25年前から歌い継がれるGLAY代表曲「HOWEVER」とC/W「I'm yours」を、改めて私の視点で考えてみた。
8月6日は、1997年にGLAYが12枚目のシングル「HOWEVER」を発売した日です!
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「HOWEVER」についてお話します。
<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>
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【GLAY「HOWEVER」とは?】
25年前の1997年8月6日発売GLAYの12枚目のシングル。オリコン初登場1位を獲得(当時ドラマのタイアップも)GLAYの歴代シングルで売り上げ4位にランクイン。
その年の主な音楽系の受賞歴は、
・第30回全日本有線放送大賞 大賞受賞
・第48回NHK紅白歌合戦に初出場
・第39回 日本レコード大賞 優秀作品賞(アルバム大賞には「BELOVED」も)
いわゆる「短冊CD」と呼ばれる縦長のケース。
ジャケット写真は横長の写真が展開(なんと広げると裏面と繋がっていて全身が見える仕掛けがあったとは知らなかった)
ファンではない方も「GLAYといえば」の代表曲。以前の記事でも少しだけ書いたが復習しながら改めて深堀していく。
以前の記事では名曲とは何か自分なりに考えた。誰もが知っている歌い継がれる曲は、それぞれの「思い出」と一緒に「HOWEVER」が存在する。
中にはGLAYではなく、カバーやCMや時にカラオケやラジオで知る人もいると思う。
GLAYの一番売れた青いベストアルバム「REVIEW~BEST OF GLAY」の発売時のメンバーによる曲紹介でTAKUROさんは、
と語っていた。25年経った今その言葉通りに歌い継がれ愛される名曲に。
また3年後、2000年発売の赤いベストアルバム「DRIVE~GLAY complete BEST」発売時にJIROさんは「HOWEVER」について心境を語っている。
(※当時の投票結果で1位に。「HOWEVER」は他のベストアルバムでも選ばれている)
そのほか、2010年8月「日清カップヌードル」CMソング(MVに合わせて「替え歌」をTERUさんが披露)でも使われた。
色んなミュージシャンにカバーされたり、TERUさん本人が友人のお式で歌ったりも(DAIGOさんと北川景子さんのときに歌ったという話も)
GLAY25周年ベストアルバム「REVIEW Ⅱ~BEST OF GLAY~」のCMでは「いつかのメロディ。いつものメロディ。」というキャッチコピーと、北川景子さんの歌う「HOWEVER」が披露された。
【1曲目「HOWEVER」】
GLAY公式HPに残っているTAKUROさんの当時のインタビューによると「ロンドンのSUGIZOさんちで留守番してるときに書いた曲」だそう。
同じインタビューでTERUさんも「珍しく歌詞もあった」と語っていた(確か函館のG4 Spaceに飾ってある)
この機会に歌詞を自分なりに考えてみる。冒頭では2人の登場人物が「この場所」で「歩き出す」ところから始める。
この場所「で」なので、歩くのは実際の道ではなく2人の門出だろうか。
最後の「暗闇を駆け抜ける勇気を」という部分は個人的に好きな部分。
悩んでいる時も「あなた」が勇気をくれた。
そして物語は一番の聴きどころの有名なサビへ。
TAKUROさんの才能が爆発。
「絶え間なく注ぐ愛」=「永遠」
言葉で伝えられないくらい愛しい人へのメッセージが続く。
このあと2人の思い出(出会いと恋した瞬間、喧嘩や遠距離?)を振り返る歌詞が続く。色々あったけど「やっぱり2人がいいね いつも」と。
寂しかったのだろうか。
「出会うのが遅すぎた」「二人の遠回り」「傷つけたあなた」
もしかして、相手には誰か別の人がいた?
それとも2人のすれ違いが多かった?
物語はクライマックスへ。
過去も今も未来も全部受け止めてくれる。
そして2人で「ゆっくりと歩き出す」
そんな希望を感じて曲が終わる。
「HOWEVER」は一般的には「しかしながら」と訳されるけど、先日のJIROさんレギュラーラジオでは「ところがどっこい」と訳すファンがいてリスナーに笑いを誘っていた。
意外にもGLAY公式HPに残っていた当時のTAKUROさんインタビューを読むと、
若さ溢れるインタビュー。
確かに歌詞の内容も素敵だけど、ピアノやストリングスや特徴のあるサビのメロディやTERUさんの歌い方に心が揺さぶられる。
心に響くTERUさんのロングトーンには気持ちがこもっていて未来へ続く「愛」が伝わってくる。また副詞の単語であるタイトルも「その先」を感じることができる。
それが「HOWEVER」が愛される理由でもあるのではないだろうか。
あくまで個人の感想なので実際とは異なる場合があることご了承を。
「あなた」はどう感じただろうか?
ライブではアコースティックverも。今回はハイコミツアーでのTERUさん弾き語り映像を。
【HOWEVER (HIGH COMMUNICATIONS 2003)】
【2曲目「I'm yours」】
作詞作曲TAKUROさん。
レア曲だが20万人ライブ「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」ではアンコール1曲目に披露された(発売された映像ではカットされ幻に。ビデオやDVDでの収録できる尺の問題だろうか)
最近では「GLAY MOBILE Presents 10th Anniv. Tour 平成最後のGLAYとChristmas 2018 ~SURVIVAL~」で本編最初の1曲目で久しぶりに披露しファンを驚かせた。
「HOWEVER」とは一転。曲の前半では「アレも コレも 愛も」欲しがって色々と振り回す「彼女」のことを面倒くさいと歌っている。
それでも最後には、
「今夜 世界は 僕たちの為にある」って凄い。全体的に不思議なロックサウンドで「君に夢中」と伝える歌。
TERUさんの声も少し若さを感じる気がする。
曲の最後の「ただそれが言いたいだけ」の歌い方もカラオケなどで歌っても気持ちがいい部分。
ミディアムバラードの「HOWEVER」と一緒のCDに入っているのが面白い。
大ヒット曲のカップリング曲だけど、知らない人もいるかもしれない。
楽曲は各種サブスクや、以前の記事で書いた「GLAYアプリ」でも聴くことができる。
【もし今年「HOWEVER」MVを作るなら】
最後にちょっと想像してみる。
もし2022年にMVを作るなら?
「HOWEVER」MVのサビ部分はあまりにも有名(真っ暗な場所で演奏や「TERUポーズ」で熱唱)
実はそれ以外の部分には、広大な自然や当時の都会の街の人々(犬の散歩や新聞配達やプリ機など)が映っていて時代を感じる。
歌詞とリンクして「慣れない街」のようにも思える。
もし2022年の「HOWEVER」を撮るなら、どんな映像になるだろうか。
マスクをしている?ディスタンスをとっている?
このご時世だからこそ、身近な愛情を描く?
想像は広がる。
GLAYのMVには時代を反映した映像作品がいくつかある。
時代は変わっても、曲は人々と共に歩みこれからも成長していく。
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ここまで、ありがとうございます!
それでは、またここであいましょう。
第96話【25年前から歌い継がれるGLAY代表曲「HOWEVER」とC/W「I'm yours」を、改めて私の視点で考えてみた。】
完
<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。
noteを始めたもう1つの理由。
全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)
ラジオを聴く人が増えているってホント?
10代にも「ラジオ沼」が。
あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?
GLAYがエンディングテーマ曲「クロムノワール」を書き下ろした「WBS」で「防災ラジオ」特集が。
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<「note公式マガジン」に掲載されました>
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