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意外なほど正当な続編
ゴーストバスターズ/アフターライフを観ました。
大して期待をしていなかった分、予想を上回る展開にてとても面白く観ることができました。
第一作目と二作目を現役で観てきた世代のため、過去作品を想起させる演出なども多く、そうしたネタ探しも観る楽しみのひとつでした。
第三作目は、女性陣が主人公となり、またこれまでの監督は製作に回ってしまい、続編ではなく「リブート」だということで観る気が失せていました。
リブートとは再起動の意味。
再起動とは、フィクション作品において、シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すことを意味する用語。
第四作目となる本作は、意外なほどに真っ当な第二作目からの続編となっています。
奇しくも監督は、第一作目、第二作目の監督の息子さん。
そして、本作の主人公は過去作品の主人公の孫という設定。
何よりも第三作目の撮影の前に亡くなってしまった主人公のうちのひとりであり、共同脚本家であったハロルド・ライミスへのオマージュ感が凄いです。
最後に「ハロルドに捧ぐ」と表記されるのも、そりゃそうだよなと納得の展開となっています。
その監督や演者たちの逝ってしまった仲間に対しての思いを感じて、これまでのファンはホロリときてしまうはずです。
往年のファンは期待しないで観てみると、結果満足すると思いますよ。
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