学内で実施される模試が受けられるらしい」ときたもんだ。私の理解はそんな程度。すでに大学2年から

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