どうか、家族を苦しめる、無敵の人の倒し方を教えてください。
■助けて、、と絞り出す
なぜ、苦しめる側の人権は保護されるのに、苦しめられる側は保護されないのでしょうか。
働かず、私に金の無心をしたかと思えば、自分の人生の恨みつらみを吐き捨て、着信拒否をして、私の結婚式にも出なかった、派遣をこじらせた引きこもりの無敵の人は、むくむくと育っていた。
かたや私は、東京の片隅で必死に自分の生活に明け暮れならがら、父と母にはたまに連絡し、時折、姉の様子が心配で様子を聞いたり、もう大人なんだから決して支援しないように、自立させるようにと伝え続けた。
最初は自分が何とかすると言っていた母も、
いつしかわかったような顔で
「大丈夫、分かってる。支援してないよ。お姉ちゃんも自分で頑張らなきゃね。仕事見つけたみたいよ」
母っ子だった私は、そんな母の言葉を信じていた。
でも、全て嘘だった。
中卒の父や母が、必死で働いて
今までためたほとんどの財産が、
無敵の人の手に落ちた。
80歳をとうに過ぎた母に、月に20~40万円を仕送りさせて、働きもせず40代も半ばを過ぎても大都会の月9万円のワンルームマンションに籠城し続けてできた、無敵の人だ。
毎日、母に
「お前は狂っている」「お前が幼稚園の時に●●したせいだ」と
数千文字の恨みつらみのメールを送り続け、
1分間に数十回のコールを繰り返し、
予定を読み上げさせて監視した。
気丈だった母も、これには参っただろう。
ついには、コロナで気分転換の外出も断たれ
認知症状が出始めた時期の母に
容赦なく畳みかけるように連日、
数十万~数百万のお金を何度も何度も小分けにして
振り込ませていた。
昔いた姉という生き物は、父や母の人生を吸い尽くし
恨みを吐き続けて、母をよすがにする、無敵の初老の女になっていた。
母のためにと、壊した体に鞭を打って、東京から郷里に通い、
認知症の症状が出始めて病院に行くためとこれからのための整理で
色々確認のためにメール内容や着信履歴、口座情報を取り寄せてみて
初めて分かったおめでたい私は、絶望した。
■「8050問題」の現場、母親の業が育てあげた無敵の人
「学はないが、オラは寝ずに頑張ってきた。お前たちは大学へ行け」と300万を切る年収で家族を支え、自分たちは始末しながらためてきていた、老後のための大切なお金を、母は私や父に黙って、姉に送り続けていた。
悲しかった。
姉の呪いを全て受け止めてきた母。姉からのメールは、年老いた母のガラケー画面を真っ黒に何スクロールも埋め尽くす。
「生活が苦しい、歯の矯正をしないとご飯が飲み込めない、死んでしまう、私がこうなったのは全て狂ったお前のせいだと、お前が間違っている、電話に出ろ、お前はクズだ」と呪詛のように、繰り返し続ける。
電話も、日に何百回もかけていた。
私が認知症の病院や諸手続きのために帰省した時も、母が電話に出なければ1分間に数十回の着信をし、私が出ると、ガチャ切りする。
もう40代も半ばを過ぎた働きもせず部屋にこもる初老の女は、毎日毎日母にだけ連絡を取り続けていた。無限の時間は強い。
狂っている。
母は自分のせいだと思い込み、或いは子ども可愛さに送金していた。
そして、気づいた私が母が振り込んだ、二人の老後の資金を追求しても、「知らない」、「お前は精神科に行け」、「社会的にお前なんて信用が無い」、「気持ち悪い」で、大声で別の話をまくしたて、人を攻め、だんまりだ。
■無敵の人が、家に潜り込む
東京で嫌なことから全てに目を背け、遠くから人を非難し、金を無心してきた。そんな、無敵の人は利己主義の権化らしく、母が入院させられそうになり、自分への送金を調べて止められそうになって、異様な姿で目の前に現れた。
2022年、真夏の炎天下さなか、つばの大きな帽子に、大きなサングラス、マスク、半袖の下に異様な色の長袖を着込み、黄ばんだ白い手袋をつけ、私が大学時代履いていたスカートを履き、その下には銀色のスパッツ、そしてスニーカー姿で、一言も発することなく母の病院に来た。
誰から見ても、あきらかにその空間だけ異常だった。
そして、医者やケアマネジャーに挨拶するでもなく、母との会話しかしない。そんな姉の最終形態に吐き気がした。これが自分の姉だったものだと。
■泥棒が話し合いでお金を返すなら、警察はいらない。
警察に相談しても、家族間のことは介入してくれなかった。
地域の相談窓口もお手上げだ。たとえ、数百万円を高齢者から詐取したとしても、調べても貰えない。
困っていると連絡をよこした母に、私が送った10万円ほどの母の生活費が、家に郵送された直後に、姉によって奪われても。
母から私のSOSの電話がきて、「ねぇ、返してよぉ」と母が追いすがるのを、姉は金切り声で「触るな汚らわしい」「私のだ」という声を聞きながら、警察に通報しても。だ。
家族で話してくださいの一点張りだった。
こんなに、おかしいことをされても、
私は、無敵の人を家からひきずり出すことすらできない。触れば傷害と言われかねないのだそうだ。
泥棒が話し合いで返すなら、警察はいらない。
家族だと、子殺しの刑が軽かったように、
治外法権になるのは何故なんだろう。
■相談をすれども、すれども、あるのは絶望感・・
住民票を10年以上前から更新しておらず、住所を放棄している無敵の初老の女には、実家の地域福祉は手が出せない。無敵の女の住所は、母の宅配便の送付記録にすらない。最新住所は母にも教えていなかったからだ。だから、
住所を割り出せない。
酷い大喧嘩で、ガラスの割れる音もしたので通報して警察が来た時、万に一つの望みをかけて、身分証を見てくれと頼んでも、見てくれなかった。
「警察の仕事じゃない。言われたからって、我々は言うことを聞いて確かめる必要はない。第一お母さんが本人だと証言している」だそうだ。そこに居合わせた人がAだといえば、免許も確かめないのが警察なのか、とも思った。
住民票がなく、住民税も払わず、父と母のお金でのうのうと暮らしてきたのに、何も罰せられていない。贈与税すらも、無視だ。毎日、コロナ禍も崩した体をひきづって、必死て働いてきた私とは、大違いだった。
高齢で働くこともできない父や母のお金を取り返すすべは
現時点では見当たらない。どうしたらいいのだろう。
本人に言っても、全く話が通じない。口座記録のコピーがあってもだ。
■無限の時間で、ヒトの生活を踏み荒らす
持病持ちのコロナハイリスクの高齢な母のワクチン接種すら、かかりつけ医に電凸するデンパな無敵の人は、あらゆるところに、長時間のクレームの電話を入れ続ける。時間は無限にあるから。
こまった医療機関や地域の看護、母、父からはこちらに連絡が来る。
「助けてくれ」「力を貸してください」「なんとかしてください」
でも、
私も体を壊しており、自分だけでも精いっぱいだし、
新しくできた家族にも、かなり無理をいってつきあってもらったが、
これ以上、迷惑はかけられず、板挟みで、苦しくて仕方ない。
たとえ、電話で何とか現地をなだめようとしても、無駄話と肝心なところで弱い父では無敵の人とは遣り合えず、認知症を患い始めている母はなおさらだ。
涙ばかりでる。
この数か月迷惑ばかりかけてきた
新しい家族からは、ついに「家を捨ててくれ」とも言われた。
ささやかな幸せすら、無敵の人は土足で踏み荒らす。
家族を思うほど、絶望と不安でいっぱいになる。
家族を踏みにじる初老の女のせいで、
私は家族を捨てなければいけないのか。家を捨てれば、いいのか。
■無敵の人の人権>>やられる側の人権
無敵の人は、母と離れなくていいように、母をコントロールするために。大声で、母の異常さ、父のおかしさ、私への罵詈雑言を続ける。何時間も。周囲が根負けする、解決策を提案しても埒が明かないと。
医療保護入院すら、かなりのハードルだという。
誰の目から見ても異常でも、
医療にアクセスさせることが難しい。
人権があるから。
「ケーキを切れない少年たち」という漫画を見た。
もし、早くに医療にアクセスさせられたら、犯罪は起きなかったのではないかとも思う。被害者は被害を受け人権どころではないが、加害者の人権は守られる。
こんな人権擁護は、インテリの遊びにしか見えない。
こんな人権保護は無くすといった方が、選挙は勝てませんか?
どうか政治家の人、変えてください。
家族だから、家族で話せといわれても
身の内に、犯罪を犯す無敵の人がいた場合、
どうすることができるのでしょうか。
無尽蔵に投げつけられる根拠のない罵詈雑言と妄言と、
離れていく周囲の支援に
理性がある方が、ボロボロになるしかないのか。
だれが、家族間のいさかいを裁いてはいけないと決めたのか。
その妥当性が見いだせない、当事者だから。
何かが壊れる前に、
誰かが壊れる前に、
助けて
泣きながら一人でつぶやいている
大切だったものを、守りたいだけなのに。
でも、正直、もう疲れたと
何かを手放しそうな、自分がいる。
姉は、就職氷河期の真っ盛りに社会に出て、壊れた。 でも、それはきっかけでしかなかった。 心配していた対象が、どす黒く変質し、その後醸成されてきた無敵の人は、 もう別物でした。家族のことは家族で、は無理です。