大人のための物語
週末や祝日は、過去の読書ブログからの転記が多くなってしまいますが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
2009年10月20日に投稿したブログより。
通好みをしそうな渋い大人の雰囲気が漂ってくる一冊です。
名前のない食堂に集う月舟町の住民の何気ない会話の連作集。
意味のない会話自体がお洒落ですし、この本を読んでいるということ自体がお洒落をしているような錯覚に陥ります。
表紙のとおり、闇の中でもホッコリとした明かりが漏れ出すような、登場人物の会話からほのかな温かみを感じる物語です。
大人らしさとか、お洒落らしさを少し計算したいしいしんじみたい、と言ったらイジワルでしょうか。
今日も読んでくださいまして、ありがとうございます。
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